過去の私と今の私~「子どもを預ける」ことへの考え方の変化~
今日は、運転免許証の更新に行ってきました。
講習の部屋に入って講習が始まる前に、
「5年前もこの部屋来たなぁ」と、5年前を思い出していた私。
当時、生後5か月の娘を抱っこ紐に入れて、
一緒に免許証の更新へ行ったのですが、途中で娘が泣いてしまい....。
参加している人に申し訳ないという思いでいっぱいになり、別の部屋へ移動させてもらいながら、あやして講習を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
その過去を振り返る中で、「なぜあの時、娘を誰かに預けられなかったんだろう?」と、過去の自分のことを考えていました。
預けることへの罪悪感と不安
過去の私は、子どもを誰かに預けることができませんでした。(夫すら不安だったし、遠慮していた…笑)
なぜなら、
「私と離れると子どもは可哀想」
「預ける人にも子どもにも申し訳ない」
という罪悪感があったからです。
そして、「子どもを誰かに預けて、私がいないところで子どもに何かあったらどうしよう」という不安も、常につきまとっていました。
不安があったり、申し訳ないという気持ちがあったからこそ、育児を極力人に頼らないでいよう!というスタイルを貫いていた過去の私でしたが、、
今の私は!!
自分のための時間を作るために、
子どもを預けることができるようになったのです。
それも過去の私には考えられないほどで(笑)
義両親や夫に子どもを預けて仕事をしたり、
Max3泊4日で、東京へ学びに行くのもできるようになりました。笑
(2024年は、学びのために5-6回は東京や神戸に毎回お泊まりで行った!)
この自分の変化が起きた背景には、
いくつかの大切な気づきがありました。
夢中になれることがあることを見つけたから
私が子どもを預けるようになった大きなきっかけは、
「自分が夢中になれることを見つけた」ことでした。
過去の私は、悲しいほど….無趣味でした。笑
特に好きなことや夢中になれることもなくかったからこそ常に、子どものことばかり考えていました。
だからこそ、
まだ起きてもいない余計な心配をしすぎたり、
不安にばかりなっていたのだと思います。
そんな私が夢中になれるくらい好きなことを見つけられたのは、コーチングを受けたことがきっかけでした!!
コーチングを受けて、自分のことを知るために自分と向き合っていくうちに、少しずつ自分の好きなこと、夢中になれること、自分らしさが見えてきました。
私が好きなこと、夢中になれることは、
【心の仕組みを知る】【自分を知る】ということが分かり、
さらに、私がしたいことは、
自分の身近な人、大切な人、私と同じような悩みを持つ人に、【私が学んだことを経験を元に他者に伝える】ことだと、コーチングで明らかになりました。
そして、あんなに自分1人で
何でもやろうとしていた私が、、、、
人に預けることができなかった私が、、、、、
自分が夢中になれることを見つけたら、
自然に「お願いします、どうしても行きたくて」と夫や義両親にもお願いできるようになりました!!
そして、私が子どもを夫や義両親に子どもを預けられるようになったことで、次のようなメリットに気づきました。
• 子どもを預けてリフレッシュすることで、私のメンタルが整うこと。
• 自分の時間を持つことで、私の心が満たされること。
・私の心が満たされることで、イライラする時間が減って、子どもや夫に優しくできるようになったこと。
• 子どもが私以外の人と関わる機会を持てることで、私が教えられないことを教わったり、学ぶ機会になり、社会性が育つこと。
• 義両親が喜んで子どもと過ごしてくれること。
• 私がいないことで、子どもが自立していくきっかけになること。
これらの気づきは、私が自分のための時間を持つことの価値を教えてくれました。
「母親らしさ」への思い込み
過去の私は、「母親として、子どもを預けるなんて失格だ」という無意識の思い込みに縛られていました。
その理由を掘り下げてみると、それは私が育った環境の影響が大きいと気づいたのです。(無意識は恐ろしい)
私の母はよく、「お母さんは、あなたたちを置いて飲みに行ったことなんて一度もない」と話していました。
確かに母は、私と弟を最優先にしていて、家にいないことはなくて。
お酒を飲む人ではなかったこともありますが、夜だけでなく、私が学校から帰って母が家に居ないということも、ある1日以外(父が白血病だと発覚した日)なかったほど。
そんな母の姿を見て育った私は、
子どもを第一優先にして家を空けないことが母親であり、自分の私用で預けることはしないのが母親であって、それが「母親のあるべき姿」だと思い込んでい
たのです。
母の自己犠牲を見て
しかし、私の母はいつもどこか満たされない顔をしていました。
働きたい気持ちを抑え、専業主婦として家族を優先する日々だったようで。
私が、聞いてほしい話があって話しかけても空返事だったり。
(しかし、この寂しい思いを何度もしたことが、私が人の話を聞くことを大事にしたいと思ったきっかけ。話を聞く力を高めたい、傾聴を大事にしたいと思ったこと、私が人の話を聞く姿勢、コーチとしての在り方につながっているので、今では感謝している!)
毎日辛そうな表情をしていることが多くて、
最終的には心身ともに不調を抱えるようになりました。そして今でも10年以上、自宅で闘病中で、、
母の自己犠牲が、結果的に母自身を苦しめていたのだと思います。
私が選んだ「母親の姿」
私は子どもたちにも、自分を犠牲にして母親らしく振る舞う」姿ではなく、【自分の好きなことを大切にしながら、活き活きと自分らしく輝く母親の姿】を見せたいと思うようになりました。
そのためには、
子どものためにと思うことが、必ずしも最善とは限らないということを認識し、私自身が自分の好きを大切にしながら、心も体も元気で、子どもに笑顔で接すること。
それが、子どもたちにとって一番大切なことだと今は感じています。
これからも「自分らしい母親」であるために
過去の私は、罪悪感や不安に縛られていましたが、今の私はそうではありません。
子どもを預けることに罪悪感を抱かず、自分を満たす時間を持つことで、結果的に子どもにも良い影響を与えられると確信しています。
これからも「自分らしい母親」でいるために、
私自身の夢中になれることを追求しながら、子どもとの時間の時も大切にして、笑顔で過ごしていきたいと思います。
あなたも、自分を大切にすることを忘れずに。
自分が幸せでいることが、きっと子どもや家族の幸せにもつながりますよ。