集まって顔を合わせたい、という人たちと、画面越しでも良い、という人たち。
どちらが良いとか、そういうのはないと思うのですが、この記事を読んで、私も前々から温めていた気持ちを整理しようかなーと思いました。
集まって顔を合わせたい、という人たちと、画面越しでも良い、という人たち。どちらも良い面・悪い面があって、一概にどちらが良い、とは判断できないなあと考えていました。なので、人に合わせて、「そうだよね」と言う係になっていました。集まって顔を合わせたい人とも、画面越しでも良いという人とも、一緒に仕事をしたことがあるので。どちらの意見も、「そうだよね」という気持ちでした。
画面越しで仕事をする時間を重ねていくにつれて、ふと思うことがあります。会社に属している意味というか、意義というか。そういうものが少しずつ薄れていっているのを、自分の中の感覚として感じることが増えてきました。元々ひとつの会社に属して、会社でできることに尽くす、というのが私のスタンスでした。
しかし最近は、画面越しで良いよね、という風潮の強い界隈にいるせいか、ほとんど自宅で仕事をするばかりで、集まって顔を合わせる、ということがほとんど無くなりました。無くなったおかげで、沢山”無駄”とされてきた時間が"有意義"な時間として増え、その分仕事や、プライベートに充てられるようになったと感じます。
そしてふと思うんです。「会社に属する」ということは大切なんだろうか?
私は、画面越しで仕事をしていると、チームメンバーと一緒に、何かを作り上げていく感覚というのを、ほとんど感じないなあと思います。私は「会社」という存在に対して、そういった部分を魅力だと感じて、属していたんだと思います。
会社に属さず、フリーランスとして仕事を請けた方がお給料は比較的あがります。お給料だけでいえば、私は間違いなくフリーランスになっていたと思います。でも私の優先順位の一番は、お給料じゃないから。誰かと一緒に、信じる方向へ作り続けていくことが好きだから、会社に属するということを選択しています。でも、最近はそこが薄れてきてしまっていて、悲しいなあと思います。
今所属している会社の人たちは、割と集まって顔合わせて仕事したいよね、という人が多いので、ちょっとだけホッとする気持ちもあります。でも通勤は面倒くさいよなあ。という気持ちもあります。人間って難しいですね。こういうのに正解はないし、自分で決めていかないといけないんだなあ。あ〜あ、誰か決めてくれたらいいのに。そして、責任を負ってくれたら尚良いのに。そんなわけで、今日もお家で仕事をします。