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地理の勉強が楽しくなるヒント

あなたは社会や地理の学習が好きですか?
それとも、暗記するものが多くて難しいと思っていますか?
小学校の社会の授業から高校の地理、そして大人になっても地理の勉強で学習したことは生活や趣味で大いに役立ちます。
今回は、地理の学習が苦手で悩んでいる方も、地理が好きな方も読んでいただけたら嬉しいです!


①地理とわたし
私は小さい頃から社会科が好きで、地元の農業や特産品、人口・面積などの統計データの資料をよく読んでいました。
身近な地域の特徴について知るのが楽しく、次第に他の都道府県や世界の国々にも興味が湧いてきました。

地理が好きな私は地図帳を見る機会も多かったのですが、私は国や町の「形」にこだわりがあり、細長い形の地域より円形に近い形の地域を見るのが好きでした。
例えば、国ではフランスやブラジル、都道府県では岡山県などが円形に近くて美しいと感じていました。

また、テレビや本、インターネットなどで目にした風景や耳にした音楽が好きになり、「○○のような場所に身を置きたい、行ってみたい」という感情から、特定の国や地域について知りたいと思い、地図で確認したり、農業や工業などの産業や人口、歴史について調べるようになりました。


②学際的な地理
地理には大きく「人文地理」「自然地理」「地誌」の3分野に分かれます。
人文地理では、地域の経済や社会・文化・歴史・政治があり、
自然地理では、地域の気候や植生・土壌・地形があり、
地誌では、特定の地域の構造や地域性があります。

人文地理は「歴史や公民」の授業、また「経済学や社会学、文化人類学、歴史学、政治学、行政学」と関わりが深く、
自然地理は「理科」の授業、また「気象学や植物学、農学」と関連があり、
地誌は、授業・学問ともに広い分野で関わりがあります。


③地理と生活
地理の知識があると住まい探しも楽しくなります。

大学や専門学校への進学を機に上京したいという方であれば、東京のどこに住むと良いのか、考えられると思います。

住まいを選ぶ基準としては、例えば大学に近い、駅から徒歩5分以内といった利便性を重視する方は多いと思います。一方で住宅の周辺環境には目を向けているでしょうか?

実際に住んでみると道が狭い、人通りが深夜まで多い、自転車移動しにくい、治安が不安、高い建物が多くて洗濯物干しが大変・・・など住んでみないと分からない点は意外と多いものです。

私も目黒区と埼玉県に滞在したことがありますが、目黒区のマンションでは深夜まで人通りが多く、自然が殆どないと感じ、埼玉県のマンションでは通勤路の道で狭い道があり、人が来たらどうしようと、毎度不安になっていました。

最近はグーグルマップの地図やストリートビュー等で映像を交えて町の様子を見ることができるようになりましたが、地域の土壌や歴史などを知り、実際に足を運ぶことで、自分に合う地域なのか見極められるのではないでしょうか?

④地理の勉強が楽しくなるヒント
あなたは興味のある国や地域はありますか?
または、いつか行ってみたい・住んでみたい場所はありますか?
もし、片方でも「はい」という方であれば、地理の勉強を好きになるチャンスがあります。

自分の興味のある地域の特徴について調べることは、その地域の個性を知ることができます。
私は心理学も好きなのですが、人にはそれぞれ個性があるように、土地にもそれぞれ個性があります。
地理を学ぶことで、土地の性質を理解し、その土地で暮らす人々の営みも知ることができます。

一人でも多くの人が地理の学習を楽しむことができたら幸いです!
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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