中国旅行記〜①北京・天壇公園〜
本記事では中国の首都、北京旅行での体験を紹介します。
まずは「天壇公園」から。
天壇公園とはどんな場所?
天壇公園は北京の南部に位置し、明から清時代の皇帝たちが祭祀を行った場所です。
この公園は世界遺産に登録されており、北京の象徴としても知られています。天壇公園の見どころは、「圓丘壇」「皇穹宇」「祈年殿」という3つの壇と建物。現在、これらを含む一帯を「天壇公園」と呼んでいます。
天壇公園は見学するだけでも非常に興味深いですが、中にはさまざまな不思議な現象が起こる場所もありますので、それを体験して楽しむこともできます。
例えば、「圓丘壇」の中央にある「天心石」の上に立って声を発すると、大きなこだまが返ってきます。
また、「皇穹宇」を囲む「回音壁」では、壁に向かって話した声が反対側まで届きます。
さらに、「祈年殿」の階段そばの敷石では、手をたたくと段数に応じたこだまが返ってきます。
これらのスポットは、天壇公園の建築や構造によって生み出される音響効果から生まれる現象ですが、それを理解していても不思議な感じがします。
また、それぞれの場所には逸話も存在しているので、現地ツアーに参加してガイドと一緒に回るとさらに楽しむことができるでしょう。
天壇公園への行き方・入場料金
アクセス:地下鉄5号線の「天坛东门」駅から徒歩約5分
入場料:10元。観覧料は20元
開園時間:6:00~20:00であり、観覧は8:00~17:00まで
観光体験(主に写真)
筆者が北京を訪れたのは、2月の真冬。
事前にきいた情報だと、冬場はとくにPM2.5がひどいとのことでしたが、空が見えたので、それほどひどくはありませんでした。
こういう緑と青の装飾に北京ぽさをなんとなく感じました。
祈念殿はそこそこ大きく、外装・内装共に歴史を感じる建物でした。
祈念殿から圓丘壇へは少し歩きます。
南北につながるこの通りを「丹陛桥」といいます。
回音壁は、壁に向かって話した声が反対側まで届くとのことでしたが、実際はよくわかりませんでした。
まとめ
ここでは中国の歴史や文化に触れるだけでなく、美しい景観や神聖な雰囲気も味わうことができます。天壇公園は広大な敷地を持っており、散策しながら自然や建築物の魅力を楽しむことができます。
天壇公園は観光客にとっても魅力的な場所です。そのため、多くの人々が訪れますので、混雑することもあります。観覧時間帯や季節によっては、待ち時間が発生することも考えられますので、早めの訪問がおすすめです。
天壇公園は北京の歴史と文化を体験する上で欠かせないスポットです。中国の古代の栄光や宗教的な信仰を感じながら、美しい景色を楽しむことができます。ぜひ訪れてみてください。
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