医療なんてそんなもん(1)
現在、腎不全にて週3回、透析をしている身としては、
医者に対して言いたいことはたくさんあります。
透析とは、腎臓が働かないので、
フィルターにて老廃物とか水分を血液中から取り除く作業です。
大体、週に2~3回、3時間から4時間かけて作業します。
医療と言えども、企業と同じ、利益の出し方が異なるだけで、
顧客もいますし、経費も掛かります。
病院はサービス業と何も変わりません。
サービスの違いで、人が死ぬことがあると言うだけで、
サービスを提供して、対価を得ているのです。
しかし、「医は仁術なり」と理念を掲げる病院は多いですが、
一般の企業と違い、「顧客第一」とはなりません。
なぜでしょう?
顧客の要求より、延命がメインだからじゃないかと思います。
交通事故などの場合はそうでしょう。
現在の終末医療などは違います。
それなのに、高齢者医療は、
いまだに延命第一と勘違いしている医者が多いと思います。
なので、やっていることがちぐはぐになります。
もともと、心不全で心臓の動きが悪いので、不整脈も出っ放し、
その為、時々、心筋梗塞を起こし、ひどいと肺に水が溜まります。
透析の先生にも何度も言っているのですが、
腎不全が原因で肺に水が溜まっているのではなく、
心筋梗塞が原因で肺に水が溜まっていると思うと
言っても聞いてもらえません。
医者が見ているのは、血液データとレントゲン写真で、
患者の意見でも、患者の生活でもありません。
元が技術屋なので、人間の体もシステムとして見ています。
幾ら、数値が良くても、日常生活が出来ないのでは、
意味が無いと伝えても、数値が悪いので、
もっとドライウエイトを減らしましょうと言うばかりです。
肺の下の方が水がたまり、白く映っています。
心筋梗塞がおきる前には、肺の中はきれいです。
素人は口を出すと言わんばかりの医者です。
まず、患者の言葉を聞かない。
長く生きるよりも、日常生活を長く続けて、
出来るだけ悪くなる時は早く悪くなり、
すぐに死んだ方が良いと思っていると言っても、
悪くならないように治療しようとします。
誰も、迷惑をかけてまで、長生きしたくはありません。
医者は学校を卒業すると、企業に勤めることなく、医者になります。
これも、医者が間違うことの要因だと思います。
高齢者医療は仁術ではなく、サービスです。
高齢者医療は特別なことではなく、サービス業なのだ。
ここのところ、透析中に急激に血圧が低下して、気持ち悪くなったり、胸が痛くなることがありました。
血圧が95/65 脈拍が56 成人男性の血圧や脈拍ではありません。
透析の医者が、循環器内科に行きなさいと言うので、11月9日カテーテル手術をしている病院に行ったところ、11月12日にカテーテルで検査をして、悪いところがあれば、その場で対応、ステントやバルーンなどの対応をすることになりました。
入院治療になります。