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楢崎龍の日記 元治元年皐月四
元治元年皐月四
宮部さまから、五日ならいけるとの返事をもらい、
言伝を頼み、働いていると、
龍馬さまが岩扇にいらっしゃった。
すぐに、北添さん達のお部屋に案内したら、
龍馬さまを囲んで飲んでいらっしゃる、
たのしそうな顔を見たら、微笑んでしまった。
龍馬さまが急にデートしようと、言いだして、
無理やり手を取り、皆を連れてデートに出かける。
途中、新選組に会ったりしたが、無事、岩扇に戻り、
龍馬さまたちは談笑しながら飲み始める。
今夜も飲みつぶれるまで飲むんでっしゃろ。
待ち続ける、おなごの心も分からずに。
さみしいどす。