
Киев горит? (キエフは燃えているか?)
独裁国に点在する、独裁者の瀟洒な宮殿や豪華な山荘に向かって、
高高度からピンポイントで、続けざまにバンカーバスターが投下され、
地下壕があらわになったところを、今度はサーモバリック爆弾が、
独裁者の息の根を止めるために投下された。
核兵器の爆発にも耐えられる地下壕の中で、
数人の部下と家族を連れた独裁者は、核兵器の反撃をするべく、
司令部に電話をかける。
しかし、通信網はすでに、EMP爆弾にて破壊されており、
外部との通信は困難を極め、独裁者の叫びはむなしく、地下壕に響く。
Киев горит?(キエフは燃えているか?)
部下たちに促されて、独裁者はカラシニコフPLK拳銃を頭に向けたが、
決断が付かないのか、躊躇する。
Ваша информация была неверной, и вот что произошло! (貴様らの情報が間違っていたから、こんなことになったんだ!)
唸るように、言葉を紡ぎ出す。
Киев горит?(キエフは燃えているか?)
そして、銃声が響くと、敗戦処理のために、部下たちが動き始める。
21世紀最大の愚行として、独裁者の名前は歴史に刻まれるのであった。
・・・
これは創作で、主人公に似た名前の人もフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。
あくまで、妄想ですので事実と誤認しないようにお願いいたします。
・・・