中国の古写真 1986年(2)
沙角の工事現場です。
場所はここ。
沙角C蔽あたりは当時まだ、海でした。
沙角の工事現場に向かう道すがら。 畑以外何もありません。
日本を出る時に、沙角は香港の近くだから、冬服はいらないと会社の人達に騙されて、ベスト一つで中国にわたったら、香港より寒くて、ベスト一つではいられませんでした。 慌てて、ホテル代わりの宿舎のおにーちゃんに香港ドルを人民元に闇両替。 すぐ近所の屋台で、ジャンパーを50元で買ったのですが、持って帰って気が付いた、肩の部分で内側の布を縫い間違えており、腕が通らない。 当時はクレームも言えず、交換もできず、肩の部分の内側の縫い目を切って、袖の部分の内布をはがして、着ていました。
今考えると、このジャンパーは10元ぐらいが妥当です。 あぁ、ぼられた。
火力発電所の煙突が出来ています。
香港人の棒心。 棒心とは建築用語で職長を表しています。 班長の一つ上ぐらいかな。
昼間は仕事、仕事。
たまには大きなレストラン(ダンスホール)で食事。
入場料と言うか、最低消費料金を徴収されてお店に入ります。
当時の中国人にとって、最低消費料金20元はとても高く、一般の中国人は行けないお店です。
おバカな自分を見るのは楽しい。
完全に、世の中をなめ切っていました。
近所のレストランのウエイトレスも一緒。
お店にいる時は、こんな感じ。
近所の海鮮レストランの女の子。
休みが取れたので、沙角の観光地、アヘン戦争の跡地へ行きました。
同じ場所に、20年以上たって訪れましたが、大きく変わっており、昔の面影は少なかったです。