WGP2023攻略 Disney
引き続きWGP2023の攻略記事となります
この連載以前に紹介した既存タイトルもアップデート版を紹介予定なので、ようやく折り返しに到達したかなというところ
今回はブラウ界の革命児、8枝Disneyの記事となります
コンセプト
・圧倒的な高パワーでの制圧戦で反撃の隙を与えない
一度着地したらほぼリバースされる事のないミッキーをエースに据え、圧倒的な高パワーで盤面制圧を狙います
個人的にはブラウのインフレはDisneyから始まった考えており、脇を固めるカードの性能も既存タイトルと比較すると一段階上の性能となっています
とある二弾(屋根下)環境から競技WSに触れている私から見ても、うたプリ→Disneyの間にWSでは3年かかったインフレが発生しているように感じます
強いカードを強く使う
そんな当たり前の事を無理なく実現できる50枚となっております
このレシピ自体は私の友人が考案したものであり、「ブラウの練習するなら壁として使って良いよ」と
軽い気持ちで渡されました
既存で使用していたsideMでは全く太刀打ちできないほどのカードパワーに絶望を覚え、構築を大きく変える事になったほど、非常に完成度の高いデッキとなっております
既に友人の10倍はこのデッキを回しているので、内容の理解はバッチリ
余すところなく解説していこうと思います
動かし方
レベル0
・現代WSに匹敵する優秀なカードパワーを活かし、序盤からガンガン殴っていく
上記2種があればどこからでもキャラを引っ張ってこられるため、3パンしながら後続を確保するという、現代WSでは鉄板、ブラウでは暴力ともいえる動きが可能です
元々WSは10年弱プレイしており、Disney参戦を機にブラウを購入した友人
スティッチ好きということもあり、リスト公開直後に私が作成して彼に渡したレシピはスティッチ&ベイマックスの高パワーカードでレベル0を乗り切る構築でした
一度はそれで回していたのですが、どうもしっくりこない様子
私が北海道出張で一ヶ月カードから離れている間に現在の50枚へと変貌していました
彼は3度のメシより3パンで相手のクロックをパンパンにする事に喜びを覚えるナチュラルボーンアグロスキーな為、何度やられても次のパンチャーを用意する構築が大の得意
そんな彼の手にかかり、美しすぎるアグロデッキが誕生した訳です
・先攻はエクストラターン、ジャスミンは相棒
先手を取るだけでこのデッキの勝率は30%は上昇します
ジャスミンを引けていれば更に20%上昇
先手+ジャスミンが成立した時点で、処理できない対面に対しては無類の強さを誇ります
なぜかCXを打つとアドバンテージを稼ぎだす(+1)ため、先手ジャスミンを処理できない(+1)と、次のターンにはCXを打って3パンという黄金アグロムーヴが炸裂します(この手の効果でイベントまで加えられるようになったのはここ5~6年の出来事、ブラウは10年前のWSがベースです)
最大値を叩き出す状況が限定されているため3枚採用に留まっていますが、自由枠のアースラを抜いて4枠ジャスミンに割いて先攻最強ムーヴに極降りも気持ち良くなれる為、アグロスキーの方はお試しあれ
・枝の選択肢は、8:2の割合でストックへ
一度使ってみるとわかるのですが、カード性能が高すぎる故、どれだけ無理をしても手札が無くなる可能性は限りなく低いです
そもそも理想展開では1レベル以降で使用するドラ持ちのカードはミッキー、ドナルド、助太刀のみ
その他のカードは無くても成立するデッキな為、枝をトリガーしたら迷いなくストックへ送り込む事が出来ます
3パンして枝をトリガーした分だけストックが増えていく為、アリエル採用型よりストックを積み上げるスピードは速くなります
ミッキーの早だしにはストックを消費する事になりますので、序盤からガンガン殴ってストックを積み上げるアグロ構築は理にかなっていると言えますね
レベル1
・一番強いカードを使ってアドバンテージを稼ぎだす
Disneyの8枝構築において、プーさん以外のサブアタッカーを採用している構築をちらほら見かけます
このデッキではレベル1のアタッカーをプーさん4枚しか採用しておらず、サブアタッカーの枠を割いて親の敵の如く1/1/2500助太刀が4枚、専用の+3000修正イベントが2枚採用されています
このような構成にする理由は単純明快、プーさんが一番強いカードであり、プーさんを展開し続ける事が枝Disneyの最大値であるからです
助太刀を構えて9500という数値は生半可なデッキでは到達できない壁であり、ほとんどのリバース要求CXコンボを咎める事ができます
枝を捲ってもよし、CXコンボを決めてもよし、リバース要求対面には助太刀を集めて対処しましょう
対面もプーさんという所謂ミラー対面においても最低限の回答を作る為に採用しているハチミツで拮抗状態を打破できるようになっています
ハチミツを引けたら、対面がプーさんでないと断定できるまではキープするようにしておきましょう
いつ打っても腐る事は無いのも優秀なので、キープに困る事もそこまでありません
・苦手対面が存在しない
プーさんへの対抗手段としてはヒプマイの寂雷のように、リバースを必要とせず、手札損失が0、かつ7500以上を出力できるキャラが回答となるのですが、プーさん特化型であるこのデッキはこれも苦としません
こちらもとくに難しい話ではなく、対面が寂雷のようなタイプとわかれば、2面CXコンボで後続のプーさん+ヴァネロペを確保しておくだけで良いのです
このセットがあるだけで全てのプーさんがリバースされてしまっても、次のターンにはまたプーさん2面の状況が再現され、CXが続く限りこれを繰り返す事が可能になります
この連載で一貫して主張している内容にはなりますが、CXコンボを連打する事で戦線を維持する事は現段階のブラウにおいて最大値を叩き出す為には有効な手段です
プーさんに特化させる事でCXコンボ連打プラン、面制圧プランのどちらかを対面を見てから選択ができるようになっているこのデッキには苦手対面が存在しません
抜群の安定感のプーさんを軸に、相手に楽をさせない展開を作りましょう
レベル2
・着地の優先度はミッキー>>>>ベル
優秀な早だしヒールであるベルも当然採用していますが、まずはミッキーを登場させて盤面を固めましょう
ミッキーが登場したターンは集中を前に出し、2面集中+ミッキー=13500の鉄壁ラインを形成する事を徹底します
展開前のターンに助太刀等でダイレクト面を捻出できていれば、一枚を前列に移動させ、空いた枠にドナルドを配置する動きが無理なく行えます
集中も最大枚数の5枚ブレイクとなっている為、よほどの事故がない限り1リフしてから2レベルを迎える事となります
2周目以降の山では極力無駄な集中は控え、2ターンにかけてミッキー2面を成立させる動きを目指します
打点が貫通してしまった場合にも結局ミッキーを出して殴るだけですし、やる事が変わらないのはメリットの一つですね
2面ミッキー+集中=14000が成立してしまえば、リバースされる事はおろか、対面次第では助太刀すら不要になる為、手札を補充する必要がなくなります
以上の事から、CXが全てキャンセルに回るような都合の良い現象が続けばミッキー連打が最適解となる為、早だしのベルは勝ちゲームをより確実なものとするような展開でしかプレイする事がありません
最速の盤面形成を目指し、横綱相撲で主導権を握りましょう
レベル3
レベル2の延長です
ミッキーのCXコンボは相手の山の圧縮率が低い時に打ち込みましょう
レベル2から打っても大丈夫です
基本的にほぼダイレクト面に向かってアタックする事となるので、CX無しでも2~3点が確定し、常に高い打点で殴り続ける事ができます
余裕が出たらベルでヒール、山にCXが無くなったら集中でブレイク
これをゲームエンドまで繰り返すのみとなります
おわりに
いかがでしたでしょうか
一つの行動に特化する事で、デッキの安定性を高める事はカード性能が上がれば上がるほど有効な戦術です
同じ事の繰り返しでつまらないと感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、TCGというものはインフレの度にこの手のデッキタイプが幅を利かせるものでもあります
大抵は特定のメタカードが登場したり、それを超えるインフレが起きて淘汰されていく事になるのですが…
今回のWGP2023環境では文句無しのトップメタになるであろう8枝ディズニー
使う側になるにしろ、対面する側になるにしろ、特性をきちんと捉えて、最適なプレイが出来るようになる事が大切であると考えます
ではでは
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