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私を支え続けてくれる言葉たちの話し

あけましておめでとうございます。
(相当お久しぶりです。)

チャイミーです。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛を強いられ始めた昨年の3月からスタートしたこちらのnote。
更新が6月から止まってしまっていました。

新年初noteは、実は5月に書いていたけれど下書きの中に放置したままだった記事です...。
奇しくも緊急事態宣言 再発出のタイミングで公開します。


5月に書いたnote、「私が今伝えたいこと」が思いの外色んな若きアスリートの元へ広がり、多くの方に読んで頂いた模様...。
多くの新体操人からDMやメッセージを頂きまして感無量でした。
書いてよかった、、と思いました。

あのnoteを書いた事で私自身、新体操選手時代の色んなことを思い出すきっかけとなりました。

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現役時代のコーチからの手紙や練習ノートを今でもずっと手の届くところに置いてある。
時には厳しい言葉も(ていうかほとんど?笑)綴られているのだけれど
愛が込められた言葉ばかりで今でも落ち込んだりした時や自分を見失いそうになった時などによく見返している。

言葉が持つパワーは良くも悪くもすごいのだ。
その一言で心を救われたり、愛を感じたり
その一言でどん底まで落ち込んだり、傷ついたり

私にとって言葉は宝物だ。

今日はそんな"宝物"を少しだけ紹介したいと思う。
(先生、ノート晒します。ごめんなさい!!)


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『人に左右されない=人のせいにしない』
これは私が中学3年生の時に練習ノートに書かれた言葉。
(意地悪い先生に挨拶を無視された。その事を気にしすぎて練習に集中出来なかった。とかそんな内容に対しての先生からの返答だったと思う。)

今でもグサッとくる言葉。
当時中学生の私が本当に理解出来ていたかは定かではない(笑)

誰にでも人のせいにしたくなる時はある。
私にもある。(めちゃくちゃある)
気が付かないうちに人のせいにしていることもある。

そんな自分に気が付くことってとても難しいのだけれど
私は人間関係でトラブルが起き、負の感情を抱いた時に
この言葉を思い出すようにしている。

思い通りにいかない時、思わぬ方向へことが進んだ時、
もう一度原点に戻り、考え、原因を冷静に追求する。
そして自分は今一番何をしないといけないのか考える。
(ように努力している笑)

大人になっても難しいことだ。ね。

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自分に厳しい人。
そして「努力は裏切らない」

「努力は裏切らない」って言葉は耳が痛くなるほど聞かされてきた言葉。
スポーツ選手なら誰もが必ず言われることだろうし、この言葉が座右の銘だ
って方も多いと思う。
正直言うと私は選手の頃、この言葉が嫌いだった。
何故かというと単にしんどい練習が嫌いだったから。(もう時効ですよね?)
あとはめちゃくちゃ遅咲きの選手だったので、努力は裏切らないだなんて綺麗ごと言うんじゃねーよ!練習しすぎて死にそうだよ!!
とも思ってました。

ほんと、なんでこんな事考えてたのにあんなに頑張れてたんだろうって不思議で仕方がない。
けどやっぱり前回の記事で書いたように "極度の負けず嫌い" が私を奮い立たせてたんだろうな、と思う。
あと新体操が大好きだったから。やっぱこれに限る。

自分に厳しい人、って本当に実在するのかなってふと思うこともある。
自分の中に現れる甘い考えに打ち勝てているかどうかなんて、結局自分にしかわからない。

実はそんなに頑張ってないんだけど頑張っているように見せるのが上手い人もいれば、めちゃくちゃ頑張っているのにそんなに努力してないように見える人もいる。
でも最終的にはなんらかの結果でそれが現れる。生き様にも現れる。

「努力は裏切らない」って言葉は結果を出すまで努力し続けたことのある人にしか理解出来ない言葉だろうなぁ、って思う。
この歳になってさらに強くそう思う。

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こちらは小学生の頃のノート。
「地味な練習が華やかな演技を作り出していく。」
「美しいものや、綺麗なものの裏にはすごい努力や我慢や色んなことがある。それなしでは美しいものは出来上がらない。」

この言葉は今の自分にも言えることで
DJに対してもそうだし、イラストに関してはもっと当てはまる。

表に魅せる部分はとても華やかかもしれないけれど
裏はとても地道だし地味の積み重ね。

アーティスト活動もイラストの作品も
全部全部地味の積み重ねで出来上がったもの。

表舞台で活躍したり、素晴らしくクリエイティブな作品を作り出せる人達って
みんなみんな地味を積み重ねる天才なのだと思う。

私も地味を積み重ね続けられる人間でありたい、いつまでも。

そしてその地味さを感じさせないくらい華やかなものを届けられる芸術家でありたいな、と思います。


毎日DJしていた生活から一転し、家に居る時間がかなり増えた昨年。
新体操時代の練習ノートやコーチからの手紙を今一度読み返し、熟読していました。
今の自分にも当てはまる言葉たちが沢山並んでいて胸が熱くなりました。

誰かが自分のことを想って並べてくれた言葉のパワーって
時が経ってもとても強いです。
そしていつまでも自分のことを支え続けてくれます。

特に昨年は言葉が持つパワーについてとても考えさせられる1年でした。

SNSで誰かの言葉を安易に目にすることが出来る時代。
誰かを傷つける言葉も自分を傷つける言葉も全部全部、見えてしまう時代。

良くも悪くも便利すぎる昨今。

自分が発する言葉の重みや責任について今一度考えたいな、と思いました。

どこかの誰かが元気になれる
そんな言葉を並べられる人間でありたいし、そんな人が増えればいいな。

大切な人達には愛と感謝を言葉にして伝え続けたい。これからも。

言葉は宝物。


新年初noteはそんなお話しでした。ちゃんちゃん。
終。


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