平成初期世代の私たちーモラハラ男性にひっかからないためにはどうすればいいか
Youtubeで、男性が女性に対して、「あなたの生き方をコンサルします」みたいなものが流れてきた。
見てみると、男性側も色々気を遣いつつも、コンサルであるからに割と強い言葉で女性側の人生に対して「貴方はいつも流されて生きていますね」、とか「嫌われる勇気がない」とかバシバシ切り込んでいく。
相談者は20代後半から30代前半ぐらいの女性が多い。大学卒業ぐらいからは、自分で選択して生きていかないといけないので、5-6年働いて、「あれ自分ではこのままでいいのかな」と不安になり、誰かに相談したいという気持ちが湧いてくる女の子が多そうだ。こういった人生の「コンサル」的なコンテンツは、そういうお年頃の人たちに対して需要があるのかもしれない。
現代は、上司や先輩もコンプライアンスを気にしていたりするので、あまり強い言葉で他人に干渉していくこともない。そのため、時には自分に対して辛口コメントをしてくれる人を外部に求めてるしか、自分の軌道修正ができないのかもしれない。
とはいえ、こういう相談してくる子自体が、素直でいい子だなーと感じることも多く、むしろ「コンサル」側の男性のほうが、ある状況ではモラハラなんじゃないかな、例えば、家庭に入ったら過度なロジックによって、奥さん側を詰めるモラハラになるんじゃないかなとハラハラしてしまう要素もある。
私の周囲にも30代後半でモラハラ男性と付き合った結果、身も心もボロボロになった知人がいる。
もし女の子たちに一言いえるとするならば、「誰かに相談して解決するのはやめた方がいいよ」ということだ。正直、自分のことは自分自身が一番わかっているし、悩んで誰かに相談するぐらいなら自分で行動したほうがいい。その結果、行動して失敗しても、また自分で軌道修正していけばいい。
20代後半ぐらいからは、赤の他人が自分自身の生き方や価値観にとやかく言ってきたときには「失礼だな」とか「うるせー」とかそういう感情を持っている方が健全だと思う。
もちろん相談が悪いわけではないし、自分の考えの壁打ち相手がいた方が、考えも整理されることは多い。とはいえ、結婚してパートナーであっても話し相手ではあっても相談して答えを見つける相手ではないな、と思ってしまう。話し相手の無責任な回答から自分の中に解を見つけるきっかけにはなるとは思う。
注意してほしいのは、アドバイス依存症、辛口コメント依存症、自分より頭が良い相手が好きで指摘してくれることに喜びを感じるタイプ
であるならば、特に注意してほしい。
最愛なパートナーですら、他人なので自分のことを100%理解してくれるわけでない。
30代になる前に、相談によって答えを探すことの無意味さ、に気づいてもらえると、モラハラ気質な上から目線アドバイス男性対策になるのではないかと思う。