ひとり回転寿司へ
ゆるーい話になってしまいます。
昨日、人生初の「ひとり回転寿司」しました。
30年生きてきて今更感がありますが、よく考えると初めての体験でした。去年くらいの自分だったら迷いなく牛丼屋か富士そばに行ってましたが(それも最高です。)、食に興味を持ち始めたら、ひとりの夕食もなるべく遊びたいし冒険したくなるものですね。
昨日は妻が会社の同僚とご飯に行くことがわかっていたので、夜まで仕事をしてその後、最寄り駅の回転寿司へ。ぐるりと一周で15席くらいで、職人さんが2名で回しているような比較的こじんまりしたところですが、界隈では有名で昨日も平日の割にはほぼ満席で賑わっていました。
少しソワソワしながら席へ。
一人のときはあまり外食でお酒飲まないのですが、今日はせっかくならとハイボール。ちびちびとやりながらエンガワからスタートです。
お酒は強くないので数口で頭がぼやーとしてきていい感じに。
ぼんやりと今日の仕事のことが頭の中を通過していきます。お店に入る前はもっとチリチリと回転していた脳みそも、いい感じに解けて(機能停止して笑)、浮かんでくることは抽象的な気分のようなもの。それは別に悪い気分ではありませんでした。
もぐもぐとお寿司を咀嚼するリズムがまた、そのぼんやりとして抽象的な気分のなかを揺蕩うのにちょうどいいオールのような役目を果たしてくれます。
「今日も一歩前進できたなぁ」
寿司屋の壁をぼんやり見つめながら、そんな小さな充実感も一緒に味わいました。
「食べる」ということは、1日のあれこれを優しく包み込んで「癒し」てくれる機能も持ち合わせていることを改めて実感した夜でした。
たまにはこういう時間もいいですね。
またやってみたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?