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素材よ今夜もありがとう

 漫画素材よ〜〜〜〜〜〜!!! 面倒な手続きを経て素材を公開してくれた絵つよつよ先人たちよ〜〜〜〜〜〜!!! 

ありがとう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!


 漫画素材が好きだ。めっちゃ好きだ。助かる。助かりまくってる。間違いなく命の恩人。わたしに漫画を描いている気にさせてくれてありがとう。

 絵を描くのは大変だ。この世の大抵のものが「初めて描くもの」ばかり。初めて描くものをスラッと描けるやつなんていない。地味に観察して、特徴を分析して、描いてみて、デフォルメし直してみて、それを白黒表現に落とし込む。

 なんて無茶苦茶工程があって大変なんだ。料理だったらアジフライか酢豚くらい大変だ。食べるのは一瞬なのにな! 描くのはワンカット3Hは硬い。

 そんなすごい作業を経てできたものが「素材」として無料公開されてたりする。徳が高い。前世は高僧かなにかかな。口から仏がツルツル具現化するな。

 ここまで素材を持ち上げておいてアレですが、実は大抵の素材が使えない。なぜなら素材を公開しているひとは、わたしの絵の解像度が違う。DPIの話ではなく、知識と造詣の解像度の方のやつ。

   絵が上手すぎるんだよ!

 自分の漫画に登場させようものなら、掃き溜めに鶴すぎて画面から浮く!! 主役が背景の枝になる。なんだこの華やかな枝は…ってなる。

見よこの美しく情報量の多い枝を!!!

 素人演劇集団に北島マヤ(ガラスの仮面・通称舞台荒らし)を投下するようなもの! だから残念だけど、なるべく背景の素材は自分で描くようには心がけてる。(上記のように既に使っているけど、心掛けとして)

 素材公開は神の指針としてめちゃくちゃ助かっております。

 たとえば岩肌をどうやって描いていいのか分からない時、その素材をDLして描いて、岩肌を描くお手本にさせてもらってる。なるほど陰影はこれくらいガッと濃くていいのね、とか。ハッチを入れるとソレっぽくなるのかあ!とか。

 当然、自分の目の解像度(解析度?)は低いので完コピなんてできるわけもない。そもそもコピーする気もない。でもそれで良しとする! 登場人物と同じ解像度で背景が劣化すると、不思議なくらいよく馴染む。ペッシャンコだけど、実家の布団のような安心感よ。

 というわけで、今日もたくさん素材をDLしました。今度「こういう素材が良かったで!」のまとめ記事とか投稿したいな〜。

(終わり)

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