好きな映画について語るだけ#4
Mr.インクレディブルとわたし。
初めて見たのは確か小学生の頃?でおばあちゃんち行く途中、車についてたちっさいテレビだった気がする。面白いんだ。
大きくなって改めて観ました。面白いんだ。
もともとアクションを観るのはそんなに得意じゃないけどこれは好き。好きポイントを語りますね。おたくはすぐ語る。
①ヒーローの立場の変移
オープニングで描かれるのが、ヒーローがどれだけ人々から称賛され愛されてきたか、そして時代を経て、ある事件をきっかけにその地位が落ちてしまったという現状です。世間から必要とされなくなったために、ヒーローは別の職につかなければなくなった。この発想どこから来てるの!?て思いました。一般的にヒーローってスーパーマンとか、アンパンマンとか、そもそも世間から必要とされてることが大前提にあるじゃないですか。ヒーローの存在意義に疑問を持つことってないと思うんですよ、世界観として。ヒーローなんだもん。絶対正義。
それをこの映画ではヒーローの存在に疑問を呈している。それが面白いなぁって。話の中でヒーローが例え世間から非難の目を向けられても、最後には勝つと思うんです。最終的にはこの話でもそうなるけど、ヒーローを降ろすってめちゃくちゃ新鮮に感じました。他のであったらすいません笑。だってせっまいオフィスでばあさん相手に保険の説明してるんですよ!?普通の人じゃんって。ギャップありすぎるし、もし自分がヒーローだったらやってられねぇなってなると思いました。よく考えたらセーラームーンとかプリキュアも普通の中学生とかやってるのか。すごくない?
下の画像は、主人公の過去の栄光の大きさと、それに対して執着と愛情があるって感じられて好きなシーンです。
②筋トレのシーン
よくある、台詞がなくて音楽と映像で時の流れを表すシーン。めちゃくちゃ好きです。映像を活かしていると思うし、観てて楽しいし、同じパターンを使って違う日だってみせるのも素敵。それがここでは主人公の筋トレシーンにあたります。ヒーローの仕事をするためにトラックとか列車をダンベルがわりにして筋トレします。主人公はめちゃくちゃパワーあるので。これがおもろい、、家族ともイキイキ交流している場面の切り取りもあって、ほんとにヒーローの仕事が生きがいだったんだなってことと、ダイエットの過程も表しててお気に入りです。
③家族で戦う!
お父さん(主人公)を助けるために家族みんなで助けに行くんですけど、ここからの展開が胸熱ですね。一気に非日常になって。兄弟だけでそれぞれ戦うとこがあるんですけど、テンションあがります。子どもたちもそれまで普通の人に紛れるために能力を使ってはいけないと言われていました。だけど、島では自分の身を守るために敵と戦います。かっけえ!ってなって好きです。ダッシュのあのシーンね。笑った。あと家族合流するところおもしろい。クライマックスの、街でみんなで戦うところも大好きです。リモコンの投げ合いは、ひやひやとなんか滑稽さがあって面白い。
と、好きなだけ言いました。
改めて観ると、展開は読めるっちゃ読めるけど、アクションとか家族愛とか非日常観がやっぱり楽しいなって思いました。シンドロームとミラージュあっさりいなくなるけど笑。そんなに強くないのか…?かつてのファンが悪になり、怪しい美女が出てくるのも定番でわたしは好きです。あとマントの伏線も。個人的には、ちらちら出てくる三輪車に乗ってる男の子がいい味出してていいなと思っています笑。
ピクサー、話をひねってるわけじゃないのにいろんな要素があって、テーマも一貫してて、大人も子供も楽しめて最高だなと再確認しました。
大体「自分らしく生きろ」ってメッセージを感じる笑。ほんとに面白い。仕事場見学に行ってみたい。