誰がやってもいいけど、それでも私がやるの
↑この記事の
・説明できるとどこか他人事になる。自分ごとになると感情が揺さぶられる。メディアで情報を得るだけだと、対策は報道されたものだけになるけど、自分で考えるとたくさん出てくる。自分ごとにすれば誰がやってもいいのに自分がやらなきゃ!になる。
の自分ごとにすれば誰がやってもいいのに自分がやらなきゃ!になるについて。
この話を聞いた時に自分の大学受験時代を思い出した。
就活の面接で、「高校時代頑張ったことは?」の質問に「大学受験勉強です。」って答えていて、
浪人1年間していたこともあって、途中でやめようと思ったことなかったんですか?ってよく聞かれる。
だけど、本当に1回も辞めたいと思ったことはなかった。もちろん辛かったし、他の選択肢を羨ましく思ったことはあったけど、これしかないと本気で思っていた。
その理由はこの記事にも書いたけど、中でも1番の理由は自分がやらなきゃという使命感だった。
母親が亡くなってから、私が医師にならないで誰がなるんだくらいに思ってたし、それ以外の選択肢が目に入らなかった。
なんの迷いも無く、周りに反対されても全く揺らがなかった。
どこまでも頑張れたし、困難があっても乗り越えられた。
成績が思うように伸びなくて普通なら無理かも。ってなるところも、無理とか言ってる場合じゃなくて受かるしかない!精神だったし。
(今となって冷静に考えるとちょっとやばい気もするけど、当時は完全にスイッチ入ってた笑)
なんてことがあったが、それ以降で使命感を抱くことはなかった。
就活を始めて、人気企業(大手)にとりあえずエントリーする人の気持ちがなんとなく分かるような気もしつつ、みんなが応募するならわざわざ私が応募しなくてもいいじゃんとも思っていた。(私がやるんだ!って思うほど惹かれるものが無かった。)
本来、こうしたい!とかこれを実現したい!という思いや夢はあるものの、その実現方法は分からないし具体的なプランもないし、曖昧なふわふわしたものでしか無い。
一方で、就活を進めていくと私のふわふわに近いことをビジョンとして掲げている会社もあった。でもその会社はスタートアップやベンチャーで、実現したい夢以外の、例えば働き方や年収、福利厚生やその後のキャリアを考えた時、ファーストキャリアでそれを選ぶことはできない気がした。
となると、ファーストキャリアでは総合的・現実的に考えて、一旦大手かメガベンチャーで研修や福利厚生、事業基盤もある程度ありつつ、経験やスキルを磨くかみたいな思考になっていた。
でもその状態で就活していてもなんか楽しくないし、やらなきゃいけないからやるスタンスで、実現したいことに近いビジョンを掲げていた会社を見つけた時のワクワクを感じなかった。
でもまぁ別にファーストキャリアでそれらの会社選ばなくても、とりあえず大手に入ってからでも悪くはないような。
という状態が続いてた所でこの話を聞いて(やっと戻ってきた笑)、
やっぱり使命感というか誰がやってもいいけどそれでも私がやりたい!やるんだ!って思えるものを選ぶのは大事だなって思った。
大学受験の時もそうだったように、私がやるんだという心持ちでいたら困難も乗り越えられるし、他人はどうでも良くなるし、自然と本気になるし勝手に動き出す。
だから、そう思えるものかどうかは私にとって優先順位が高いことに気づいた。
また考え直そう。