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絶妙なユーモアとセンス「ミニチュアおじさん」を眺めながら
ガチャガチャに魅了されて早28年(この世に生を落としてからカウントしています)
久しぶりにまた、ガチャガチャを買った。
回したではなく、買った。
この文章の意味が分かるだろうか。
ガチャガチャの台を回すことの楽しみ、カプセルから除く色味でダブりか分かるあの瞬間。シークレットはなかなか出ない企業戦略。
そのすべてを打破した裏技。そう、コンプ買い。
つまらない大人になっちまったもんだ。
しかし、大人になった今、マシーンを回すことに意味を持たなくなった私は多少の不利益があろうが、コンプリートセットをネットで買うことが当たり前になった。そして気づいた。
こっちのほうがめっちゃお得。
今日は常日頃べた惚れしてやまない、パンダの穴から「ミニチュアおじさん」全5種を手にとって見ようと思う。
ただ、レビューするのはつまらないので、コメント形式でつぶやいていきます。
5日ほど前にAmazonで1200円でポチったコンプセット。
コロナ渦でガチャガチャなんぞしに行けない今日この頃だが、痛くも痒くもないAmazon様。配達員さんまじでありがとう。
既に袋から出しているので、なんとも言えない状態だが、ランキング形式でレビューしていきたいと思う。
「ではレッツゴー!」
「なんか特撮みたいな表紙だね。かなり壮大なコンセプトなのかな?」
全5種、シークレットなし、全て200円のお買い求め価格。コスパが半端ないパンダの穴さん。この高クオリティで予算は大丈夫なのか非常に気になるところだ。
それでは第5位の発表です。
ドルルルルルルルルッルルルルr(SEは自分で演出する派)
「春巻きおじさん」
外から見たらちょっと長めに揚げられた春巻きだが、その断面には
ミニチュアのおじさんが挟まっている。
「身を委ね、巻かれて生きる処世術」
いや、どういうお笑い!?
後ろから見たら春巻の皮の折込や質感など、リアルに造形されているが、
断面を見ると
ギッシリと具材に挟まれた、おじさんがいる。
しっかりビジネスバックまで持っている。
それはまるで竹を切ったあとのような。
それはつまり、かぐやおじのような。(無理があるな)
ただ5位の理由としましては、思いの外春巻きの色味が濃い。
もっと薄くて軽く揚がっているイメージだったのだが、かなり油を吸ってしまったのだろうか。
そしてこれだけ固形物といういうか、単品過ぎて遊び心にやや欠けていたのが5位の理由である。
ガチャガチャにハズレ枠があるのかどうかは企業側にしかわからないが、これが3回連続で出たらキレる自信がある。胃がもたれそうで。
でも、クロスで反転して繋がれば1本の春巻きになるのかも?と考えれば2個は許容範囲である。
さて続いては第4位。
「ハマグリおじさん」
このハマグリのクオリティを見てくれよ。
「嘘みたいだろ、これ、フィギュアなんだぜ?」
ツヤッツヤなんだぜ・・大きさも本当にハマグリくらいの大きさだから紛れていてもわからないのがパンダの穴のミソだよね。
三つ葉のような葉っぱのクオリティもいい。
おじさんご健在。
貝柱とビジネスバック。
おじさんはまさかの孤立するという。
おじさんだけでも遊べるのかよ・・・(パワーワード)
ちなみに自立はしません。粘着テープで少し固定しています。
100円玉に乗るくらいのおじさんのデティールを見てみよう。
細かい。顔の凹凸までしっかり造形されている。
っていうか、目がのび太くんの裸眼バージョンみたいなんだな。
はち切れんばかりの腹。何を抱えているのだろうか。
爆弾か?(表紙の伏線回収)
第4位の理由としては、ハマグリのリアリティがお値段以上。おじさんのデティールが世も末。しかし、貝はジャリッとするのが苦手なので第4位(理不尽)これが酒蒸しだったらおじさんデロデロなんだろうな。
続いて第3位
「おちょこおじさん」
小酔爺、熊猫穴と書かれた小さなおちょこ。サイズは本物のような感覚。
あ。いた。おじさんいた。
なんか、酔い潰れてね?
うわぁああああだいぶ出来上がってる~~
中身は取外し可能な3アイテム。
透明のプレートは焼酎の残りか?水たまりの焼酎の中におじさんが座り込んでいる。
ネクタイを頭に巻くおじさんってマジでいるのか?まだリアル人生で見たことがないんだけども。
背広をあげて上げたいそんなおじさんの背中が第3位、おちょこおじさんでした。
おちょこでリアルにドッキリを仕掛けられそうなので、ユーモアセンスも兼ねて第3位でした。
続いて第2位!
「パセリおじさん」
パセリをフィギュアにするのってかなり大変なのではないかと思うが、さすがパンダの穴、
茎の部分をリアルにすることで、安定感もあり、パセリ感もある。
だいたいパセリはメインの飾りだ。彩りを与えるだけのサポートなのだ。
が、故に、実際の料理に添えてもまるでバレないのがすごい。
夕食の唐揚げに添えてみたけどまじでわからなかった。
パセリに絡むおじさんは、ラピュタを求めてツルをむしるムスカ大差か、
ハリーポッターで足元を木の根っこみたいなのに取られるシーンみたい。
第2位の理由としては、カモフラージュ性が高いこと。
植物という生きているものをフィギュアにするという企業努力。
そして映えある第1位は。
「冷奴おじさん」
リアリティを出すために容器は家のものを使っています。
付いていませんのであしからず。
まてまてこれは普通の冷奴だろう。
ネギ、生姜、これは、、、ツナ、?そして醤油。。
醤油の色味なんてもう本物のそれ。
そして肝心のおじさんはというと、、、
いた。思いっきり、豆腐に打ち込んどる・・
「親父ギャク、ツルッと滑り、冷ややっこ」
やられた。やられたよ。
取り外せるおじさんもさながら、抜けたあとの豆腐もまたいい味している。
豆腐やネギの大きさがびみょーーーーーに小さいかもだが、サイドメニューとして置いてあったら多分一度じゃ気づかないかもしれない。
コンセプト、クオリティ、おじさんの可愛さ、自分のお気に入りの器に入ったときの冷奴おじさんがあまりにも可愛いというフルコンボなので、堂々の第1位でした。
これで春巻きが企画人気1位だっら本当にごめんなさい極まりない。
一見、ちょっとした酒をつまんでいるかのように思えるこの一枚には
たくさんのミニチュアおじさんが潜んでいるのに気づくのは、これまた先のお話・・・・
すぐ気づくわ。