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【思い出話】あれから12年経ってしまった

それは大学入試のこと。


あれから干支が一回りするほど時間が経ってしまったって考えると自分もそんな年齢に達してしまったんだ、と感じてしまう。



共通テストと言われる前のバリバリの「センター試験」世代だった私。
(もうちょっと細かく言うと、あの忌々しき「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ」を受けていた世代。)


思えばもう切り替わりの足音が聞こえ始めてきているのかもしれなかった。今と教育課程も違う分、同じ土台で比べられないけれども、とりあえず自分のときの選択科目は、というと(点数はほぼ曖昧になっているけども)


・国語
・英語(リスニングはもうICプレイヤー)
・数学ⅠAⅡB
・化学Ⅰ
   →ギリⅠ・Ⅱ世代。文系なので一つだけでOKだった。理科総合AとBが受験科目にあったけれども、志望校固めたのが高3のときでそれまでは科目選択上理科総合は選べず
・地理B
・倫理

今思う失敗は地歴公民の組み合わせ、くらいであとは必修だったり、自分にできるもんだと思っていた。


ただ、自分たちの世代でよく言われていたのは

「絶対に現役で受かれよ!!!」


ってこと。(自称)進学校にいたこともあり、まぁ、そうだよな、ともおもっていた。


・2012年:地理歴史と公民を統合し、理科3グループを1グループに統合。統合グループ内で最大2科目まで選択できるように変更。「倫理,政治・経済」を復活。同時に、出願時に志願票で「受験教科名」と「地理歴史・公民、理科の受験科目数」、「数学II・外国語の別冊子試験問題の配付希望」を申し出て登録する受験教科事前登録制が導入された。
・2015年、2016年:学習指導要領の改定に伴い、試験内容を一部改定
・2020年:最後のセンター試験を実施

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%A9%A6%E9%A8%93

ちなみに現役へのプレッシャーは今まで変わることのなかったセンター試験が徐々に変わっていくこと、数年後に学習指導要領の改定があることもあったのかもしれない。

自分が受験した数年後、教える立場でまたこの試験についてあれこれ知るときには共通テストに変わる、英語外部試験が取り入れられる、記述式になるかもしれない、という話を聞いたときは、まだ自分たちのことはマシな方だと思うほどこの数年の変容は異常に早く感じる。


書いていながらもう2世代前のものになってしまったのか!と思う自分も恐ろしい。笑


話を戻してセンター試験の思い出としては

① メガネ破損事件

試験の数日前に使っていた眼鏡が破損。まさかの柄からポッキリと。駆け込みで近くの眼鏡屋さんで作る羽目に。もちろん急な出来事だったために、自分の好み、や似合うものじゃなくその店にあったものを、だった。結局その眼鏡は大学進学後も使う流れに。

② 傘損壊事件

今年は初日は天候に恵まれていた、ということもあったらしいが、この時期はとにかく悪天候、悪天候、悪天候で試験時間が、という印象。例にももれず、のレベルで私が受験したときも悪天候。雨風強く、送迎してもらった両親の元へ戻る頃には持っていたはずの傘が壊れていた。


③ サバ読み数ⅠA事件

センター試験が終わると自己採点。どこかで読みを間違えたか、数学ⅠAの点数を60点台にして出した。実際は70点以上あったのに、だ。

その当時平均点が最低だった科目があった前年の流れを受けて、受験した年易化していたこともあり、ボーダーも少し上がっていた。正直ギリギリ入れるかどうかのライン。

加えて、前月にセンター試験ありの推薦試験も受けていたこともあり、一般受験組に直前で少し遅れを取ってしまったことも一因かもしれない。志望先がセンター試験重視型の大学だった分、もうこれは二次試験でどうにかこうにか、という気持ちだった。(推薦試験の不合格も拍車をかけた)
 

無事、大学に入れたものの、その当時は二次ができたから、倍率もそこそこ高すぎなかった、と思っていたが、得点開示をすると自己採点のときよりも数学ⅠAが10点ほど高く、実は英語、地理の次に得点が高かったという結果に。

結果このことが、これで大学は入れたんじゃないか、文系だし。と思った最大の理由に変わってしまった。


大学受験に関する思い出や事件は色々あるし、もう二度と戻りたくないなぁ、とも気持ちはあるけれども、こうnoteにかけるくらいならばその経験は無駄ではなかったのだと今しがた実感する。