「チャイム」1章と2章の改稿をしています
5月のコミティアまで残り1ヶ月と少しになりましたね! 私は何をしているかと言うと、2巻の発行に向けて2章の改稿をしつつ、1章の改稿をしています。
2章の改稿は、とりあえず8話「モザイクアート」まで終わりました。7話から8話はチャイムの登場人物たちが「普通」の学校生活を送っている、いわば日常パートでした。そして同時に2章の前半パート、問題編です。9話からは2章の後半で、問題に対する解答編となります。
個人的な所感ですが、7話に9話の内容を一部持ってきたのもあって、9話の改稿は難航しそうな気がしています。10話と11話の内容は変えようがないはずなので、駆け抜けられそうな気がしていますが……。しっかり膨らませて、2章の整合性をとりつつ3章の足がかりにできたらいいなあと思っています。
また、1章の改稿は、本当はこんなにしっかりするつもりはなく、誤字脱字のチェックと体裁の不備だけするつもりだったのですが……自分が思っていたより日本語として不自然な部分、誤用、2章以降との整合性がとれないところがあったため、結局最初から読み直しています。
恐ろしく時間がかかりますね!!! 特に1話から2話、ほぼ主人公のモノローグで進行するパートの修正が膨大になりそうです。今は3話のチェックをしているのですが、物語の中では数少ないアクションシーンが入ることもあり、整合性や文章自体の勢いなど、苦しみながらチェックを進めています。アクションを文章で書ける人って本当に尊敬します……。
そんなわけで平日(通勤の往復2時間+余った時間)は1章のゲラチェック、休日は2章の改稿作業と、みっちりチャイムに浸る生活をしています。しかしこうやって進捗noteを書いているのは、3話のチェックがあまりにしんどいため、現実逃避をしているというわけですね。これを書き終わったらもう少し頑張ります……。笑
1巻のチェックをしていると、気分が落ち込んでいる時には「どうしてこの状態(文章も荒削りで、誤字脱字もある)で本を出そうと思ったのだろうか……」などと思ってしまうこともあるのですが、よくよく当時の状況などを思い返してみると、「完璧な状態になるまで本を作らないつもりなら、今後絶対に私は本を作らないだろう→荒削りでもなんでもいいからとにかく本を出そう」という思考回路で、無理やり入稿したような気がします。結果、いいところも悪いところもあって、いいところとしては「1巻があるから2巻も本にしようかな」と思えたところだと思います。私の中で「本を作った」という実績をつくることができたのは、本当に大きかったなと思います。1巻を手に取って読むことができたから、2章も2巻として本で出したいな……と思えたわけなので。
悪いところは、上で何度も書いたように、文章が荒削りなのですが……過去の私から見て未来の自分、つまり現在の私がなんとかしてくれるだろうということで、あまりうじうじ考えず、前に進むことだけを考えて作業を進めています。やればやるほど進むのが作業なので、何も考えず、とにかく手をつけるように……と思い、時間のある時には1章のゲラPDFに向き合っています。
それなりに疲労するというか、ストレスがかかっている状態なのですが、これはこれで楽しくやっています。もともと文章を書くのが好きだし、1章と2章を同時並行でチェックすることで新たな気づきがあったりとか、3章に向けてここは膨らませたいなあとか考えることができるので……。というか、この作業のおかげで3章を書きたい!という気持ちがだんだん強くなってきました。個人的にはそれが一番嬉しくて、チャイムに対して今までとはまた違う愛着を感じることができているので、なんとかコミティアまでに2冊分入稿できるように、頑張って作業を進めようと思います。