御堂筋
最近五木寛之の本を続けて読んでいます。現在80代の彼が、60代に書いた本、30代に書いた本、と様々な世代で執筆された本を図書館で片っ端から借りてます。
どこか飄々としていて、どこかかっこよくて、どこかお茶目で。今一番憧れている男性です。
仏教についてのテーマが多い中で、ある本において御堂筋の語源を知りました。北御堂(津村別院)と南御堂(難波別院)を結ぶ道だから御堂筋。御堂筋というと、オウヤンフィーフィーの「雨の御堂筋」を思い出してしまう世代ですが、確かに「御堂」は、お寺のお堂を表す言葉ですね。
商業都市のイメージが色濃い大阪ですが、町の基礎となったのは元来仏教であったそうで、地名を含め、土地の成り立ちや歴史の面白さを、五木さんから改めて教えてもらっている今日この頃です。