6日間魚津市にいてわかった富山とワーケーションの魅力
今回は最終回。前回の投稿はこちら
お別れの日
残念ながら小雨の朝でしたが、今日は仕事がないので、自転車で漁港の先まで行ってみました。
金曜祝日だったので、朝からたくさんの釣り人が。
そして、ここからだと、埋没林博物館の建物と、立山とがとっても綺麗に見えるのですね。
またぜひ晴れた日に来てみたい。
帰りには、魚津のママの経営するココマカロンさんのお店に寄って、お土産にマカロンを買いました。
娘が気に入って沢山買ってしまいました。
そして、何度か一緒に遊んだお世話の方の娘さんも、お小遣いを握りしめて、1個250円の「ありがとう」と書かれたマカロンをお母さんにプレゼントしていました。
小学生がお小遣いで買いたくなるマカロン、なんて素敵な商品でしょう!と感心したのでありました。
私が車がないばかりにいろいろとお手数をおかけしまして、帰りの電車の駅までも、おそらく今回のワーケーションには直接関係なかったであろう、一緒に湖で遊んだ別のお父さんが送ってくださいました。
こうやって家族同士いいよいいよ、と、お互い様で何かを頼める人がいる、素敵なコミニティに一瞬でも入れていただき良い体験をさせていただきました。
娘が保育園に入ったタイミングで世の中はコロナになり、それこそ家族以外の横のつながりのほぼない孤独な孤育てだったのだな、と思わされました。
地域の仲間が、お互いの子供の面倒を見合う子育てがあるんだな!という実体験ができたのが母としては1番の収穫だったと思います。
帰りは富山駅で、今回はありつけなかったお寿司を、、、
最近の回転寿司はもはや回らないで、タッチパネル注文。
廃棄率が低くなり良いことですね。
娘はなぜか、鯛系ばかり頼んでおり、これは食通になりそうな予感ですね・・・お金はかかるが、美味しいものが分かるのは良いことだ。
お土産コーナーも賑わっており、飲食店は行列のできるお店も多々あり、雨にもかかわらず活気を感じる富山駅でした。
(新潟に義実家があるものとしては、頑張れ新潟!負けてるぞ。と思ってしまった。)
(一点だけ残念だったのは、富山駅内のコインロッカーがほぼ空いていなくて、トランクケースをゴロゴロ転がし娘と右往左往、、送るサービスもなく、郵便局もしまっていて苦労しました)
帰宅して、お留守番をしていた父ちゃんに鱒寿司と蟹とバイ貝のお土産をプレゼント。
バイ貝は酒蒸し風にしたら、とっても美味しかったです。
素敵な思い出ありがとう、魚津!
また今度は父ちゃんも連れて家族で行きたい。
今回行って感じた魚津&富山県の魅力
・立山が見える。剣岳のギザギザはカッコいい。
・魚釣りがわりとフリーダム。今夜の食料は自足できるくらいは初心者でも釣れる。
・湾だから海の向こうは日本。という謎の安心感。(新潟にも住んでいましたので個人的に)
・祖父のご先祖である魚津さんは、魚津市にはいなかった。今回会った人のお知り合いには少なくとも。またご先祖様のいらっしゃる入善町にも行ってみたい。
・車さえあれば宇奈月温泉もわりとすんなり行ける。
・魚津城址、米騒動の発端の地、上杉謙信、信長との戦い、、歴史好きにも良い
・静かな寺町、山からの清流、海、山、歴史も自然もある
・富山駅が発展している。(やはり新潟駅と比較してしまいますが、今のところ新潟に勝ってると個人的には思います)
・魚が美味しい。
ワーケーション誘致の熱量がほどよい。
魚津は、市をあげてよそ者もウェルカム!な空気を感じました。
私もいろいろな都市(札幌18年、横浜4年、浜松は2週間、名古屋3年+3年、松本2年、新潟3年半)に住んでいますし、出張や旅行でいろんな年に行ったことがありますが、
市の規模感もきっとちょうどよく、それでいてちゃんとウェルカム感を出している自治体はそうないような気がする。
ウェルカム感って、住んでいる人一人じゃだめなのですよね。
いろんな施設や、ワーケーション推しの取り組み、きっと移住促進ということもあると思いますが、とても積極的で、歓迎されて嬉しいと思いました。
うちの場合は夫の職業柄、移住は難しいですが、でも、知り合いがいるからまた会いに来たいな!と思えました。
1年ごとは厳しくても、3年おきくらいにまた来たい。
3歳の娘も、魚津のパパ、ケンケンはどこにいるの?と日本地図を見て言ってくれます。
リアルな話、費用について。
私は、雇われの身でして、実は時給のパート勤務なんです。
なので正直、今回のワーケーションにかかった費用と収入の収支は全然合っていません。
ただ、テレワークが可能な仕事に就いていて
職場の理解があり
娘の世界を広げる経験をさせてあげたいという気持ちと、
旅をしながら仕事をしてみたいという親の気持ち
これが一致したため申し込みました。
もちろん収支が合ったら最高ですが、
実際得られた経験・体験・思い出に払った費用と思えば納得です。
そして、その費用を払ったとしても、できることなら今後1年に1回以上はやりたいな〜と思いました。
ご参考までに、今回の会計を公開いたします。
母と3歳児、2人で5泊6日 行った場合のご参考までに。
ちなみに富山県から補助金をいただいております。(一時収入がそれです)
親子ワーケーションに求めるのは、子供の経験、旅の楽しみ、人との出会い!
これがワーケーションの醍醐味ということがわかりました。
子供を預かってもらえる環境も大事ですし、親が仕事することも諦めたくはありません。
それでいて、その地域でしかない体験ができること。
人との出会い。
子供が普段できないことの体験。
いろんな楽しみのあるワーケーション、またやりたいなと思っています。
富山・魚津の皆さん、ありがとうございました!
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