2018/10/11 大阪台風21号の被害・長居公園のその後
前回の記事を書いてから、約1ヶ月が経ちました。
そこで、再び長居公園へ出向き撮影してきました。
まだまだ片付けるのが追いつかないようでたくさんの枝が積まれています。
時間が、どんどんと落ちた枝葉の色を奪っていきます。
収穫の秋。葉は映え、空は青く、その中で日々茶色く、白く色を失っていくそのコントラストは、秋のその落ち着かない気持ちと重なります。
1ヶ月が経ち、植物園は再開され、いくつものイベントも行われています。
賑やかな、その光や音のその奥ではまだ時間はあまりすぎていない気がして足取りも遅くなります。
針葉樹林だった場所は今、空が広く見えます。
たくさんの木が根から倒れ撤去され、残った木達も折れてしまった部分が切断されてしまいました。どんどん季節が流れゆき、ここを通る風も以前よりも冷たくなるのかもしれません。
未だ倒れたユーカリの木は日々、幹や葉の色が無くなっていきます。もう、色を取り戻すことはできないんでしょうか。
植物達とあたし達の命の紡ぎ方は違う。
台風が来ても動いて逃げることはできない。
再び盛り返そうにも、切られてしまう。
それでも、たとえどんなに根こそぎいかれても、彼らはまた芽を出し花を咲かせようとする。
あたし達は動くことができる。
そして、声を出すことができる。
自分たちがこれからもちゃんと生きていくために、彼らと少しでも素敵な環境で共生していけるように、出せる声を出さなくてはと新しい芽を見ながら思った。
空港は再び再開されました。停電もとりあえずは復旧したようです。しかし、北大阪地震、そしてこの夏と秋の台風でたくさんの市民、府民の住まいや公共施設がまだまだ直っていない状況です。
何を持って復旧できたというのか、災害に強い大阪というのか。
知事や市長には改めてきちんと説明していただき、できるだけ早くそこに住む人たちの生活を元どおりにしていただきたいと思います。
それが行政、首長の役割だと思います。
前回の記事はこちら。
https://note.mu/chimako/n/n05cb064e161e
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