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#441 子供のしつけも大人の喧嘩も タイムアウトは逆効果?

#441 子供のしつけも大人の喧嘩も タイムアウトは逆効果?
始めの挨拶
https://voicy.jp/channel/862/90093

ようこそワーママラジオへ
この番組はワーキングマザー達が、ワーママサバイバルをどう賢く強かに楽しく生き抜いていくのか、
そんなテーマでお届けしております。
はい、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、今日ちょっと試験を一つ受けておりまして、無事、合格したので、ものすごく肩の荷が下りました。はい。
今、試験会場はですね、どこも厳しくなっておりますよね。今日私が受けた試験の形式なんですが、CBT試験という形式のものをちょっと受けてきました。
私これ初めて受けたので、へえと思ってびっくりしたんですけども、コンピューター上で受験する試験になります。
最近、いろんなところで少しずつ用いられておりまして、ネットワーク化された全国270ヶ所の試験会場で試験を受けることができるというものになります。
実際にですね、パソコン教室とか、もしくはそれ専用の会場が至るところに用意されています。
試験の期間も自分で実は決めることができるんですよね。例えば、2週間という風に試験側が設定していたら、その中で自分が予約を取って、自分の受けたい会場に行って受けるという試験になります。
私自身、あの3日前に予約を取ったんですけども、朝10時に試験に行きまして、お相手はですね、やっぱり慣れたもので、本人確認書、免許証かパスポートなどそういった公的なですね、身分証明書と顔写真を照らし合わせて、荷物を全てApple Watchも含めてロッカーに預け、鍵一つとパソコンの使い方ですね、その紙を渡されて、パソコンの前に向かいます。
周りにもですね、試験を受けている方、あの席は離してあったんですが、何人かいらっしゃいましたが、私とはまた別の試験を受けておられるようでした。
多分これもですね、いろんな試験がありますので、CBT受験という形で用いられているパターンの試験を受けていらっしゃるんだろうなと思います。
すごいのがですね、普通あの、試験を受けた後って、しばらく経ってからしか合格とか点数とかって来ないですよね。
なんですが、CBT試験はその場で回答が全部出ますし、答えもわかりますので、合格か不合格もしくは点数などが公表されます。
私はですね、今日やっと勉強終わりまして、合格して帰ってきたのでちょっと気が楽になったんですが、この試験を受けております。
これからですね、多分コロナで一斉にどこか集まって試験をしていくっていうのが難しくなっていくことが予想されます。そうなるとますますですね、このCBT試験というものが用いられるようになるのかなぁ、何てことをぼんやり考えておりました。
もちろんですね、カンニングとかあと本人確認ですね、この辺りの精度をどこまで高めることができるのかっていうことが、多分課題の一つだと思いますが、受講者側は受験者側からするとものすごく便利なんですよね。
私なんて今日ですね、自転車で15分ぐらいで試験会場に行って自転車で帰ってくるっていう、ものすごく楽な試験でした。
結構TOEICとかですね、遠方の会場で、かつ車とかでは行けず、多くの人数がですね、同じ電車に乗っていくので、要は3密状態になりますので、これらを防ぐ意味でもこういったネットワークを使った試験というのは、今後もっと増えていくだろうなという風に思います。
うまくいけばですね、多分日本国内にいない方も受けれるようになるんですよね。
わざわざ日本に帰国して受けなければいけないというような試験をされていた方も、
もしかしたら、現地で受けることも可能になるんじゃないかなあと思います。
じゃあ今日試験の話かといわれたら、今日は試験の話ではありません。
今日はですね、ちょっと子育ての話をしてみたいと思いますので、子供もしくはですね、これちょっと大人にも役に立つかなと思う話をしておりますので、最後までお付き合いください。

タイムアウトとタイムイン
はい、では今日は子育てに関することというので、今日はしつけについて考えてみたいと思います。
皆さん、お子さんのしつけをしていらっしゃいますでしょうか。
よく褒めて育てろとかですね、怒らないこととか、体罰だと駄目ですね、いろんなことが言われていますが、子供によって性格が違いますし、特性が違いますので、またご家庭の環境も違いますので、正しいしつけなんていうものはこの世に存在しないんだろうなぁということを考えています。
そんな中ですね、私が一つのしつけ方法にずっと疑問を持っていて、このことをちょっと掘り下げて分解して考えましたので、ご紹介をさせていただきたいと思います。
皆さん、お子さんが癇癪をしたり、怒ったり、イタズラをしたり、何かちょっと悪いことをしたりした時にですね、どういう風にしつけてらっしゃいますでしょうか。
その場で怒る、もしくは泣いてる子供を別の部屋に連れてって言い聞かせる、全く違う話題を提供してそのグズっていたり、怒っていたりしている子供の気をそらす、なんかいろんなやり方がありますし、その子によって、皆さん親ですので、特性を見極めながら、いろいろされてらっしゃると思います。
よく使われているなという手法の1つにタイムアウトというものがあります。
これは皆さんご存知でしょうか。
アメリカで長年使われてきたしつけの方法の一つと言われていまして、子供が悪いことをしてカーッとなってる時とかありますよね、怒られてギャーとなってる時とか、後何かこうただ遅れてグジュグジュしている時とか、いろんな場合があると思うんですが、そんな時にその場にいても絶対子供は戻らない、なかなか落ち着きを取り戻さない、そのために場所をちょっと変えてあげたり、もしくは広いリビングでしたら、ちょっと違うスペースにですね、子供1人で座らせたりして、タイムアウトという手法をとったりします。
どういうことかと言うと、悪いことをしたというのをですね、自分の中で振り返りをさせるために部屋の隅に座らせたり、押入れに閉じ込めるんじゃないですよ。
別の部屋に連れて行ったりしてタイムアウト、要は時間をちょっと取ってやるという手法になります。
この手法のメリットなんですが、要は子供自身にですね、自分の行動が何でそういった状態になってしまったのか、親がなぜ怒ってるのかっていうのを考えさせるために、1人の時間を強制的に設けてやろうという風に考えられています。
そして親自身にもメリットがあると言われてまして、親もですね。
やっぱり子供がグズグズヤダヤダ言ってたらですね。こっちもカーッとなってしまうことがありますので、それを防ぐ意味で、親と子のためにも、このタイムアウトを取ったらいいというので、アメリカなどでは長く使われてきた手法の1つになります。
ただ、デメリットもあるんじゃないかと1つ言われていまして、要は子供は自分がかんしゃくが起きてるときに、何で自分がこんな気持ちになって泣いてしまうのかとか、何に対して親が怒ってるのかっていうのをそもそも理解できない月齢の子っているんですよね。
多分2歳とか3歳位ってまだわからないと思います。
そんなときにですね、急に違う部屋に連れていかれて、1人にさせられて、ちょっと考えなさいって言われたとしても、より恐怖感を増してしまう、親が見えませんので、捨てられてしまったんじゃないかという風な恐怖を感じて、ますますグズってしまうという可能性も示唆されています。
私はですね、兼ねてよりこのタイムアウトっていう手法にずっと疑問があったんですよね。
これって、月齢が上がった子、要はですね。
物事がだいたい分別がつくような小学生1.2年生ぐらいから、多分高学年位から有効な方法かもしれません。
要は親がだいたいどういうことに怒ってるのかっていうことがわかるからですね。
かつ、自分が親を怒らせるような、また好ましくない態度をとっているな、というような多分、自覚している年齢だと思います。
そういう子供にとってはですね。
ちょっと冷却期間を設けてやるっていうのはいいと思うんですが、幼児においては、要は保育園に行ってるような年代の子供って私はあんまり有用じゃないんじゃないかなとずっと思っていました。
なぜ有用でないのかなと私は考えてたかの理由なんですが、先ほどのデメリットにもありましたように、子供は急に見えなくなってしまうとこう親に拒絶されたような気持ちになってしまいますよね。
いくら自分がグズグズして聞き分けのないようなことを言っていたとしてもですね。
それを理解するのが、まだありませんので、すごく孤独感を味わってしまうんじゃないか。
そして、毎回毎回ですね、何かの度にタイムアウトだよっっていう形で別の部屋に連れて行かれたり、リビングの隅っこで1人座らされたりすると、これがですね。
まぁこの時間が終わればいいやっていう考えになって、根本的な問題の解決にならないんじゃないかなっていうことをずっと考えていました。
するとですね、最近まぁ、幼児心理学とか発達心理学の心理学者の方々が書かれているような本をいろいろと読んでいくと、やはりあんまり好ましくない手法の1つであることが挙げられています。
これ幼児に限ってですよ、月齢が高い子は別だと考えてください。
先ほど申しましたように、子供がすごく感情的になって、ギャーとなっているときはですね。
子供の脳の1階部分と言われています、扁桃体ですね。
物事を快、不快で判断する部分がすごく採用していますこれを理性的におさめて、思考的に考えていくためには、2階部分と言われています。前頭葉の部分などが発達していく必要があります。
この2階はですね、なかなか成長する時間がかかりますが、1階部分は子供たち、そして人間として生まれたときから持っています。
要は、オシッコして気持ち悪かっただけで赤ちゃんは泣きますよね。お腹が空いていただけでギャーと泣く、ああいう形で快、不快をですね、判断して伝えていくことによって私たちは生命を維持しています。
ただ人間はその後、どんどんとですね。
社会的な生き物ですので、成長していろんな人たちと少しでコミュニケーションをとって、自分の基盤を築いていきます。
その部分がですね、2階の前頭葉にある部分の脳の発達が関係してきます。
これが思考の二重家庭モデルと言われるもので、多くの育児本などに使われていますので、ご存知の方も多いんじゃないかなと思います。
多分私の過去のvoicyでちょっと触れていることがあります。そのための理論で考えていくとタイムアウトってあまり有効ではないんですよね。
要は1階の快、不快がものすごく暴走しているから、泣いたり、怒ったり、そして親がいくら諭してもですね、言葉が聞き入れられなかったりします。
そんな時にですね、自分が快、不快でウワーとなっているときにポンと1人で置かれたら、子供ってすごく不安になりますよね。
なので実はですね、今はタイマアウトではなく、タイムインの方がいいという風に言われています。
先ほどのタイムアウトとは、全く逆の手法になりまして、子供が癇癪を起こしたり、何か悪いことをしてギャーとなっている時に、一方的にその親の力で1人にしてしまうのではなく、横に寄り添ってですね、子供の話は感情を受け止めて、話を聞いてやるという手法になります。
その上で、彼らがですね、言い分が出てきますよね。
ちょっと泣くのが落ち着くと、いやこういうことがこうだからこうしたんだとか、こうして欲しいのに母さんがこうしてくれないから僕は泣いたんだとかですね。
何か言い分が出てきます。
それが出るまでちょっと時間が掛かります。
横に寄り添ってやって落ち着くまで待ってやる。
でっ快、不快の感情が落ち着いたら、この自分の言葉でどう思っていたのかってことを説明させるという、手法の1つになります。
このタイムインってですね、結構有効的だと私は思っていますし、私もちょっと心が掛けているしつけの1つです。
何か嫌なことがあって、大きく泣いたり、グズったりした時はですね。
あっ嫌だったんだねとか、悲しかったんだねとか、あっこうなってるのが嫌だったんだねとかというのを言語化してあげる、手伝いを横でしてあげます。
そうしてガーッとなっていても、しばらく抱きしめてやってそのまま横で何も言わずにですね、寄り添ってやると、子供ってなんとなく落ち着いてきます。
その上で、なぜ癇癪を起こしていたのか、どんな気持ちだったのかというのを言葉にする手伝いをですね、親がしてやると、すごくコミュニケーションとしても深まるし、子供も繰り返し繰り返し同じことをしてるとですね、やっぱり一時的にこういった患者に飲まれても後になるとちゃんと親がですね、自分の気持ちをちゃんと理解してくれるんだという安心感に繋がるので良いんじゃないかなと思います。
ただこのタイムイン手法もですね、デメリットがあります。
どういうデメリットか、皆さんだいたい想像つくと思うんですが、時間がかかるんですよね。
要は、毎回毎回ですね、忙しいワーキングマザー、ワーキングファザーの方が仕事帰りにバタバタしながら帰って てきて、子供がギャーとなってたらですね、横で寄り添ってるっていうのが難しかったりします。
ただ、幼児のうちはですね、これをやっておくか、おかないかで大分違うんじゃないかなと思いまして、ちょっと今日お話してみました。
もちろん私達の人間なので、10回あったら10回できるわけじゃないと思います。
ただ、非常に癇癪が収まらないなというとき、もしくはちょっと今日は時間に余裕があるなという時には、敢えてこのタイムインという手法をとってですね、お子さんと向き合ってるとあっ、お母さんはちゃんとお父さんはちゃんと自分のことを見てくれているし、落ち着くなと思う感覚を与えることができると思いますので、一度よろしかったら取り入れられてみてください。
そして、大人にも有用だなと思います。
結構夫婦喧嘩でですね、喧嘩するとどっか行っちゃう方とか言いますよね。
こういう人って多分ですね、言語化がうまくできないとか、感情にのまれるのは嫌だっていう気持ちで席を立たれる方が多いと思うんですが、残された方はすごく不愉快な気持ちになったりしますよね。
おいおい喧嘩の途中で出ていくなよみたいな。
でもこういうときもですね、まぁちょっとお互いの感情が落ち着くまでは同じ場所で待ってみようよ。その上で、せっかく大人は二階建ての脳の2階がですね、発達しているはずですので、言葉を使ってコミュニケーションしなければいけないんだなと改めて思っています。

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