今にも負けそうなキミへ - キングコング西野 https://voicy.jp/channel/941/93024 #Voicy 頑張ってね。僕も頑張る
今にも負けそうなキミへ - キングコング西野
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#Voicy
頑張ってね。僕も頑張る
どうも、キングコングの西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしております。
この放送はタマヤマテツヤさんの提供でお送りします。
タマヤマさんどうもありがとうございます。
さて今日はですね、もうずっとずっとずっと前から喋りたかったえんとつ町のプペルお話をさせてください。
今年12月にね、映画公開が決定したえんとつ町のプペルっていう物語りはこんな毒吐くから始まるんですね。
えんとつ町はえんとつだらけ。
そこかしこから煙があがり、あたまのうえはモックモク。
朝から晩まで黒い煙でモックモク。
えんとつの町に住むひとは、(くろい煙にとじこめられて、)あおい空を知りません。
かがやく星を知りません。
まぁあのー見上げたところで、黒い煙しかない町の人たちはですね。
見上げることをしないんですね。
みんな下を向いて暮らしてるんです。
そんな中ですね、えんとつ掃除屋の少年とゴミから生まれたゴミ人間がですね、頭の上をおおう黒い煙の向こう側にあるかもしれない世界に思いをはせるんですね。
少年の父がですね、少年に星の存在をほのめかしたのがきっかけです。
でっ、途端ですね、街の人々はそんな2人を執拗に攻撃するんですね。
街の人々はですね、見上げるものを決して許さない、星なんてあるはずがない、見上げるなって言うんですね。
もうお気づきかもしれませんが、このえんとつ町というのはですね、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会ですね。
これファンタジーじゃないんですよ。
全て僕らの身の回りで実際に起きてることで、まぁきっと今この瞬間もですね、どこかで殺されてる夢っていうのがありますよね。
少しでも目立ったりだとか、少しでも間違っちゃうとですね、SNSで誹謗中傷が始まって、メディアがそれを大きく報じてさらに誹謗中傷が加速して、社会から抹殺されるどころか、場合によっては、もう生命の火を消されることもあるの誰もこの流れを止めれないんですね。
とても今、希望なんて持てないとご多分にもれず、僕にもですね、夢を語って日本中から何年も何年も攻撃され続けた時代っていうのがあったんですね。
これがえんとつ町のプペルを書くきっかけとなった時代ですね。
でですね、別に今更恨みなんて一切ないですよ。
これは本当に恨みなんて本当に1ミリもないんですけども、ただね、当時こういうことがありましたっていうその事実をお話ししたいんですけども。
当時ですね、とある大きな大きな番組で、雛壇番組の出演を断ったキングコング西野をその現場にいないキングコング西野を番組出演者を初めですね、番組スタッフ全員がですね、電波に乗せて、結構なんだろうなあれな時詰ったことがあったんですよ。
それは、笑いと呼ぶにはあまりにも異質な時間で、僕はですね、その光景をですね、テレビの前でずっと見てたんですね。
公共の電波でまたゴールデンタイムでそんなことをやるもんですから、多くの国民が先導されて、いつからか皆さんもこれはご存知だと思いますが、いつからかキングコング西野っていうのは、みんなが殴ってもいい人間になっちゃったんですね。
いわゆるもう親は多分つらいと思いますが、実際にそうなっちゃったと自分の意思に従って生きたらこのざまでもう散々なんですよ。
やることなすことを否定されて、ついにはですね、僕の中まで否定され始めたんです。
西野は、評判が悪いから付き合わない方がいいとか、西野と一緒に働いてるのを見損なったわとか、そんな言葉で責められて、言い返せずに作り、笑顔でやり過ごしたことをですね、僕に告白して悔し涙を流す仲間をですね。
僕はもうね、何回も見てきたんですね。
きっと今ですね、あの日の僕と同じような目に遭ってる人がどこかにいると思います。
もしかしたらあなたかもしれないですね。
それって、やりきれないですよね。
自分は自分の人生を生きているだけで、その生き方を他人に強要しているわけでもない。
あなたはあなた、僕は僕として、おのおのの人生を生きればいいだけなのにどういうわけか、横から口を挟んで来られて、笑いものにされて否定されて殴られる。
僕はその痛みをよく知ってるんですね。
えんとつ町のプペルっていう物語は、そういう人に寄り添うように書きました。
ただ、周りからね、理不尽な攻撃を受けている人を慰めるだけではなくて、そういう攻撃を受けている人が向き合わなきゃいけない問題についても正直に書いています。
もしですね、あなたが今、夢を語って理不尽な攻撃を受けているのであれば、これからお話することをどうか覚えておいてほしいです。
みんなですね、みんなっていうのは、あなたの周りにいる皆さんのことですね。
みんなもともと夢のようなものを持っていたと思うんですね。
だけど大人になるにつれ、体格とか才能とか家庭環境といった様々な条件を鑑みてですね。
折り合いをつけてその夢を捨てた、ゴミにしてしまったんですね。
ところがあなたはみんなが捨ててゴミにしてしまったものを、まだ大切に立ち抱えていて、磨きをかけて、何ら輝かせようとしてる。みんなからすると、それ輝いてもらっちゃ困るんですよ。
それが輝いてしまうと、あの日それを捨ててしまった自分が間違いだったことになってしまうからです。
要するにですね、夢を追う人というのは、捨てなきゃよかったのにっていう刃をですね、常に相手の喉元に向けている。
本人にその自覚がないから、相手からの攻撃を理不尽としてしまうんですけども、もしかすると、先に攻撃を仕掛けたのは、夢を追っているあなたの方かもしれない。
僕ね、ずっと不思議だったんですよね。
雛壇に出ないって言ったときに、ライバルの芸人さんたちから、雛壇に出ろやって言われたんですよ。
おかしな話じゃないですか、僕がいなくなったら、席が一つ空くわけだから、都合がいいはずなんですよ。
雛壇に出ないって言ったときに、アンチ西野と呼ばれる方々から、雛壇に出ろやって言われたんですよ。
えっ、みたいのっていう話ですよね。
西野が視界から消えた方が都合がいいはずじゃないですか、アンチって、だけど雛壇出ろよって言うんですよ。
これはですね、絵本を始めたときもそうだなクラウドファンディングを始めたときもあれもこれもですね。
あなたに何の迷惑をかけたの、何をそんなカリカリ怒ってるの。
なんでわざわざ僕にチャンネルを合わせてくるのって思ってたんですけども、違うんですね。
みんなどっかで折り合いをつけたから、折り合いをつけずに生きられることが証明されてしまうと具合が悪いんですよ。
僕知らない間にずっと彼らのことを攻撃しちゃってたんですね。
であるときからですね。
この夢を追うと言うのは、とても罪深いことなんだなと思うようになって、その頃からですね、相手の痛みも見えてきてちょうど本当にその頃ですね、いろんな人に応援してもらうようになってきたんですよ。
僕はですね、どこまで行っても、自分の話しか書けないので、えんとつ町のプペルという物語は日本中から迫害をされてもう何回も何回も何回も何回も負けそうになった僕の物語ではあるんですけれども、挑戦する人はみんなね、思い当たるところがあると思います。
何でこんな目に遭わなきゃいけないんだとか、何で、何で僕は僕は何をしたんだなんでこんなみんな僕のことを殴ってくるんだっていう、思い当たるところ結構あると思うんですよ。
今日ね、何年も準備を進めてきた映画えんとつ町のプペルの予告編30秒バージョンがですね、東宝MOVIEチャンネルで公開されました。
もう本当に長かったなぁ、ここまでいろんな思いがある中も丁寧に丁寧に作りましたので、ぜひ一度見てください。リンク貼っておきますね。
#えんとつ町のプぺル #西野亮廣 #STUDIO4C
『映画 えんとつ町のプぺル』特報【12月公開】
https://youtu.be/askt1NhP6v4
僕はですね、エゴサーチ魔なので、YouTubeのリンクを貼った上で、感想をTwitterで呟いていただけると、必ず探しに行きます。
あと、そうだな。
僕だけじゃなくてですね、一緒に本当に大勢のスタッフで作っているので、その皆様の感想をですね、スクショして、スタッフさんにお見せして、こんな声、届いてるよとか、今こうやって感じで喜んでもらってるよみたいなことを仲間のスタッフに共有したいので、是非ですね、TwitterでそのYouTubeのリンクを貼った上でね、感想を呟いていただけると嬉しいです。
#えんとつ町のプぺル #西野亮廣 #STUDIO4C
『映画 えんとつ町のプぺル』特報【12月公開】
https://youtu.be/askt1NhP6v4
ごめんなさい、わがまま言っちゃって。
でもそうやってもらえると嬉しいです。
あと、この作品がですね、今負けそうになってる、あなたの支えになると嬉しいです。
映画公開はですね、少し先の今年の12月なんですけども、是非観にいらしてください。
その頃には、コロナが落ち着いているといいですね。
今年、散々やられたからみんなね。
最後は明るく終わりたいですね。
ずっと応援しています。キングコングの西野亮廣でした。うんとー頑張ってね、僕も頑張ります、じゃまたね。
#えんとつ町のプぺル #西野亮廣 #STUDIO4C
『映画 えんとつ町のプぺル』特報【12月公開】
https://youtu.be/askt1NhP6v4