ワーママはるラジオ #417 記憶力はいい方ですか?記憶のメカニズム
ワーママはるラジオ
#417 記憶力はいい方ですか?記憶のメカニズム
https://voicy.jp/channel/862/86218
始めの挨拶
ワーママはるラジオ
#417 記憶力はいい方ですか?記憶のメカニズム
https://voicy.jp/channel/862/86218
始めの挨拶
ようこそワーママはるラジオ
この番組はワーキングマザーたちがワーママサバイバルをどう賢く強かに楽しく生き抜いていくのか
そんなテーマでお届けしております
はい皆様いかがお過ごしでしょうか
今日はですね
こえの和いうイベントに出ておりまして
文藝春秋channelの村井様とあの一緒に対談をさせていただきました
多くの方々の視聴くださっておりまして
途中ですね
ネット回線の不具合で最初繋がらなくて
私もあの村井様ですね
ハラハラしていたんですが
無事つながって
どうにかあの放送できたので
voicyさんも安心されてるんじゃないかなと思います
本当にあのスタッフの皆様がですね
色々とご準備くださいましたので
私なんか喋るだけなんですが
ああいった告知からですね
準備そして当日の設営までは
すごく大変だと思うので本当に感謝をしております
でこの内容と私と村井様がですね
アフタートークという形で
お話しさせていただいた内容は
後日来週以降多分
またvoicyで放送させて頂きますので
是非楽しみに待たれてください
で今日は何の話なんですが
今日はですね
収録前に既に本編は取っておりまして
記憶の話をちょっと掘り下げてみました
何で記憶の話をしたかなんですが
私たちはついつい記憶力があるとかないとか
そしてあー昔のことはよく覚えてるのに
今のこの現状のことは
すぐ忘れてしまうなんていう話が出てきたりしますよね
これってどういう記憶のメカニズムなのかなというのを
まあちょっと掘り下げて考えてみようかなと思いましたので記憶について今日は分解してお話をしています
忘れたくないことを忘れてしまいたいこと
そして覚えておきたいのに覚えておけないこと
いろんなことがあると思いますが
記憶のメカニズムを知ってちょっと人生の中で
覚えておきたいこと
選びながら覚えていけるといいですね
では最後までお付き合いください
記憶の過程について考える
はいでは今日はですね
記憶について
皆さんと分解をしてみたいと思います
皆さん記憶力はいい方でしょうか
物覚えがいいなんていう風に言われますが
私はですね
あんまり記憶力が良い方だと
自分のことを思っていません
ただ興味を持って調べたこととか
体を使って五感を使って覚えた事っていうのは
割と記憶に残っているなという風に思っています
じゃあこの記憶ってですね
一体どういう仕組みで成り立っているのかなっていうことをちょっと考えていきたいと思います
そもそも記憶とは何かというと
知覚された出来事かですね
情報として脳の中に保管されてことが記憶になります
その記憶をですね
皆様の状況に合わせて取り出したり閉まったり
色んなことされてらっしゃると思います
人間はですね
記憶にそのまま動画で撮ったように
切り取った場面を覚えてるのではなくて
そこに何か意味づけをもたらして
それを記憶してるという風に考えられています
なので動物でいうと
モズのはやにえ(速贄)って皆さんご存知ですか
モズがですね
餌を取ったネズミとかを取った時に
木に挿しておくんですよね
その木に挿しておくんですが
モズはその場面をですね
切り取って記憶しているので
例えば朝取ったものが
夕方見てもですね
夕方見ると周りの状況変わりますよね
例えば夕暮れだと
日差しの傾き加減とかが変わっていますので
そうするとですね
自分が取ったものではないという風に認知します
要は意味づけをつけて覚えていませんので
その場面の切り取りで覚えています
人間の脳が素晴らしいなと思うのが
人間だったら多分わかるんですね
これはあの自分が挿したなと解るんですが
モズはわかることができません
なので人間の脳はですね
こういった意味づけをつけながら記憶を保管しているために対応のこと覚えてることが
出来るという風に言われています
ただし大量のこと覚えるとですね
やっぱりあの人間の脳のパンクしてしまいますので
忘れるような仕組みがちゃんと出来ています
皆さんもテスト勉強などを
これ覚えておきたいんだけどもと思いながらですね
忘れてしまうことってよくありませんか
そのため過去の最近ちょっと
入試問題等も変わって来ておりますが
記憶暗記したものから答えさす
問題がすごく多かったので
人間たちはですね
どうやって記憶力を伸ばしてくのかってことを
すごくフォーカスした時代もありました
じゃあこの記憶のシステムって
どうなっているのかなっていうのを調べてみましたところ
有名なものが1つございます
多重貯蔵庫モデルといわれるもので
1968年にですね
アトキンソンとシフリンという方が見つけ出した
提唱したですね
記憶のメカニズムのことになります
大学の授業とかで一般教養で習ったという方もいらっしゃるんじゃないかなと思います
これどんなモデルかなんですが
記憶の流れは一直線であるという前提で
記憶を分けて行かれています
どういう風に分けるかなんですが
まだ情報として何かを認知しますよね
するとそれは感覚記憶として残ります
その後ですね
この感覚として受け取った記憶を
選択的注意
選択して分類して行って短期記憶に変えて行きます
有名なのが
マジックナンバー7±2
というのがありましても
全然あの順序のない数字を
パッと人間が見せられて
覚えれるのは
大体7の-2か7+2にという風に言われています
この記憶の保持時間もですね
15秒から30秒程度と言われています
先ほど触れました感覚記憶は
大体視覚で見た時はですね
何秒の世界で
聴覚耳で聞いた時には大体1秒位とされてます
そこから何か人間はその認知を分類して
短期記憶に持っていくんですね
でもそれでも10何秒しか持ちません
でその後その繰り返し
その記憶を蘇らせたり
例えば数字を何度も何度も口の中で呟いたりしたり
何度も何度も書いたりするとですね
これが記憶から長期記憶の方に移行していきます
この長期記憶に入ってしまえば
ほぼ永続的に覚えているという状態になります
この長期記憶にでも入ったからといってもですね
永続的にずっとすぐに出てくる訳では無いんですね
何となく記憶の奥底に眠っていて
何かきっかけがあった時に
ちゃんと思い出すことが出来るという記憶にも繋がります私たちがですね
一般的に記憶力がいいとか
そのことを覚えてるよって
いうような風に使われる記憶は
この長期記憶を指していると言うので
多重貯蔵庫モデルでは説明をされています
ではその一般的に記憶してる記憶力がある
記憶に残っているという言い方をされる
長期記憶なんですが
この長期記憶自体も細分化されてるんですよね
エピソード記憶
意味記憶
手続き記憶
というものに分類をされています
すごいですよね
こんな事考えた人がいるんだなと思ったし
びっくりするんですか
ではエピソード記憶というのは
例えば先月どこどこに遊びに行って
何々をしたというようなものは
エピソード記憶になります
でっ一般的な知識とかですね
言葉の意味とかそういったものは
意味記憶になります
例えば犬っていう単語を忘れてしまうなんて人
いないですよね
これ意味記憶として長期記憶の中に保存されています
もう1つの手続き記憶ですが
これは物事の順序とかですね
運動に関するものといわれています
例えば自転車の乗り方を覚えたら
それも記憶なんですが
忘れることってでき出来ないですよね
1回自転車乗れてしまったら
乗れないっていう状態に戻ると難しいと思います
これがいわゆる手続き記憶ですよね
この3つを合わせて
回想記憶という風に分類されてるそうです
面白いですよね
記憶にもいろんな種類があるんだなと思いました
じゃあこの回想記憶というのは
過去の出来事とか経験から
結びついてる記憶になりますよね
全部自分がやってきたこと
得たことによって記憶になっています
では未来のことはどう考えて記憶しておくのかというと
例えば明日晴れたら公園に行こうと考えていたとします
明日晴れたら公園に行こうと思うことも
記憶になるんですよね
なんかすごい難しくなってきましたが
これはですね展望記憶と呼ばれるものになります
未来に対する計画が記憶されている状態を指します
これらは全部長期記憶の中に含まれています
今はですね
時系列でこの記憶を分類したんですが
実はこれあの言葉で表現することができるかという観点でも分類がなされてます
この長期記憶はですね
さらに分類してるんですよね
先ほどをご紹介しました
エピソード
意味
手続き
をですね
言葉で分類できるのかというので
分類されてます
これ宣言的記憶と非宣言的記憶というものに
分類されてまして
宣言的記憶はエピソードと意味
非宣言的が
手続き記憶とされています
さらにこの宣言的記憶のエピソード記憶の中でも
また分類がされていまして
でもだんだん解らなくなって来ましたが
エピソード記憶の中でもですね
感情を伴う記憶のことは自転的記憶と呼ばれるそうです
どういうことかというと
エピソードだと
例えば先月どこどこに何々をしに行ったっていうのが
エピソードなんですよね
でもそうではなくて
例えば中学生の頃に
担任の先生からこういうことを言われて
あっ自分がこういったことが向いてるなと思ったので
将来的にこう言った道に進もうと思ったというのも記憶の1つになりますが
これは自伝的記憶に分類されるそうです
強く感情を動かされているからですね
これ面白いですよね
記憶とただの長期記憶に移行すれば
良いだけではなく
その中にも言葉に出来る出来ないで
宣言的非宣言的
もしくは階層的展望的ですね
過去を遡ってものなのか
未来に繋がるものなのか
によってまた記憶が分類されたりします
ここで1点注意なのが
先ほど申しました自伝的記憶ですね
強い感情をもたらされた記憶というのは
しばしば歪んでしまうことがあります
どういうことかというと
感情によってその出来事はですね
間違った形で記憶されてることがあったりするんですよねこれがいわゆる毒親ではない親を
断片的なネガティブな情報ばかりを思い出してしまう
感情と結びつけてしまって
毒親だったと認定してしまう誤差に繋がってると言われています
他にも犯罪心理学などで引用される
犯人の顔を見たかどうかというのも
短期記憶で見るとですね
絶対10何秒なので覚えられないんですね
一緒にすれ違った人の顔なんて覚えることできません
ただそこに強い恐怖を感じたり
何か感情を動かされたりすると
そのまま短期記憶の何度も何度も思い出して
長期に移行する時に
全く違った顔で覚えていたりします
ですので人間の記憶は当てにならないという本
たくさん出ていますが
この記憶のメカニズムを知ると
本当にそうだなと思います
でっ記憶力の話に戻ってきたいと思うんですが
今記憶のメカニズムをご紹介しましたよね
じゃあ私たちがですね
一般的に何かを覚える時に
どう記憶力を付けてったらいいのかと考えた時には
やっぱり短期記憶をどう長期に移行させるのかってことがすごく大事になります
じゃあどうやったら
長期に移行させるのかというと
やっぱり短期的に10何秒で覚えたこと
例えばテスト問題の何かを暗記しなければいけない
鎌倉幕府を見たとしたら
鎌倉幕府というのを1文字で覚えるのではなく
それを何度も何度も口ずさんだり
何度も何度も話しながら
書いたりしながら
長期記憶にいかに移行させていくかということが
記憶力に繋がるという話になります
これ普通のテスト勉強と一緒ですね
でっその時に上手く使ったらいいなと思うのは
五感だと思います
手を使ってもいいですし
口に出してみるでもいいですし
今私がですね
この記憶のメカニズムを覚えておきたいがために
皆さんにお話ししています
こういった形で入れたものをですね
出来るだけ長期記憶に残すために
アウトプットしてみるっていうのも
一つの手なんだなと思って
今日は記憶についてお話をしてみました
編集中
記憶の過程について考える
(続きは⇨ https://voicy.jp/channel/862/86218)