沐浴と神頼み〔生後20日〕

*過去の自分のブログの転載です。

🍀🍀🍀

<2011/11/23 wed ☀>

今日は息子にこの世の終わりかというほど泣かれたため、息子も連れて病院へ。

でも病棟に小学生以下は入れないので、息子は面会できない。

なので父ちゃんと母ちゃんは交代で面会。

先に父ちゃんが行き、おむつがなくなりそうだったので持参。

我が家はパンパース派なのだが、おしっこの量を計る都合上病院の売店で買ってくれと言われ、売店に売っていたのはムーニーで、しかも目玉が飛び出そうなほど高くて、近くのドラッグストアで買ったらなんと1/3の値段。

ビックリ。

ちなみに売店では新生児用が1枚あたり42円、ドラッグストアは14円弱。

ぼったくりか、売店。

娘ちゃんの服と肌着も持ってきたが、なんと名前を書くのを忘れていて、あえなくお持ち帰り。

片手落ちな母ちゃんを許して。

30分もしないで戻ってきた父ちゃん。

娘ちゃんはどうやら寝っぱなしだったらしい。

息子の相手を交代して面会に行く。

病室に着くと看護師さんに抱かれてる娘。

「娘ちゃんママ、ちょうどよかった。今から沐浴なんです。入れますか?」

入れます!!

父ちゃんには悪いが、ラッキー。

心電図やサチュのコードを外して、点滴が刺さってる左手にはビニールを巻き、いざ沐浴室へ。

……しまった、よく考えたら、母ちゃん沐浴ってしたことないや。

息子の時はばばと父ちゃんに任せっぱなしで、母ちゃんは風呂上がり担当だった。

「すすす、すみません。私、沐浴したことなかったです~」と看護師さんに泣きついてご指導願う。

お湯につかって気持ち良さそうな顔の娘ちゃんが可愛くて仕方ない。

なのに母ちゃんの慣れてなさとぎこちなさが伝わるのか、洗い始めると暴れる娘。

慣れてないんだから、そんなに暴れたらお湯に落ちるぜ。

なんとか沐浴をすませると、母ちゃん汗だく。

カメラを持っていったけど、写真を撮る余裕なんかなかったよ。

沐浴後は泣いてグズるので、とんとんして子守唄を歌って寝かしつけ。

子守唄を歌うと泣き止んで、じっとこっちを見ながら聞いている気がする。

そしてだんだん目がとろとろしてきて、寝た。

自分の子守唄で我が子が寝てくれる瞬間て、ものすごく幸せだと思うのは私だけだろうか。

今日は先生から話があるというので、寝てる娘をとんとんしながら待つ。

しばらくすると小児心臓科唯一の女の先生が来た。

「娘ちゃん、とても状態は落ち着いているんですが、時々脈が速くなるときがあって、心電図とか見ると不整脈ではないようで、赤ちゃんが泣いたりすると脈が速くなるのと同じ現象なんですが、娘ちゃんにとっては脈があまり速いのも疲れちゃってよくないので、眠くなる薬を使ってます」とのこと。

確かに普段から160前後と速めなのだが、泣いたりすると平気で190とか200とか行くのだ。

そういえばお腹にいたときから心拍は常に160前後だったな。

苦しかったのかな。

こないだ手術の具体的な話をちょっと聞いただけに今日はドキドキして先生を待っていたが、話はそれだけで終わり拍子抜け。

息子も待ってるし、娘も熟睡に入ったようなので看護師さんに声を掛けて病室を出た。

帰り道に息子の気分転換も兼ねて神社に寄って、娘の健康祈願。

ちょっと多めにお賽銭を入れて真剣に祈っていたら、涙がチョロッと出てきてしまった。

安産のお守りを返して、健康守りと幸せを呼ぶという鈴のお守りを買う。(買うって言わないのかな?)

病室に持っていって大丈夫かな?

看護師さんに聞いてみよう。

……神様、どうかお願いです。

娘を助けてください。

私たち家族に、笑って過ごせる未来をください。

お願いします。


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