年越し確定〔1ヶ月26日〕
*過去の自分のブログの転載です。
🍀🍀🍀
<2011/12/29 thu>
生後56日、術後20日目。
今日は1本早い電車で行ったため、1時過ぎには病院に到着。
でもお昼抜きで行ったらお腹が空いてしまい、院内のコンビニで腹ごしらえ。
結局1時半から面会。
寝ていた娘ちゃん。
今日はミルクの時間が遅いみたいで、ミルクも沐浴もまだだった。
「う~ん、お風呂が先かな」と看護師さん。
娘ちゃんはすぐに起きたので、お腹が空いたことに気付いていないうちに入れちゃおう。
準備中に主治医登場。
「状態はいいですね。元気もあるしミルクも飲めてる」
飲めてるどころか、足りてませんけどね。
まあ、水分制限があるから仕方ない。
「あとは血栓予防のための薬ですが、やっぱり急激にサラサラにするわけには行かないので少しずつ量を増やしてますが、もう少しかな」
「あんまり無理して急いで問題が出てもまずいので、寂しいですが年越しは病院でしてもらって、お正月明けには家に帰れるようにしましょう」
やっぱり慎重派な主治医だわ。
でもその方がなんか安心。
娘ちゃんが帰ってきたら慌ただしい日々になるし、年末年始は息子サービスをしながらのんびり過ごそう。
せっかくだし兄妹の二度目のご対面も計画しようかな。
話が終わったら早速お風呂。
今日は全然泣かずにお利口さん。
背中を洗うときも引っくり返すのをやめたしね。
その代わり、お風呂から上がって裸のまま移動用のコットに置いたとたん「ぎゃーーーっっ!!」と泣いた。
どうやらお腹が空いてることに気付いたらしい。
しまった。
体を拭いてる間も、服を着せてる間も、これでもかとギャン泣き。
泣くときの顔色をいつも「真っ赤」と書いているが、実際には赤紫と言うか赤黒い感じになるので、ちょっとドキドキ。
看護師さんがすぐにミルクの準備をしてくれ、ベッドに戻ってお待ちかねのミルク。
60ccになってた。
母ちゃんが体勢を整えてる間も待ちきれずに泣いて急かし、ゴクゴクゴクゴクあっという間に飲み干した。
あんた、本当に心疾患かい?
ここ何日かはサチュも80台前半で落ち着いていて、滅多にアラームも鳴らなくなった。
ひとっ風呂浴びて、キューッと一杯飲み干したら、あとは寝るだけ。
抱っこでトントンユラユラすると、あっという間に夢の中。
ベッドへの着陸も成功。
今日も添い寝をするようにベッドに頭を乗せて寄り添う。
娘ちゃんの寝顔を眺めていたらまたも眠くなってしまい、今日は本当に寝てしまった。
目を開けると目の前には娘ちゃんの可愛い顔。
幸せだ。
一緒に寝たり、爪を切ったり、寝顔を眺めたり、写真を撮ったり、一緒に寝たり、幸せな1時間。
突然寝ながら顔がしかめ面になったと思ったら、泣き出した。
目も開けずに泣いてる。
抱っこをするとすぐに泣き止んで、またウトウト。
もう帰る時間だったので、ベッドに下ろし「また明日来るね」と言って病室を出る。
年越しも病院だ。
貴重な経験だと思おう。
また明日ね、娘ちゃん。
明日は父ちゃんも来るよ。
待っててね。