しゃっくりとぼよよん〔1ヶ月3日〕

*過去の自分のブログの転載です。

🍀🍀🍀

<2011/12/06 tue>

生後33日。

今日の面会は1時。

ミルクの時間のはずなのでウキウキで行ったのに、飲み終わってた。

早いよ。

でも満腹だからかご機嫌でキョロキョロしながら起きていた。

可愛いから許す。

今日は甘えて泣くことはなく、母ちゃんをじっと見てる。

横向きになっていたのだが、ムニムニ動いてズリズリ下がり、なんだか背中を反らせたイナバウアーのような体勢に。

そのうちしゃっくりをし始めた娘ちゃん。

眠そうだったのに、自分のしゃっくりでビックリして目をパチクリ。

しかも体勢のせいかしゃっくりの度に「ひゃっ」というか「きゅっ」というような声が出る。

なんじゃそりゃ、可愛いぞ。

ナキウサギみたい。

よく見るとアイスノンを枕にしている。

まさか、お熱?

タイミングよく今日の担当の看護師さんが来たので聞くと、泣きすぎて熱くなって汗をかいていたからアイスノンを使ったそうだ。

しかも泣いた理由は空腹。

母ちゃん、心配して損したよ。

しばらくするとしゃっくりも止まり、目がとろとろして来た。

抱っこをしなくても寝そうだったので、向かいのベッドから聞こえる曲に合わせて歌いながらとんとんする。

聞こえて来たのは『ぼよよん行進曲』。

歌っていたら涙がにじんでしまった。

大丈夫。

娘ちゃんの足にもバネがついてるはず。

どんなに大変なことが起きたって、ぼよよよ〜んと飛び越えていける。

絶対。

そんな母ちゃんの心も知らず、気持ち良さそうに眠りに落ちた娘ちゃん。

ピクとも動かず爆睡。

爆睡。

爆睡。

寝顔は可愛いがつまらん。

こないだまで点滴をしていた左手が、長い間テープでぐるぐる巻きだったせいでふやけて皮がめくれていたので、それを剥いてみる。

真っ白で冷たい手。

健康な赤ちゃんのもみじの手にはほど遠いけど、小さくて可愛い手。

食べちゃいたいわ。

しばらくすると看護師さんが来て「明日も同じくらいの時間に来ますか?」と聞かれた。

「いつもこの時間は寝ちゃってて物足りないですよね?明日は沐浴しないで待ってますね」と。

やった~!

明日は沐浴だ。

浮かれ気分で今日は帰宅。

母ちゃんの慣れない沐浴で暴れないでよね。

頼むぜ。

手術まであと3日。


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