病院でクリスマス〔1ヶ月22日〕

*過去の自分のブログの転載です。

🍀🍀🍀

<2011/12/25 sun ☀☁>

生後52日、術後16日目。

今日も息子を連れて娘ちゃんの病院に向かう。

先に父ちゃんが面会へ。

起きて待っててくれた娘ちゃんを抱っこしたりおむつを換えたりして、存分にふれ合ってきたそうな。

「いいわ、娘はいいわ」とデレデレ顔。

よかったね。

交代して今度は母ちゃんが面会へ。

娘ちゃんは寝ていた。

なんか今日の娘ちゃんの顔は肌荒れがひどい。

また乳児湿疹かな?

娘ちゃんの隣には家から持ってきたしまじろうのぬいぐるみ。

今までは小さなコットだったからおもちゃとか置く余裕はなかったけど、念願の大きなベッドになったので家から持ってきたのだ。

息子のお下がりのしまじろう。

息子の最初の友達だったしまじろうが、娘ちゃんの最初の友達に。

クリスマスプレゼントは退院して帰ってきてからね。

よく見ると、なんか体の周りがスッキリしてる。

右足の点滴が抜けていて、点滴は左足のみになってた。

他にはサチュレーションのが左手に、胸に心電図のコード。

たったこれだけ。

抱っこしやすいわ。

しかも点滴台を見るとシリンジは1本だけ。

これはタイミング的にたまたまかもしれないけど、それでも嬉しい。

ベッドの柵を下ろした音で起きた娘ちゃん。

母ちゃんをじっと見て泣く。

もう、甘えっ子ちゃん。

抱っこをすると泣き止んで周りをキョロキョロ。

可愛い。

抱っこできることが嬉しくてずっとユラユラトントン。

顔はキョロキョロ、手足はバタバタ。

ご機嫌さん。

しまじろうを顔の前に持っていくとよく見ていた。

やっぱり原色がよく見えるんだね。

しまちゃんの手を娘ちゃんの手に当てたら握りしめ、そのまま腕をブンブン振ってしまちゃんは吹っ飛んだ。

しばらくすると顔を真っ赤にして泣き出した娘ちゃん。

ジャスト、ミルクの時間。

看護師さんが薬とミルクを持ってきてくれ、まずは薬から。

母ちゃんがあげます。

最初の2~3口は騙されて素直に飲んでくれたが、美味しくないと気付いてからはしかめ面で嫌そうに飲んでた。

偉い偉い。

さあ、薬を飲んだらミルクだ。

なんとビックリ、50ccを2~3分で一気飲み。

すげえな、おい。

そして足りないと泣く。

でも抱っこしてユラユラトントンしていると、目がとろとろしてきて寝てくれた。

我が子が腕の中で寝てくれる瞬間が好き。

母親の勝手な妄想だが、安心したような顔で寝てくれている。

看護師さんが来て、左足の点滴を止めてあるテープやガーゼを取り替えてくれた。

今日、術後初めての沐浴をしたらしい。

それで肌が赤くなってるんだ。

今までは清拭だけだったから、顔に貼られていたテープの粘着部分が結構残っていて、だいぶ肌が荒れてしまっていたようだ。

そこをかなり久しぶりに洗ったから、かさついて赤くなっちゃったみたい。

なんか一皮剥けそう。

剥けたらきれいになるかな。

「明日は待ってますけど、お風呂に入れますか?」と聞かれ、「入れます!」と即答。

わ~い、お風呂だ~。

傷はあまりもう痛々しくはなさそうだけど、ちゃんと見るのは初めてだから楽しみ。

楽しみ…はちょっと違うか。

でも大事な娘の大事なことだから、きちんとこの目で見ておきたい。

今日は日曜だからか先生は来なかった。

サチュは80台前半と落ち着いていて、今日は一度もアラームを聞かなかった。

輸血の効果かな。

母ちゃんの腕の中で爆睡な娘ちゃん。

しばらくはオートスイング機能のついたハイローチェアの気持ちでユラユラしてたけど、息子も待ってるし帰ることに。

ベッドへの着陸にも成功し、抱いてる間にこんがらがった点滴の管やなんかを直して、可愛い寝顔をもう一度眺めて病室を出た。

また明日ね、娘ちゃん。

いいこでねんねしててね。

今度ベビーザらスにでも行ったら小さなメリーでも買ってこようかな。

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