出産報告②
*過去の自分のブログの転載です。今回は育児日記や闘病記録ではなく、私の個人的な日記です。
🍀🍀🍀
昨日は短大時代の友達と新年会だった。
行こうかどうしようか、本当に悩んだ。
年賀状で出産したことだけ伝えた友達。
その中の一人、遠方に嫁いだ子が今回は来れると言う。
4年振り。
会いたい。
すでに退院出来ていたら行かない気だった。
だから「行けるかどうか直前にならないとわからない」とメールしていた。
残念ながら退院はまだ出来ておらず、逆に言えば今なら行ける。
今しか行けない。
でも娘のことを聞かれたら、何て言う?
ごまかす?
嘘をつく?
娘のことを伝えないで話が出来る?
話すとしてもどこまで?
泣かないで話せる?
雰囲気を壊さない?
余計な心配をさせるだけじゃない?
一人はこれからの妊娠出産を望んでる。
不安にさせない?
行く?
行かない?
悩んで悩んでとりあえず行くことにはしたけれど、話すか話さないか決められないままみんなと会った。
家族や病院や役場関係以外の人と会うのは産後初めて。
最初はタイミングじゃなかったし言わなかった。
「赤ちゃんは?」と聞かれたけど「預けてきた」とだけ答えた。
預けてきた。
病院に。
間違いではないか。
今はもうみんな状況が変わってしまったので年に2回会うか会わないかだけど、一番気心知れた友達。
何年ぶりに会ってもすぐによく遊んでいた時代に戻って話が出来るメンバー。
会話の流れとして、隠したままだと話しづらい。
たまたま父親の育児参加の話になり、「パパが2ヶ月の子も見てるの?」と聞かれた。
「実は今入院してて…」
思いきって話した。
すでに帝王切開の話はしてたので、その本当の理由、心臓病なこと、手術をすでにしたこと、そして退院間近なこと。
ここに来ることを本当に悩んだことも話した。
笑いながら話せた。
私が笑いながら話しているから、暗くならずに、でも真剣に聞いてくれた。
「重い話でごめん」と言ったら、「笑って話してくれてるから大丈夫」と言ってくれた。
退院間近だと言ったこともよかったみたい。
変な慰めも励ましもなく、普通に聞いてくれた。
「大変だったね」とだけ言ってくれた。
話をすると色々あるのは私だけではなく、三児の子持ちの子も末っ子君の知的に問題があるかもという話が出てるらしく悩んでいた。
当たり前だよね。
私だけが大変なわけじゃない。
私だけが悩んでいるわけじゃない。
みんな何かしらあるんだ。
歳と共にだんだん重たい内容も増えてきたけど、たくさん話してたくさん笑って、懐かしい話もいっぱいして楽しい時間を過ごせた。
別れ際にその三人の子持ちの子が「何とかなるから。大丈夫だよ」と言ってくれた。
あんなに怯えていた「大丈夫だよ」を素直に聞けた。
友達って偉大だ。
行ってよかった。
言ってよかった。
みんな、ありがとう。
頑張るね。