突然の見舞客〔2ヶ月12日〕
*過去の自分のブログの転載です。
🍀🍀🍀
<2012/01/15 sun ☁☀>
生後73日。
今日は1時半から母ちゃんが面会。
その間息子と父ちゃんは近くの河原に遊びに出掛けた。
寝ていた娘ちゃん。
いいお顔で熟睡。
体重は昨日より少しだけ減っていた。
今日はベッドの柵を下ろしても綿棒で鼻掃除をしても起きない。
写真を撮っても寝顔だけじゃ変化もなし。
可愛い寝顔を眺めながら一緒に寝てみたり、暇だから手帳の記入をしてみたり。
1時間経ったが起きない。
遊びに行っているダンナからはまだ連絡がないので、もうしばらく粘る。
「娘ちゃ~ん、少しは起きてよ~。寂しいよ~」とほっぺをツンツン、お鼻をツンツン。
ムニャムニャ言いながら動いて薄目を開けるけど、また寝ちゃう。
どんだけ眠いんだ。
時々寝ながら笑う。
楽しい夢を見てるのかな?
ちょっと気になったのはサチュレーション。
低い。
今までは寝ているときは80台後半~90くらい。
なのに今日は70台。
80にすら行かない。
なぜ?
今日も主治医はいなさそうだから、今度聞こう。
本人はのんきに寝てるしね。
1時間半経ってもまだ起きない。
ダンナからは「今から病院に向かいます」とメール。
起きて~。
と思っていたら、起きた。
「あれ?母ちゃん、何でいるの?」みたいな顔をしている。
1時間半前からずっといたよ。
まだ寝ぼけててぼや~っとしてるけど、起きてくれて嬉しい。
すると突然後ろから「○○さん(私の名字)、ご家族の面会の方が…」と看護師さんから声を掛けられ振り向くと、なんと私の叔母と叔父が!
なんで~!?
かなりビックリ。
ばばの妹とその旦那さん。
娘が生まれたとき、不安がいっぱいだった私たちは誰かと話をする気になれず、せめて最初の手術が終わって落ち着いてからと思い、親戚関係にはまったく報告しなかった。
落ち着いた頃にちょうど年末年始で『家族が増えました』の年賀状を写真付きで送った。
それ以上は書かずに。
そしてつい先週母方の遠い親戚の法事があった際に、ばばから娘のことについて話をしたらしい。
ものすごく心配しちゃった叔母二人。
ばばの一番下の妹は、出産祝いの大きな花束と、昔何かあるとばあちゃん(ばばの母)が拝みに行っていた不動尊でお札を買ってきてくれた。
そしてばばのすぐ下の妹は、今日突然来た。
家も遠くないし、そんな話を聞いてまさか来ないよね、と冗談半分で思っていたが、本当に来たからビックリ。
ばばは病院名しか伝えてなかったし、広い病院内にはいくつかチェックポイントもあるのに(受付とか病棟入り口とか)、よくたどり着けたな。
今はもう点滴もなく、最近お肉が付いて丸くなってきた娘ちゃんを見て安心していた。
「こんなに元気そうなのに退院できないの?」と聞かれた。
やっぱりそう思うよね。
薬の微調節もあって、時期も時期だしもしかしたら次の手術までこのままかも…と伝えた。
「風邪を引かせるわけにもいかないだろうから、それもいいのかもね。」と叔父。
すっかり目の覚めた娘ちゃんを叔母に抱いてもらった。
娘ちゃんは叔母の顔をじっと見て少し笑った。
「話を聞いてビックリしちゃったけど、顔見たら元気そうだし安心したよ」と言っていた。
わざわざ神社に行ってくれたらしくお守りをもらった。
ベッドの柵に結び付けておいた。
ありがとう。
検温や血圧測定のために看護師さんが来てもうすぐミルクだと言われ、ちょうどダンナから連絡も来ていたので交代することに。
叔母たちと一緒に病室を出た。
結局起きてる娘ちゃんとはほとんど触れ合えなかったよ。
叔母とは少し話をして、息子にお年玉をもらいお礼を言って別れた。
ダンナは娘ちゃんにミルクをあげて、たくさん抱っこをしてご満悦で戻ってきた。
いいな~。
それにしてもかなりビックリな叔母の来訪。
でも嬉しかったし、ありがたかった。
そう思えた自分に安堵もした。
Hちゃん(叔母の呼び名)、来てくれてありがとう。
いい報告ができるようにみんなで頑張るよ。
見守ってください。