先日(24年10月2日~4日)の取引
日経平均株価:38,635.62(+83.56)
TOPIX:2,694.07(+10.36)
米ドル/円:146.26円(10月4日執筆時)
10月2日の取引
この日は石破総裁が決定した翌日で、予想通り寄り付きから大きく下げた。
前日の含み益(5.9万円)は3万円ほどまで下がった。
予想よりは全然マシだったので、その時点で利確。
しかしこの「意外と下げない」ということから、いくつか買いに入ったのだが、ここから大幅に下げ、結局この日はプラス3万円からマイナス4万円ほどとなった。
含み益とはいえ、プラス5.9万円からマイナス4万円なので、1日のマイナス幅としては過去最高となった・・・
10月3日の取引
この日は前日から一変して寄り付きから日経平均が大幅に上昇した。
円安、株高という局面でずっと上がり調子だった銘柄をアサイチで購入。
・フジクラ
・IHI
・住友林業
・川崎重工
など
しかし結果的にこれらはいずれも寄り天となり、購入したタイミングから大幅に下げた。
結果的にこの日はマイナス6万ほどとなり、1日のマイナスとしては最大となった。前月のプラスを帳消しにするばかりか、トレード開始時の資産(135万円)を初めて割ってしまった・・・
デイトレードを開始してから2日連続でこれまで経験したことのない損失額となった。
とりあえず大幅に動かず、情勢的に安心感のある川崎汽船を100株だけ購入してこの日は終了。
10月4日の取引
今日はあまり売買しないつもりだった。
というのも今日はおそらく全体的にあまり動かないと思っていて、株の予想が難しいと思ったから。
この予想は的中し、実際今日の値動きは終日小さく、日経平均は最終的に+80円ほどとココ最近では圧倒的に小さい値動きだった。
しかし大きく下がったセクターがあった。海運業である。
海運セクターだけは何故か大幅安。
日本郵船、川崎汽船、商船三井ともに大幅に下げ、今日のプライム市場の下げ率ワースト3をこれらの銘柄が抑えた。
先日唯一持ち越した川崎汽船はマイナス9.73%で、プライム最大の下げ幅となり、僕としてもトレードし始めて1日で下がった株価としては最大となった。というより、これまで持っていた株が9%も下がったのは初めての経験だった。結果的に約2万のマイナス。
その後、セブンアイが業績の悪いイトーヨーカ堂を譲渡するというニュースを目にし、100株ほど購入。いったん数千円含み益で引け。
感想など
ここ数日、取引自体に良かった点はほぼない。
とにかく購入した株は全部下がり、含み益を見たのも久々に感じた。
ただ、学べたことはとても多い。
10月に入って流れが変わったというか、おそらく投資家の認識が変わった銘柄が多数ありそう。
というのもこれまで天井知らずだったフジクラやIHI、住友林業などが、好条件にも関わらず落ちているという現実。
特に住友林業は7,200円までは多少上下してもずっと上がり調子だった。
米株が不調だったり、円高が進行したりすると多少落ちることはあったが、先日のような「円安」「米株上昇」「日経平均上昇」という局面で下がることはなかった。
しかし2日以降は好条件であっても上がらず、今日も悪材料が出たわけでもないのに4%以上の下落となっている。
フジクラも上昇局面にも関わらず騰落し、頭打ち感が出ている。
9月調子が良かった分、「いつも上がっているから上がるだろう」と思って適当に買った部分があり、こういった「ファンダ的要素が皆無で、テクニカルで落とす」ということをあまり考慮していなかった。
慎重さが足りなかったと反省。
また、本業が忙しくなってきて、見極める時間が取れていなかったのも大きい。
例えばアサイチ、開所の10分前に起きることもあり、あまり深く考えず取引して大やけどを追ってしまったり、あまり深く考えずに海運業に手を出したりと、良くない取引が多かった。
忙しい間は細かい取引はせずに少なくとも数日、数週間以上様子を見ながら取引したいところ。