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奇跡のタルトポワールお披露目会「レ・ザンジュ鎌倉 」に行ってきました

「レ・ザンジュ鎌倉 」という、スィーツショップをご存知でしょうか?
 
定番のケーキや焼き菓子以外に、季節ごとに旬のフルーツを使ったケーキなどをリリースする、こだわりのスイーツショップです。
 
先日、「レ・ザンジュ鎌倉 」で、40年間、製法を変えていないという奇跡のタルトポワールのお披露目会が開催されました。
 
今回は、11月17日に開催された、長きに渡って愛されている「レ・ザンジュ鎌倉 」のタルトポワールのお披露目会をレポートします。

「レ・ザンジュ鎌倉」とは 

おしゃれな外観

「レ・ザンジュ」鎌倉は、1982年に鎌倉にオープン。JR鎌倉駅の西口から徒歩5分のところにあります。
 
観光客が多くにぎやかな小町通りと雰囲気が違い、静かで落ち着いた通り。目の前はJR横須賀線の線路ですが、電車が走る音もそれほど気になりません。

鎌倉には何度か行っていますが、こんなところにこんなお店が!という驚き。
 
古都・鎌倉にありますが、南フランスを思わせるすてきな洋館。一軒家のショップです。鎌倉以外には、西鎌倉と横浜の山下公園の近くに店舗がありますよ。

ゆったりとしたショップスペース


鎌倉店は、お店に入るとテイクアウトのケーキや焼き菓子のショップ、奥が喫茶スペースになっています。

リッチ感あふれる「タルトポワールお披露目会」 

タルトポワールとその素材


今回のお披露目会は、ホームページから募集し、厳選なる抽選で選ばれた方が入れる会とのこと。
 
軽めの試食会なのかなと思って、伺ったのですが、全く違いました。会自体が、「特別感」を体感できるようなプログラムになっていたのです。
 

ぬくもりあるカフェスペース


結婚式のように、席はあらかじめ決められています。フルネームで書かれた指定席にちょっとした感動を覚えますよね。
 

進行表もありました!


さらにひとりひとりに小さなプログラムが、セットされています。細やかな配慮に感動しました。
 
こういった式典を催すほどの威力がある「タルトポワール」は、どんな破壊力かあるのか、気になるところです。
 
軽めの試食会だと思って伺ったので、結婚式の披露宴的な進行にビビりました。

優雅にすごせそうなカフェスペース

 
レ・ザンジュの広報の方のご挨拶から、会がスタート。
 
本日の会の趣旨と、参加しているお客様への感謝が述べられたのち、シェフのお話へ。
 
タルトポワールへの想い、材料のラフランスやアーモンド、タルト生地などについて語ってくれました。普段はシェフのお話や思いを直接聞く機会はないですよね。
 
貴重なお話に参加者全員が、耳を傾けていました。

「タルトポワール」がやってきた! 

タルトポワール、ラフランス、白いアーモンド!


制作サイドのお話、洋梨農園さんとのすてきなエピソードをうかがったあと、いよいよタルトポワールが登場。
 
なんと、鎌倉彫の器に材料の一部である、ラフランスとアーモンドも載っています。
 

鎌倉彫のトレイを使用、地元愛を感じます!


アーモンドは、スペイン産のものを使用しているとのこと。白くてつるんとした実は、私がよく知っている茶色のアーモンドとは、見た目も味も一味違います。
 
タルトを食べる前に生のラフランスを食べてから、タルトを食べて違いを堪能してほしいとのことだったので、その通りにやってみました。

 
生のラフランスでも充分おいしいのですが、タルトになるとさらに甘さが増します。ラフランスは水分が多い果物。熱を加えることで、ラフランスの水分がアーモンドクリームに染み込み、よりおいしさが増すのだそう。
 
またラフランスは、山形県の川口観光果樹園のものを40年に渡って使用。タルトの素材として使われるまでに、10~14日間熟成させているとのこと。食べられるまでに時間のかかる果物ですが、熟成させることで味がよくなるとのことでした。
 

テーブルの上の小物もラフランス祭り!


タルトポワールをひと口に食べてみたところ、激烈においしい!パイ生地もサクサク。ラフランスはそのまま素焼きにしているそうですが、信じられないほど甘く、とろとろの食感に。
 
フルーツは煮たり焼いたりする際に砂糖を使うものだと思っていましたが、このラフランスには調味料は使わず、素材をそのまま焼いているとのことにただ驚きました。
 

本当においしい。おいしい以外に言葉が出ません。うまさのあまり一気食いしてしまいました。
 
親子2代でオーダーされる方もいらっしゃるのも、うなずける味です。この時期しか食べられないという限定感も、よりおいしさを感じさせる要素かもしれません。
 
また食べたい!そう思える味でした。

口直しにボージョレ―・ヌーボーとプチプールサレ

口直しもゴージャス!

タルトだけでも大満足でしたが、お披露目会は口直しタイムもありました。
 
レ・ザンジュの代名詞とも言えるプチプールサレのクリスマス限定缶に入っている、クッキーが登場!
 
提供されたのは、クリスマス限定缶に入っているこの期間だけ楽しめる味。

 
ドリンクは紅茶から、解禁されたばかりのボージョレ―・ヌーボーへ。
 プチプールサレは、赤ワインとのマリアージュがピッタリのソルティーなクッキー。

 
甘いクッキーを予想して食べると、口のなかが驚きます。おつまみに最適なクッキーとして、レ・ザンジュでは大人気のクッキー。ソフトな食感にバジルやチーズ、トマトといった素材のよさを感じます。

グラスがなんとバカラでした!


 プチプールサレは食べたことがありましたが、ワインと合わせて食べるのは、初めて。ボージョレ―・ヌーボーのフレッシュな酸味と合う!赤ワインのアテに、おすすめの一品です。
 
今度赤ワインとプチプールサレで、パーティしたい!という気分になりました。
 
プチプールサレとボージョレ―・ヌーボーで、宴もたけなわとなったところで、レ・ザンジュのスタッフさんからご挨拶。

お披露目会は1時間程度でしたが、かなり充実した内容で終了しました。
 

至れり尽くせり、お宮もいただきました

限定缶はノルディックのクリスマスをイメージさせる雰囲気


帰る際にお土産が出ました。
 
なんと、プチプールサレの限定缶!
 
タルトポワール1ピース、ボージョレ―・ヌーボーとこれだけでも大満足でしたが、最後の最後でこんなステキなお土産にまたびっくり。よきお宮に満足度マシマシ。さらにレ・ザンジュのファンになりました。
 
また買いに行きます!
 
おうちに帰ってからもこの日の試食会のことを思い出しそうです。
 

まとめ 

かんたんな試食会のようなものをイメージしていったので、お店側の演出に度肝を抜かれました。
 
また、お披露目会に参加されていた方は、みなさんレ・ザンジュのケーキや焼き菓子を長きに渡って食べられているファンの方。
 
始めは知らない人同士でもレ・ザンジュのファンということで、話に花が咲いていました。
 
 
生産者と作り手の思いがぎゅっと詰まったレ・ザンジュのタルトポワール。タルトの概念が変わる味でした。
 
この時期だけの旬の味。ぜひ一度、堪能してみてくださいね。

レ・ザンジュ鎌倉 
住所:神奈川県鎌倉市御成町13-35 
TEL: 0467-23-3636 
営業時間:10:00~18:00 
[喫茶営業時間] 10:00~17:00(16:30 L.O.) 
定休日:無休 
アクセス:鎌倉駅西口より徒歩3分 
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