キャンプでのガス調理は、CB缶+ガスバーナー+遮熱テーブルが◎
私はキャンプ(特にファミキャン)でガス調理をする場合、下記のセットを使っています。
①CB缶
②専用ガスバーナー
③遮熱テーブル
このセットに関してもいろいろと試行錯誤したのですが、遮熱テーブルを使うようになってからはこれ一択。かなり使い勝手がいいのでおすすめです。
その理由や使い勝手、おすすめのアイテムなどを説明させていただきます。
①CB缶 : なぜCB缶がいいのか?
基本的にキャンプに「ガス」を持参するのであれば、CB缶かOD缶の大きく2択です。
それぞれの特徴はざっくり下記な感じ。
<CB缶とは>
一般的なカセットコンロ用のガス缶です。よく見かける500mlのペットボトルくらいの縦長のやつです。コンビニでもスーパーでも売っているので入手しやすく、OD缶に比べると安価です。
一方で、耐寒性や出力はOD缶に比べると劣っており、寒い場所ではちゃんと使えなかったり、火が弱くなってしまったりする不安があるとされています。
(ガスの配合を変えて耐寒性を高めたパワーガスのCB缶もあります)
<CD缶とは>
アウトドアで使うことを目的にしているガス缶で、気温が低くても出力が安定しやすいのが特徴です。円形の底面の直径が大きく安定感のある形をしています。ホームセンターやアウトドアショップなどには置いてありますが、一般的なコンビニやスーパーでは手に入りにくく、CB缶に比べると高価です。
で、この2つのどっちがいいのか?は、目的によって変わってきますが、山登りとかでなく、普通のファミリーキャンプ目的であれば基本的にはCB缶がおすすめです。
理由としては、安いし、どこでも手に入るし(忘れても、なくなってもすぐ買える)、家庭でも(カセットコンロ等で)使えるから。
私はキャンプの際には、念のためにパワーガスのCB缶を予備で常備しておいて、普段は普通の安いCB缶を使っていて、寒くてガスの勢いが弱いと感じた時とか、ガスが残っているのに途中で消えてるように感じた時だけ、普通のCB缶からパワーガスのCB缶に交換してしのぐ、という感じにしています。
(それで、真冬のソロキャンでも、問題を感じたことありません)
②専用のガスバーナーとは
CB缶で調理するなら、家庭でも使えるカセットコンロを使うのが一般的です。
で、それでももちろんいいのですが、キャンプにカセットコンロを持っていこうと思うとどうしても荷物が増えしまうこと、せっかくのキャンプなのになんとなく生活感が漂ってしまうことが気になります。
そこでおすすめなのが、コンパクトで見た目もよいCB缶専用の(携帯用)ガスバーナー(コンロ)です。
これは大変便利なのですが、あまり種類はなく、主なものは下記。
・イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
・[FORE WINDS(フォアウィンズ)] マイクロ キャンプ ストーブ FW-MS01
・SOTO ST-310
ただ、SOTO ST-310はリコールがあり、現在品薄で定価での購入が難しくなっているので、ほぼ2択という感じですね。(2021年9月現在)
これ以外にもCB缶に使えるバーナー自体はあるのですが、ガスを使うものなので安全面を考えて。また、さまざまな付属アクセサリーが豊富なこともあるので、やはり上記のいずれかがおすすめです。
③遮熱テーブルとは
CB缶にCB缶専用のガスバーナーを取り付けて使用する場合に便利なのが遮熱テーブルです。
基本的にCB缶+ガスバーナー(コンロ)で調理をする際、調理器具などからの輻射熱がガス缶に当たって高温になるのを防ぐために遮熱版を使用することが推奨されているのですが、その遮熱版をテーブルにしたものが、遮熱テーブルです。
遮熱テーブルを使うことによって、安全に使用できる上、カセットコンロのような安定感もでるし、デッドスペースになりがちだったCB缶の上のスペースが有効に使えるので、割と一石二鳥(一石三鳥)くらい便利です。
上記の3つのバーナーであれば、それぞれに適した遮熱テーブルがいろいろとリリースされているので、自分に合ったものを探して使用してみてはいかがでしょうか。
選ぶ際には、
・遮熱テーブルのサイズや形
・設置のしやすさや安定感
・固定できるかどうか など
をポイントに検討すると良いかもです。
私はできるだけ荷物をコンパクトにしたいので、収納時に2つ折りにできる上記の遮熱テーブルを使っていますが、そもそもコンパクトになる上、2つ折りにした遮熱テーブルの隙間に、コーヒードリッパーセットを突っ込んで収納することもでき、とても助かっています。
試行錯誤の上にたどり着いた合理的&便利でコンパクトなガス調理セットですので、参考にしていただければ幸いです。
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