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2024年お気に入り自選十句
こんばんは。
今年もあと1日となり、
落ち着いてきたちりです😌
さて、俳句関連の
今年の重大ニュースはというと…
・俳句仲間にお会いできたこと
・亀俳句を一年詠んだこと
・俳句の向き合い方に変化があったこと
でしょうか。
俳句仲間にお会いできたこと
しりとり俳句を一緒に続けている
紫乃さんとsachiさんに
いつかお会いしたいと思っていました。
それが、今年、実現しました!
もう遠い昔のような気がしますが
今年なんですよね〜
SNSを通して知り合った方と
まさか実際にお会いできるなんて
思ってもいませんでした。
俳句の話をしたり、
楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
また、しりとり俳句一年目の句を
すべてまとめた文庫本が
完成したのも嬉しかったです。
そして、なんと、その文庫本が
夏井いつき先生のYoutubeで
ご紹介いただけたのも
恥ずかしくも嬉しい出来事でした。
予想外でしたが、どれも嬉しいもので、
俳句と仲間とテクノロジーに感謝です。
亀俳句を一年詠んだこと
麒麟先生に背中を押され、
一年間、メール句会と結社誌にだけ
亀俳句を投句し続けました。
まだまだですが、
一年続けたことだけでも達成感!
メール句会ではなんとなく
参加者に申し訳ないと思いつつ
毎月出していました。
ありがたいことに
亀の句を楽しみにしてくださる方もいて
大きな励みでした。
おかげさまで、秋に投句した亀の句で
特選をいただくことができました。
ありがとうございました!
来年からは
気が向いた時に詠もうかな
と思っていますが、
まだまだ亀俳句続けます。
俳句の向き合い方に変化があったこと
これまで俳句に対して
細々と続けようと思いつつも
数年で辞めるかもという思いが
どこかでずっとありました。
それが今は
一生の趣味として俳句を続けられそう
という確信のようなものに
変わった気がします。
それは夏〜秋くらいから
句会での評価が気にならなくなったのが
大きな理由の1つかもしれません。
評価されれば
もちろん嬉しいですし、
悪い結果に悔しいと思うことは
とても大事だと思います。
でも、没だからと言って、
以前ほど、悲観的な気持ちを
持たなくなりました。
私にとっては、大きな成長!
今は伸びしろしかない自分の
来年以降の変化が楽しみです。
というわけで、
今年も充実した俳句生活を
送ることができました。
いつも仲良くしてくださる方や
見守ってくださる方のおかげです。
今年もありがとうございました。
また来年も
どうぞ宜しくお願いします。
最後に、
今年のお気に入り自選十句と
その亀編を置いておきます。
では、暖かくして
良いお年をお過ごしください。
つまみあぐ鶯餅の尻あたり
にんにくの香りわけあふ家族かな
蚊のこゑやどうぞ隣の夫から
とは言へど膝までまくり夏の海
さじ入れてゼリーに清き断面図
飴細工すうと伸ばすや秋澄めり
どの露の玉の私もほんたうで
それぞれの雲かきわけてゆく鴨よ
くしやみしてゆつくり開く大きな目
つぎつぎと猫の倒るる床暖房
初みくじ結ぶひとつは亀のため
バレンタインデー亀にもなにか良いものを
春の風亀の歩幅にあはせたり
ゴールデンウィークや亀の目に生気
ただいまと駆くるや亀は端居して
だらしなき亀の寝相や夏休
月明りちひさき亀のちひさき目
ゆつくりとふり向く亀や暮の秋
亀の首伸ぶる八月十五日
目のあへば亀の寄り来る冬うらら
Photo by Mateusz Suski on Unsplash