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【きみのすきないろ】劇場版ウルトラマンタイガ感想③【ネタバレ幻覚マンガ】

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君の未来が、たくさんの色で溢れますように。

ヒロユキ、タイガ、本当にありがとう。


そして、

タイガGF開催おめでとう!!!!!!

いやほんと良かった…。GFできないかと思っていた…。
うれしいです…。バトンタッチできて本当に良かった…!!!!!
GFのチケット販売時に登壇者の中に諒太郎氏・七瀬公氏のお名前が無かったので、仕事のスケジュール埋まってしもてるんやろな…と思ったら丸の内で全員終結!!!!!!!!!

なんだこの最終回感。ラスボス手前で今まで仲間になったキャラ全員集合してくれるやつじゃん。けもフレじゃん。泣くわ。

まあ行けてはないんですけど…。(日本の5大都市中、へき地とも言える福岡県民)(東京遠い…東京、ソウルの位置に来てくれ…)
気軽に現場に行けない代わりに、夏場に見た幻覚仕上げるぜ…!!!と描いたのが上の漫画です。

完全に幻覚というか個人的な夢?だったので、まさかこんなに沢山反応頂けると思っておらず…。
みんな凄い「涙で画面が見えない」とか「瞼パンパン」とか言ってくれて、描いた甲斐がありました。

( ^ω^)これからも皆の涙腺を殴れたら殴りたい!

色々な感想を読んでると私が想定してた解釈と違う感じのが飛び出してきて、正直すごく面白いな~!って思いました。どうとでも取れるように描いてはいるのだが、それぞれ自分の受け取り方をしてくれていて、それこそがエモい。
まあ例の男に似た謎の少年を登場させたがゆえ読む人をハラハラヒヤヒヤさせてしまったみたいで…普通に良い話として描くことを念頭に置いてたし、そういう風に仕上げたつもりだったので、そこは彼のキャラの成せる技だな…と勝手に納得。居るだけで不穏な空気が漂う才能。笑
「エッこれ霧崎……トレギア関係ないよね!?ある!?」というリアクションの人が居たので「そのままハラハラしていていいんだよ…( ˘ω˘ )」という気持ちもあったけど、まあ私が何を思って描いたかnoteくらいには記しておいて良いかな~と思って今これを書いています。もともとこの漫画で劇場版タイガの感想を〆たかったので、漫画で〆られて良かった~!と感慨に浸りながら書いている。何事も予定通りに進められないタイプの人格なので…。

少年の正体

単刀直入に、
霧崎に似た雰囲気がある、ただの少年です。
トレギア何も関係ない。匂わせ。

っていうとエッ???って言われそうだな…。一応何の関係もない…こともないのか…?(自問)

劇場版の最後でグリムドと一緒に撃破されたとき、禍々しい紫の霧?と一緒にトレギアの根幹である光の粒子が散るんですよね。わたしはその光の粒子が宇宙に散らないで、地球の重力に惹かれて、そのまま地表で生きる生き物の中に溶け込んだと思っています。っていうか、そうだったら良いなって思っている。トレギアの一部は地球と引き合って、星(とその上で生きる生命体)と一緒になった、って。

独りで抱えきれない孤独が、死んだあとでもせめて、分散して誰かの心に入れば良いと思って。世界中の誰かが、知らない間に知らない誰かの孤独を癒していれば良いなってずっと思っていることの表れです。一人で抱えきれないものは皆で背負いたい。もしそれが必要なタイミングで出来なかったとしても、どうにかして少しだけでも分散したい、という…。
これ文章で説明するの難しいな…文章だと難しいから漫画にしようと思ってそういう内容の一次創作描いてるんですけど、まだ表に出してないので、それも追々。

そういう訳で、作中に出て来る男の子は「霧崎似の、友達の輪の中にどう溶け込んでいいか分からなくて寂しさを感じている一般人」です。小さい頃から病弱で、ここ数年昏睡状態にあったけれど、トレギアの光が作用したのか何なのか、タイガとヒロユキがお別れしたあの時同じタイミングで目を覚ました純粋な人間として描いたつもりでした。でも霧崎に寄せたのは実際ミスリードして欲しかったからなのでシメシメ!と思っている。
あと結構な人に「霧崎の生まれ変わり…?」って言われて「ああー!そういう(素直な)受け取り方もあるんだ!!」って逆に気づかされました。全然生まれ変わりとして描いていなくて。彼と似ている地球人が同じような道を辿らずに済みそうな話を…描きたかったんかな…(今更の疑問)
私は劇場版でトレギアは完全に死んだと思っていて、もしくは死んでなくても「都合よく子供の姿で生きながらえるとか無いっしょw」って冷ややかな目線投げかけちゃうタイプの人間なので…。推しを現実で殴っていくスタイル…。読者にとってただただ都合の良い異世界転生ものは燃やしたくなっちゃうので…ヌルい空想に浸ってんじゃねえぞ(過激派)

もし孤独や辛いことに耐えかねて人生が上手くいかなくても、その上手く行かなかったその先に少しだけ、一部だけでも救いみたいなものがあれば良いと思って描いています。現実と願望の折半。

私はトレギアが好きなので孤独でも辛くもあって欲しくはないけど、彼が自分の魂と頭で決定してきたことを絶対に否定したくはない。その道の先が死であっても。自由意志とか魂をきちんと認識した上で、それとは全く関係ない私の願いがあって、両方を取って未来に繋げる話が描きたかった。
そういうのがあって描いた漫画です。
出会い方とか距離感を変えれば救ったり救われたり出来るかもしれない、出来たらいいな、とも思ってる。主にヒロユキと霧崎(トレギア)に関して。
生きてる時に手を伸ばせなくてごめん。無力なオタクでごめん。

あとまあ何を言いたいのか絵で表現した部分の説明とか要ります…?
とりあえず考えて描いてはいるのだが…。これって説明するの無粋の域じゃない?と言いつつ以下説明。

世田原で開催された『うちゅうふれあいフェスティバル』って言うのは食をメインにした異文化交流イベント(世田原区主催)だとか何とか。(食べ物以外もあるよ!)(たぶん)(もっと描き込みたかったけど力及ばず…)
タイガ本編でずっと心の虚を埋めるために「食べてた」じゃないですか、ウーラーも霧崎さんも。でも食べることって独りでするより誰かと一緒が良いよね!!!!!!!誰かと分かり合いたいとかそういう時にご飯食べるのが一番楽しくないですか!!!!!??????だって私食べるの好きなので!!!!!!!!!!一緒にごはん食べよう。分かり合う時に一番いいのはご飯食べることだよ、古今東西。という気持ちで描きました。
もう皆で美味しいご飯食べよ……。で、お風呂入って寝よ…。

それと、風船は「気持ち」とか「心」とか「魂」とか「世界」とかの意味を込めて描きました。薄い膜で覆われている、そこに確かにある何か。
結果的に少年はヒロユキから”寂しさに対する共感”とか”理由は無いけど確かな希望”を貰うんですけど、その際に赤い風船と青い風船を自分で選んでいる。初めはトレギアの意識が作用したのか、パッと赤い風船(タロウへの憧れ・誰かに依存して不安を拭いたい等の気持ち)を指さすんですけど、そのあとに「青い風船”も”好きだ」って言う。たぶん少年の好きな色が青なのかな~。(描いたのに知らない)「トレギアの色も好きだよ」って言ってくれる人の元に行けたら良いな、というクソデカ願望のアレです…。
そして青い風船に自分と周りの環境が映り込んでいるのも「自分を取り巻く世界ごと、自分を好きだって言えたらいいな」っていうアレです。光の欠片になっても。そういう受け取り方をする人と出会えたらいいね…っていう。自分の身近な世界ごと自分を認識してその上で受け入れられたら…。この出会いがそんなキッカケになれば良いって思っている。

少年、きみはトレギアのようになるなよ。

トレギアの人生を無かったことにはしない。悲しいことは悲しいことのままでいい。でも悲しいことを悲しいことのまま放っておくのは嫌なので、少しでも良い話に変えていきたいだけです。
いままでの全部を未来の糧にする!悲しいことなんて全部食ってやればいい!生きていることで過去の悲しいことを全部背負って、それでいて帳消しにしたい。結果オーライに似た何かで塗りつぶしたい!!!!!!
そういう漫画が描きたいので、この漫画にも少しでも滲んでいればいいなと願って…。
もっと上手く伝えられるようにこれからも精進していきますんで、どうぞよろしくお願いします…!!!

8月から書いて来た劇場版タイガの感想もこれで一旦終わりです。長々とお付き合いありがとうございました。
まあ劇場版タイガっていうかトレギアの話ばっかしてますよね私……。
トレギアと言えば、今月末(11/22)からはギャラファイ2が始まるね!!!!!アーリートレギア出るね!!!!!死刑宣告済みなので元気に燃えてこようと思います!!!!!!!!!ワーイ!!!!!!

市野龍一監督、井上祐貴さん、諒太郎さん、吉永アユリさん、七瀬公さん、トライスクワッドを作り上げたスーツアクターと声優のみなさん、そしてトレギアを演じてくれた石川真之介さん、内田雄馬さん、タイガスタッフの方々、円谷プロダクションの方々、ウルトラマンタイガを創って頂いて本当にありがとうございました。私にとって特別な作品です。

生きてまたどこかで!

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