子連れで冬に星野リゾート、リゾナーレ那須に2泊3日滞在
2024年12月25日〜27日、子ども2人(3歳&1歳)を連れて、リゾナーレ那須に宿泊しました。
2泊3日の日程で、周辺観光を全くせずに、家族でリラックスしながらのんびりしようと思い、宿から動かず過ごせそうな所、という観点で、リゾナーレ那須を選びました。初星野リゾートです。
リゾナーレ那須 or リゾナーレ八ヶ岳?
リゾナーレ八ヶ岳と悩みましたが、ノーマルタイヤの車で行く前提だったので、(どっちもどっちかもですが)八ヶ岳より那須の方が12月下旬の雪リスクは低そうと判断し、那須にしました。
あとは、リゾナーレ八ヶ岳は温泉ではないが、那須は温泉であることとか、予約するときに八ヶ岳の方が高かった(うろ覚え)とかもあります。
八ヶ岳は温水プールがあり、冬でも楽しめそうですが、冬にプールというのが気乗りしないのと、3歳&1歳の子どもにはハードかとも思い、外しました(実際上の子が旅行中に発熱したので、プールは入らなかったと思う)。
リゾナーレ那須の客層
客層は、リゾナーレなので当たり前かもしれませんが、ほぼ子連れファミリー層、未就学児〜小学生まで幅広く、という感じでした。
1泊目(12/25〜26)はおそらく学校がまだ冬休みに入ってなかった(少なくとも東京都の小学生はまだ)からか、未就学児(=小学生未満)が多めな印象でした。2泊目(12/26〜27)は小学生も増えてきました。
東京からの移動方法
東京からリゾナーレ那須までの移動方法は車です。子連れはやはり車が便利!12月下旬で道路に雪はほぼなく、ノーマルタイヤでも問題ありませんでした。
ただし、リゾナーレ那須の付近は路肩に雪が少し残る部分もあり、天候にもよりそうな印象です。一応、旅行中にはほぼ降雪はなさそうなことを事前に天気予報で確認して、保険として布チェーンをAmazonで購入しトランクに積んでおきました。
首都圏からの距離
那須は栃木の最北端なので、まぁまぁ遠いです。出発地によりますが、東京からだとだいたい200キロ弱ではないでしょうか。箱根までの倍のイメージです。
東北道の蓮田サービスエリア(朝食)と、上河内サービスエリア(昼食)で休憩しながら、のんびり向かいました。
実際の過ごし方
1日目、上の子の発熱
高速のサービスエリアでは遊びつつも、車での移動中もゴホゴホと咳が多かった3歳児ですが、いつもより抱っこをせがむ頻度が多め。
チェックイン後にキッズスペースのボールプール+遊具でひととおり遊んだ後に部屋に戻るとぐったり。体温計を借りて熱を測ると39.4度。
前週に下の子が風邪気味だったのでそれがうつったか、年末なので疲れが出たか。
車で10分の小児科に連絡して受診しました。コロナもインフルエンザも陰性だったので、咳・鼻水と解熱剤をもらって宿に戻りました。
夕食のビュッフェを予約していましたが、発熱した子どもは無理そうなので、宿に戻る途中のコンビニで食べられそうなもの(バナナとかヨーグルトとか牛乳とか)を買って、 ビュッフェは親が交代で行きました。
2日目、のんびり宿で過ごす
昨晩発熱した子は一晩寝てケロッと回復したので、朝食は普通にビュッフェで好きなものを食べられました。
とは言え無理はできない&もともと周辺観光の予定がなかった(屋外のテーマパーク等は寒いし)ので、「POKO POKO(ポコポコ)」という離れのようなところで過ごしました。
ここは1日目にも行きましたが、子ども用のボールプール&高さ6.5mのネット遊具、薪ストーブや読書スペース、ピザ窯などがあります。
ピザ作り体験をしたり、焚き火でマシュマロを焼いて食べたりできます。
子どもたちは遊具でひたすら遊びまくり、昼はピザ作りをしてそれを食べて、またひたすら遊びました。
3歳の子は、1日目はネット遊具の一番上まで登れませんでしたが、2日目は攻略して何回も登り降りを繰り返していました。遊具スペースは壮大ではありませんが、小学生低学年くらいまでの年齢の子どもにはちょうど良い規模感かなと思います。
昼下がりくらいにポコポコを出て敷地内を散歩したり、部屋に戻って昼寝したりしました。
3日目、帰るまで遊び倒す
チェックアウトしてからも、昼くらいまでポコポコで遊んで、道の駅でお昼ごはんを食べて帰路につきました。
ポコポコは2日目の昼より人が多かったですが、冬休みに入った小学生のいる家族が昨日から増えたからだと思います。
今回の旅では、1泊目より2泊目の方が宿泊費が高いのですが、お金をたくさん払うのに得られる価値は下がる(混んでくるため)ので、旅行はやっぱりできるだけピークをずらすのが大切だなぁとか、しかしそんなことができるのも子どもが未就学児の間かなぁとか、考えました。
大浴場
風呂についてですが、風呂が本館、宿泊は離れ、という造りになっています。風呂への行き帰りは寒いので、小さい子には厳しいかもしれません。入浴してから冷えたくないので、温泉旅館としてはマイナスですが、宿泊の目的が温泉メインでないので問題ありません。温泉に入れるだけラッキーくらいに考えましょう。
上の子(3歳)は発熱したこともあり、下の子(1歳)はそもそも小さいので、2人とも今回は大浴場に行きませんでした。
ちなみにタオルは、大浴場にあるので部屋から持っていかなくてよいです。この価格帯の宿なら必須のシステムだと思います。
電気自動車の充電ができます
電気自動車の普通充電スペースが1つあります。事前予約が必要で、1泊1000円です。6kWあるので、一晩あれば大抵の車種でフル充電可能と思われます。
テスラの場合は、アダプターが必要です。持っていきましょう。
トータルコスト
宿泊費は、2泊で計約15万円でした。
内訳は、
本館プレミアテラス2泊(朝食付き)大人2人(子ども2人は添い寝無料)、キャンセル不可料金:114,600円
夕食1人6,200円×大人2人×2日:24,800円
ピザ(2枚)作り:4,000円
電気自動車充電スペース2泊分:2,000円
旅行キャンセル保険:2,900円
星野リゾートはキャンセル規定が他のホテルと比べて厳しく、キャンセル料が発生するのが早く、また、キャンセルできるプランは料金が高くなっています。
なので今回は、キャンセル不可の(比較的安い)プランを選んで、旅行キャンセル保険をつけることにしました。
旅行をキャンセルせざるを得ない状況として考えられるのは、子どもの体調不良です。その場合は、病院へ行った証明を出せば、旅行代金が保険金として支払われるので、損失は保険料分(今回だと2,900円)のみで済みます。
旅行キャンセル保険はMysuranceで手配しました。
総評
価格は高いですが、いわゆる外れでは全然なく、行って良かったなと思える宿でした。
良かったポイントとしては、
小さい子どもが楽しめる(これに尽きる)。
スタッフさんが皆優しくて親切(よく教育されている?ディズニーと同じでモチベーションが高い従業員が多い?)。
コテージのような宿泊部屋はプライベート感があって落ち着ける(本館までの移動が寒いのと両刃の剣ではある)。
イマイチポイントとしては以下のようなものが(強いて挙げれば)ありますが、あまり大きな問題ではないかと思います。
加湿器が部屋にあったのは良いけど古い。。もう少し性能の良い新しい機種がほしい。
この価格帯の宿泊料なら、ミネラルウォーターが部屋にほしい(水道水が十分きれいということかもしれないが)。
ビュッフェのメニューがほぼ固定(と思われる)なので、複数泊だとやや飽きる。
子連れの方は行ってみてもよいかもしれません!