目黒警部が大ポカ!?そして「米花」が初登場!?/エンタメ・リカレント「1周回って知らない名探偵コナン」第4巻①
エンタメ作品をリカレントし、新しい気づきを学んでいく「エンタメ・リカレント」
今回は「名探偵コナン」第4巻から。
4巻の軸は何といってもFile4「はち合わせた二人」からの新幹線内での事件。ジンとウォッカとコナンが再び遭遇するシリーズです。
が、その前のFile 1「甲冑の騎士」から3「File3「書けないペン」でも見逃せない事態を発見してしまいました。
50年以上の歴史を持つ美術館の存続の約束を反故にした新オーナーが甲冑を着た犯人に惨殺される事件が発生するのですが、その犯行現場でさらっと目黒警部が捜査上の大ポカをしていたのです。
File2 「ダイイングメッセージ」30ページでコナンが犯行現場にボールペンが落ちているのを発見し、目黒警部に教えるのですが、こともあろうに目黒警部ときたら、そのまま手にとってしまうわ、書き味試しちゃうわ、ペン先でないとペンを握っちゃうわで、手袋をしているとはいえ、指紋採取のこととか考えたら、かなり疑問の残る行動。さんざん自分で触っておいて「鑑識に回しておけ」って指示したくせに、再び手にとって「書けるぞ」って手帳に書いています。が、結局、不問にされたままコナン君の活躍により無事に犯人は捕まり美術館も存続するのですが、小五郎が部下の時代に同じことしていたら絶対、大激怒ものの行為でしょう。「弘法も筆の誤り」ならぬ「目黒もボールペンの誤り」回でした。
因みにこの存続が決まった美術館の名前は「米花美術館」だったのです。
「米花」の固有名詞は、シャーロキアンやコナンファンならお馴染みのシャーロック・ホームズのベイカー街から由来している固有名詞ですが、よもやよもや(もう古いな。鮮度が落ちるのが早い)」ですが、初めて登場したのはこの美術館だったとは読み返しみるまでわかりませんでした。
ジンとウォッカの遭遇の事件はこれはこれで長くなりそうなのでまた次回に。