![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130980691/rectangle_large_type_2_5dfadfaae57f0b88ae833cfb46e24a62.jpeg?width=1200)
目覚めの日。ADDICT OF THE TRIP MINDS 渋谷eggman
2023/11/26(日)
ADDICT OF THE TRIP MINDS
LIVE -winter-
渋谷eggman
何回もライブを見ていたり、音源を聴いていたのに、ある日突然胸にガッツリ刺さってしまう。そんなことありませんか。
それがこの日のADDICT OF THE TRIP MINDSのライブでした。
昼と夜の2つのライブを見ていくうちに、ぴったりと歯車が合わさったように、うわあ私このバンド好きだわ!という高揚感が。
昼と夜で全くアレンジが違う曲があって。
公式さんのセットリストから記憶を手繰り寄せると、おそらく「偽り感じて」。
昼はチルい感じ、夜は激しめと前に健一さんが仰ってた通りなのですが、そのアレンジがほんと素敵で…セッションしているうちにこうなりました、みたいな。もうそれ聴いて楽しくなってしまい。
前日のインスタライブでのリハでアレンジしていた「一人にしないで」もそうですけど。同じ曲のアレンジ違いに妙に萌えてしまうこと、ありませんか。バージョン違いの音源とかリミックス違いとか、つい集めちゃうやつ。
ほんと最高です。
ていうか、ここまで書いてて、addictはテキストでのライブレポ向きのバンドではないのではないかと思ったりもしてきました。
読むより感じろ。
音源聴くより円盤見るより感じろ。
もしかしたら「体感せよ!」ってもうその一言で終わっちゃうのかもしれない。
一期一会。
同じライブはもう2度と見られない。
PHISH等のジャムを得意とするバンドだとRECが当たり前みたいな感じですが、addictも過去にREC席設けていましたよね。そういうことなのかも。
それでもあえて書いてみると。
90年代オルタナグランジ育ちにはたまらない音作りと曲展開。
独特の世界観。
白シャツに映えるオイルアート。
そこでaddictの音の世界・歌詞の世界を体現するメンバー。
もう推すしかない!!!
(全然、言語化できてないじゃない)
本日は昼夜2公演。
単なる2公演セットリスト違いじゃなくて、趣が違うというのもaddictの素敵なところ。
昼公演はシゲさんがまず登場してベース始まり。
夜は志門さんのギターはじまり。
シゲさんのブォンブォンいうベースの音が忘れられず…あれが噂の新しく導入したエフェクターの音でしょうか。
健一さん、基本ギターは2本。
ギブソンのミラーのやつ(多分レスポール?)と、フライングV。
昼はミラーのギターメイン。
夜はフライングVメインでした。
セッティングも前後入れ替わってました。夜の方が激しめアレンジ&セットリストだったから?
昼公演では一瞬撮影タイムあり。
SNSで祭りになっていたのでご存知の方も多いかと。
あの宙を見つめて物憂げな姿が、「虚ろな目」を思い出せなくて虚ろな目になってたとは誰も思ってなかったよ健一さん…
そして結局、カメラばっかりステージ向いてて誰も虚ろな目になってないから撮影中止って!しかもこれがまたSNSにあげるのに良いタイム感の動画になってたり…偶然なの?計算なの?
男闘呼組じゃないけど、addictもブランクがあったと伺っています。
志門さんは再始動の際に加わったとも。でもそんなこと感じさせない、一体感のある心地よいサウンド。その音に身を委ねられる幸せ。
マイナー調で激しめの音なのに、多幸感がある不思議。
終わった後しばらくそこから動けず、友達に声をかけられて我に帰りました。
この場所から帰りたくない、本当にそう思ったスペシャルな昼夜2公演でした。
公式さんからのセットリスト、記録としてお借りします。
昼公演も夜公演も、まさかの12〜13曲。もっと聴いていたような満足感。
帰りの電車の中で、手が知らない間に大阪公演へ行く術を検索していました。
<昼公演>
1. 私と自分
2. 幸せな日々(New ver.)
3. 推察の最中で
4. ぬくもり求め
5. 何も知らない
6. 今はなき世の中
7. 特別な人
8. 偽り感じて(Slow ver.)
9. 孤独に自由に
10.輝ける亡者(CD ver.)
11.この場所から(New ver.)
—ここからアンコール
12. 無題
<夜公演>
1. 一人にしないで(New ver.)
2. 幻影
3. 心の中の銃
4. 誰もが気付かない日の午後
5. ぬくもり求め
6. 孤独に自由に
7. 偽り感じて(CD ver.)
8. 幸せな日々(New ver.)
9. あの娘は言う
10.輝ける亡者
11.この場所から
—ここからアンコール
12. 今、再び
13. 無題