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ゲームの"コミュ"って読みますか?
昨日の15時から楽曲イベントが始まったデレステ。例によって、イベントページを開いたら音声込みでプロローグコミュが流れる仕様になっていますが、実のところ、ある時を境にほとんどコミュを見ないようになってしまいました。そのあたりの心境について、これからざっくり触れていきます
簡単にプレイ歴を載せる
本題に入る前に自分のデレステ歴の一部を晒しますが、デレステをやり始めたのはシンデレラガールズの3rdライブ"シンデレラの舞踏会"より少し前辺りで、そこからほぼ毎日ログインしています
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"通称アタポンイベント"
で、今現在よりもプレイ環境が快適とは言えなかった最初期の頃はイベント期間内にコミュの全解放を果たすこと(昔は10000で今は5000。5000になってからどれほど経過?)すらままならないほどライトユーザーであったと共に、ユーザー自体の数も凄く多くて(現状1000000位以内で報酬貰えるのは、最盛期のアクティブユーザーがこの辺りだったことから?)、トロフィー獲得とかは恐れ多い感じでおりましたが、ここ最近はたまに銀トロ獲ったり、イベントポイントで10000位以内に入ったこともあったりで、「ああ廃れてるな」と感じています
胃もたれするコミュ視聴
そんな経歴もあってか、イベントコミュは大体解放直後に目を通すようにしていたのですが、さよならアンドロメダのイベント(2020年11月のアタポンイベント)を最後にイベントコミュを視聴しないことが常態化してしまいました。もっとも、その前辺りからアイドルのメモリアルコミュや特訓後コミュの視聴を"後回し"にするようなことをしていましたが、どんどん"後回し"の量が増えてしまっていて、それらの視聴を果たせば、ガシャ10連×8くらい(スタージュエル20000個)は貰える程度にはコミュの未読が溜まってます
で、さよならアンドロメダのコミュに関してはデレステコミュの中でも傑作の部類に入る一方で、フルにオート再生で視聴すると90分近い時間を要し、歴代最長ですが、デレステのイベントコミュはある時を境にフルサイズ60分超えが多くなっています。たまに45分以内で済むイベントコミュ(視聴歴があるもので直近にあたるのが2023年5月末のなつっこ音頭)もありますが、最初期のイベントコミュでフルサイズ60分に到達するのが稀だったことを鑑みると、長いという印象を持たれるのは止むを得ないところです(詳細はニコ動で"デレステコミュ"のタグ検索をするとわかるかと。ちなみに、今回記した"視聴時間"は予告分を省いています)
というか、イベントに限らず、一つ一つのコミュが冗長になっていて、シンデレラマスターのソロ実装時に動かしてたストーリーコミュを筆頭に最初期のそれとは倍以上の視聴時間が設けられています。自分自身のリアル事情との兼ね合いもありますが、アイマスコンテンツとの付き合いを基本的にシンデレラガールズ一本としてきてもなお、コミュ視聴が億劫に感じるのは、"視聴時間"という名の拘束時間の長さとは無関係ではないことは体感としてあります
無機質な"楽曲追加コミュ"、その新装のウラ
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"エクストラコミュ"
佐城雪美ソロもここに入る見込み
さて、今月のキャラバン開始と共に難波笑美のソロ曲が実装されましたが、昨年末の特番の告知で"エクストラコミュ"でやる旨の発表もされていて、その実情が上の画像になります。先日のデレステナイトで佐城雪美のソロをエクストラコミュ経由で実装する旨の発表がありましたが、アニメU149のブルーレイ最終巻限定のストーリーで佐城雪美と遊佐こずえをフィーチャーしたお話が収録されていて、そこで披露された2人のソロから佐城雪美が先行する形で近くデレステに実装される流れなので、遊佐こずえのソロもいずれ同じ流れで実装される見込みです
ともあれ、"楽曲追加コミュ"の概要としては"他のアイドルが介在しないストーリーコミュ"と見做すこともできますが、難波笑美のソロは2023年6月に開催された地元大阪のライブ直後に発売されたスターライトマスターCDのカップリングに組み込まれ、近似のパターンで脇山珠美、小関麗奈のソロも収録されています。その上で、既にソロ曲提供が発表されている望月聖、ライラ、大石泉の3人は3月から6月の中で開催されるツアーの中でソロ披露が見込まれますが、CDへの収録が難波笑美パターンだと、デレステにおける実装は"楽曲追加コミュ"経由になる可能性が少なからずあるように考えています。私個人は直近の浅利七海までに80話存在するストーリーコミュを全員分目を通しましたが、ノンストップ30分モノはザラにあり、そこを敬遠して即スキップのユーザーが多いと見做されていた場合、今後全ての"ソロ一曲目の実装"を"楽曲追加コミュ"を経る形としてきた場合の運営サイドの判断は無理筋とは言えないもののように思えます
"楽曲追加コミュ"ならありがたいアイドルの存在
ちなみに、難波笑美ソロ実装のコミュを実はちゃんと目を通していないのですが、更新データのダウンロードから開くとコミュが"強制再生"され、その場合は必ずボイス込みとなります。掛け合いがない分、"拘束時間"は短く、かつてのソロ実装のほとんどは古い順にストーリーコミュ視聴を経ないと新しいストーリーを開けない仕様になっていたので、そういう"不便"が除かれたことはメリットと評すことができます
で、この状況下であればソロ発表の可能性が高まるのが上田鈴帆です。上田鈴帆は2015年のアニメで唐突にボイスを発し、難波笑美とはボイス実装同期、かつお笑い色が強くて方言使いという共通点を有しています。先月ドミナントを出した市原仁奈よりも重装備な着ぐるみをまとい、市原仁奈から強い羨望を抱かれていますが、ゲームはおろかアニメを含めた音声媒体の供給が年一ペースとなっていて、ボイスが実装されているアイドルとしてはぶっちぎりに露出度が低い存在です。キャスト都合によるものであることは窺い知れますが、今年のライブツアーの中に上田鈴帆の地元である福岡開催が盛り込まれており、難波笑美のソロ発表が大阪開催のライブに絡む形だったことを鑑みると、その時と同じ仕掛けを施す可能性は十分あります
コンテンツの形を作るのは"ユーザー"
ここでほんの少しコミュから離れた話をしますが、昨年8月の発売を以て、シンデレラマスターの"ソロナンバー"は069─つまり69人のアイドルが個別のソロCDがパッケージされたことになっています。その中で、黒埼ちとせを筆頭とした2019年にデレステデビューを果たした7人は、昨年の白雪千夜を最後に全員組み込まれましたが、7人全員がソロ曲のデレステ実装はストーリーコミュ込みの運びとなりました。そんな流れにあって、仮に2019年デビュー組のアイドル7人が公式サイドからシンデレラプロジェクト組と同程度の展開を求められていたならば、デレステ10周年を受けてジュエリーズの発表を行い、そこでシンデレラマスターの動きを凍結させる可能性があります。より穿った見方をするなら、2019年デビュー組のうち辻野あかり(実際のデビューは2018年12月にモバゲー版から初登場)以外の6人はCDデビューユニットとは異なるデュオユニットで楽曲発表とゲーム展開をしていて、辻野あかりがそれを果たせば、公式的には大方"ミッションコンプリート"となり、デレステのサービス終了に向けて大きな前進となります
もっとも、ゲームアプリの生殺与奪の権はユーザー側が握っていて、ポジティブな反応が多くて気前良く金払いをなされていれば続けられる可能性は高まり、その逆ならば遠からず終わることになるという程度の話です。私個人はアイコンに据えた赤城みりあの新しいSSRがもう一枚出たら、天井覚悟のガシャに挑むのはそこが最後と心に決めている一方で、サービスの浮沈に関してはさほど強い関心がなく、シンデレラガールズが関わる新しいゲームアプリ等も欲していません
"私は私"
最後に改めてコミュを通した話を展開しますが、今回コミュについて駄弁りたくなったのは、先日のシャニのLMEと呼ばれる催し物ではゲーム内のコミュとの接し方で得られるものがまるで異なるように感じられる話を見聞したためです。もっとも、自分自身とシャニの関係性はほぼ無縁であり、ギャラリーとしての物言いにしかなりませんが、コミュ、ひいてはコンテンツとの向き合い方をどうしていたかを発するのは非常に重要なことであり、そこから描ける"未来絵図"もあると考えています
ちなみに、ゲーム内のP(プロデューサー)は自分の名を騙っていても赤の他人と捉えています。自発的な言葉を発さないドラクエ型主人公のモバゲー版Pと、八方美人では済まされないほど全方位に自我を持ってセリフをこぼすタイプの主人公であるデレステ版Pの両方と付き合って至った"境地"ですが、デレステコミュ─特にイベントコミュに関しては"赤の他人同士の雑多なやり取り"という認識をしていて、プレイヤーであるユーザーが蚊帳の外にやられてしまうことを避けて、コミュが読まれなくなるという機微はあるかもしれません
─まあ、今回のテキストは事象も示しつつ、基本的に"お気持ち"ベースで連ねてきたので、"怪文書"として扱っていただけたら幸いですが、Pとかユーザーとかの肩書き云々は横に置くとして、彼らの発信や活動は"独立独歩"として扱うのが、それらへの向き合い方としては誠実かなとは考えています