見出し画像

アメリカ人の子供の養育費(child support)を請求する方法

アメリカ人の子供を一人で育てているシングルママの皆さん!

養育費、諦めていませんか?

日本在住でアメリカ人の子供の親から養育費を回収することは難しいと思っていませんか?

アメリカにはどの州にも、子供の養育費(チャイルドサポート)を行政が代わりに強制的に回収してくれるシステムがあり、とても厳しい罰則が設けられているので、実は日本で日本人の親相手に養育費を回収するよりも簡単に養育費を請求できるのをご存知ですか?

この記事では、

アメリカの養育費回収システムについてと、申請方法や手続きの進め方そして裁判の進め方を

実際に未婚でアメリカ人の子供を持った私が

・弁護士費用なし
・相手と連絡なし
・英語力なし


で月1200ドル(日本円で約18万円)!貰えるようになるまでの道のり

と共に
ご紹介していきたいと思います。

「米軍属の彼が子供ができた途端行方不明になった!」
「彼の子供を日本で産んだが彼がアメリカに帰ってから音信不通!」
「アメリカ在住の男性の子供を日本で産み一人で育てている!」
「離婚後日本に子供と帰国したが養育費を一切もらえていない!」
「アメリカ在住でも子供の養育費もらっていない!」


こんな方いませんか?

弁護士費用が無いから、面倒臭いから、と養育費の請求を諦めていませんか?

私が月1200ドルの養育費をもらえるようになるまでにかかった経費は

・国際電話料金 約1万円
・行政書類の発行手数料 2000円程度
・コピー代 数百円

たったこれだけです。

ただし、アメリカの養育費回収システムに関する詳しい情報は日本語で探してもほとんどなく、自分で一から色々と調べて申請したのでとても手間と時間がかかりました。

こんなnoteがあったら、もっと早く簡単に手続きをサクサク進めていけたのに!というような情報をまるっと提供させていただきたいと思います。


アメリカ養育費回収システム(チャイルドサポート)とは

アメリカの養育費回収システム、通称チャイルドサポートは、両親の間で子供の養育費を確保するための制度です。州ごとに異なる法律や規制がありますが、一般的なプロセスは以下の通りです。

申請と計算

: 養育権を持つ親が、非養育権を持つ親に対して養育費を求めるために申請を行います。養育費は双方の親の所得、子供の必要経費などを基に計算されます。

支払い命令

: 計算された養育費額に基づいて、裁判所は支払い命令を出します。非養育権を持つ親は、一定の期間ごとに養育費を支払う義務があります。

支払いの管理

: 支払いは州の機関や専用のシステムを通じて行われます。給与天引きが原則的で、所得税還付金からの取り立てや失業給付からも取り立てます。
また、財産への先取特権なども認められています。支払いが遅延したり滞ったりする場合、罰金や違反者リストへの登録などが行われることがあります。

監視と変更

: 収入や家庭状況が変化した場合、養育費の額を変更する申請が可能です。裁判所は変更が適切かどうかを判断します。

取り立て

: 支払いが滞る場合、州の機関は様々な手段を使って取り立てを行います。給与の差し押さえや、連邦税還付金からの差し押さえなどが行われることがあります。州によっても違いますが、1000ドル以上の高額滞納者に対しては、クレジット会社への通知、州の商工信用局への通報や運転免許などの停止措置などがとられます。
さらに滞納額が多くなるとパスポートの没収や収監もあります。
養育費を払わないことは犯罪者であるという扱いで、州によって指名手配の犯人のようなポスターが作られていて、それがインターネットからもダウンロードできる形になっています。

アメリカのチャイルドサポート制度は、子供の福祉を保護し、経済的な安定を提供することを目的としています。
州ごとに異なるルールや手続きが存在するため、具体的な詳細については州の法律や規制を確認することが重要です。

各州のチャイルドサポートのウェブサイトとリンク

• ニューヨーク州  https://childsupport.ny.gov

• テキサス州 https://csapps.oag.texas.gov

• アラバマ州 https://dhr.alabama.gov

• Alaska: https://childsupport.alaska.gov

• Arizona: https://des.az.gov/services/child-and-family/child-support

• Arkansas: https://www.dfa.arkansas.gov/child-support/

• California: https://childsupport.ca.gov

• Colorado: https://childsupport.state.co.us

• Connecticut: https://portal.ct.gov/DSS/Child-Support

• Delaware: https://www.dhss.delaware.gov

• Florida: https://childsupport.floridarevenue.com

• Georgia: https://dcss.dhs.georgia.gov

• Hawaii: https://ag.hawaii.gov/csea/

• Idaho: https://healthandwelfare.idaho.gov

• Illinois: https://www.illinois.gov/hfs/childsupport

• Indiana: https://www.in.gov/dcs/support/

• Iowa: https://childsupport.ia.gov

• Kansas: https://www.dcf.ks.gov/services/CSS

• Kentucky: https://chfs.ky.gov/agencies/dcbs

• Louisiana: https://cafe-cp.dcfs.la.gov

• Maine: https://www.maine.gov/dhhs

• Maryland: https://dhs.maryland.gov

• Massachusetts: https://www.mass.gov/child-support

• Michigan: https://www.michigan.gov/mihms

• Minnesota: https://www.dhs.state.mn.us

• Mississippi: https://www.mdhs.ms.gov/child-support/

まずは子父が住民票を置いていると思われる州のチャイルドサポートのサイトからチャイルドサポートの申請書をダウンロードしてください。

ここから先は

773字

¥ 1,000

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?