【感想文】Zeroからはじめる Kindle出版パーフェクトマニュアル
昨年、初めての電子書籍での出版を経験し、そのノウハウを改めて人に説明することになりました。そこで知識を整理したいとおもい、本書を購入しました。
一度経験があったので、流し読みする程度かと思っていましたが、まだまだ知らない情報があり、とても参考になりました。改めて、備忘録を兼ねてnoteにまとめておきたいと思います。
全体の内容は、次ぎの目次の通りです(Amazonより抜粋)
制作方法で参考になった章は次の2章です。
第8章:思わず読みたくなる表紙を作るには
ここでは、Canvaを使って表紙を作る方法が紹介されていました。
https://www.canva.com/
第10章:原稿の電子書籍化(Epub化)手順1
ここでは電子書籍を作成するための無料エディタ「でんでんエディター」の紹介と使い方が説明されていました。
上記のように、まさにZeroから始める方にとってはコストをかけず作成する方法分かるので、電子書籍作成のハードルもぐっと下がるかとおもいます。
また巻末のLINE登録をするともらえる3つの読者特典では、動画でKindleの複雑な収入計算の方法や、原稿を分かりやすく書くことが収入アップに繋がることなど、が動画を使って説明されていました。文章だけでは難しくなりそうな内容が動画にされていたことで、スムーズに頭に入れることができました。
電子書籍作成に抑えておきたいポイント
今後、電子書籍を作成するにあたって、改めて抑えておきたい項目をピックアップしました。個人的に重要だと思った箇所なので、偏りがありますがご了承くださいませ。
電子書籍のユーザー層
20~50代 男性サラリーマン
通勤途中、就寝前などの隙間時間で電子書籍を読む傾向
読み切れる量:1万文字程度
売り上げを上げるためのやることリスト
1. 著者ページを作る
・1つのアカウントに1つの著者名(ペンネーム)のみの登録
・著者の情報がひとつ増えるので、そのまま売れ行きに繋がる
・写真、動画を掲載できる
・売り上げランキングが表示されるようになる
・自分の書籍を登録できる(●●さんの作品として、一覧表示できる)
・「略歴」で自己PRができる
・プロフィール写真がアップできる
・動画で著者や著者について宣伝できる
2. その他
・既に出版している電子書籍に、新たに出版した書籍の紹介リンクを張る
(巻末だけでなく、本文中にも掲載)
・Googleアドセンスを利用する
自分のブログ記事に読者が訪問してくれたとき、記事無いの広告をクリックすることで報酬が発生する仕組み
・電子書籍の内容をブログにして掲載する
・KDPセレクトに登録+Kindle Unlimitedを使う
(楽天KOBOなど、他のプラットフォームで販売することは禁止)
・著作権のある記事を自分のブログに上げることは問題ない
・ブログから記事をまとめる → Kindle出版
・Kindle出版→記事を分割してブログにする
・SNSの活用
・Kindle出版の先にある集客とブランディングをフル活用した手法
(巻末の公式LINEに登録など、リストマーケティングに繋げる)
・公式LINEなどでバックエンド商品を売る
読者限定3大特典など
[ Amazon 独自サイト機能のメリット]
・出版数を増やす
・自分の電子書籍を読んだ読者
→Amazonから他の書籍の紹介メールが配信される
・検索でサジェストされる
Amazonの収入計算
1. 定価から差し引く
Amazon オンリー:定価の70%
販売経路増やす:定価の35%
2. Kindle Unlimited に登録している場合
1ヶ月980円のUnlimi料金 → 全体の契約で約50億円 ÷ 読まれたページ数
ここ数年は 1ページ0.5円
収入体系
売れた書籍+読まれたページ数=Amazonの収入
正直、金額以上の価値がある本だと思いました。他にも有益な情報は多々記載されていましたので、詳しくは書籍をご一読いただければと思います。
これから始める方に、導入にオススメしたい本です!
本書とは関係ないですが編集エディタとして気になっている「Hagoromo」というソフトも記載しておきます。
https://www.artman21.com/jp/sparkle/hagoromo.html
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?