「僕にはママだけ」じゃなくてみんながいる
こんばんは。チハルです。
「ことば」の募集を先日からはじめましたが、
もう応募してくださいましたか?
まだの方はこちら。
私はいわゆる「良い母」ではないと思っています。
家事も適当だし、育児は雑だし、部屋は片付けないし、自分のやりたいことばかり考えてるし
たまに自己嫌悪になるけれど……
だから、生みの母である自分こそ
息子たちをいちばん上手に育てられるとか
いちばん理解できるとか
全く思っていなくて。
むしろ、私に出来ることは
私以外の、味方を増やしてあげることだと
思っています。
2人の息子には
まず優しいパパがいます。
パパは厳しいところもあるけど細やかで
私のこともよくフォローしてくれて
休みの日に熱心にギターを練習するのを、
横で息子たちが身体を揺らしながらきいています。
おじいちゃんとおばあちゃんは近居で
時間があると気軽に顔を見に来てくれます。
おばあちゃんは、たくさん手遊びや絵本読みをしてくれて
おじいちゃんは公園でたくさん遊んでくれます。
もうひとりのおばあちゃんは月に一度、電車に乗ってきてくれて
一緒にプラレールをしたり、時々お買い物したりしながら
成長に目を細めてくれます。
(その日は、家がとってもきれいになります。笑)
園に行くと、優しい先生たちがいます。
友達がいます。
息子たちの名前を呼んでくれて
一緒に、泥だらけになって遊んだり、作物を育てたり、手を繋いで近くの川まで散歩したりしてくれます。
どれも、私とだけ一緒にいたら
できなかったことです。
先日、私がうっかりお迎えに遅れてしまい、
出てきた息子は、泣いていました。
謝りながら、びっくりする私に、
付き添っていた先生が
強く言いました。
「お友達が帰っていくのに、ひとりで待ってて
さみしがって泣いていたんですよ。
お母さん、どうしたんですか。
気をつけてくださいね」
申し訳ございません、気をつけます、と私が答えて、
もう一度頭を下げて、それから息子を見ると
静かに、泣き止んでいました。
園として、お迎えが遅れて困るというのはもちろんだろうけど
息子のかわりに、私に伝えてくれたんだろうな、と感じました。
味方になってくれる先生がいて
よかった。
息子よ、
これは君の人徳で、財産だよ。
子どもを応援してくれる人
子育てしているおうちの方を応援してくれる人は
きっとどこかにいる。
外出もできず疲れ果てていると、
自分の味方は誰もいないと思うかもしれない。
でもそんなことはない、見えないだけで
きっとどこかにいる。
育児日めくりカレンダーで、
そういう、目には見えない遠くの温かい想いを
見えるようにできたら、いいなって思います。
息子たちを大切に思ってくれるのが
ママだけじゃなくて、ほんとうによかった。
でも私は私で
君たちのことを大好きで大切に思っているよ。
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