没頭力
突然ですが、私は、3度の飯のために生きています。笑
こんにちは。Sakiです。
まぁ半分冗談で、半分本気です。特にここ最近は、大変なことがあったり、疲れていたりしていても、美味しいご飯を食べるだけで、スッとモヤモヤが軽くなったり、気分が良くなったりします。えぇ、お気づきでしょうが、ただの食いしん坊です(笑)
そんな私が、食いしん坊の私が、3度の飯を忘れることがあるんです。
何かを創作している時、と
小説の残り半分になった時。
昔から物作りが好きで、洋服をリメイクしたり、編み物をしたり、レジンにハマったこともあるし、ビーズもやったりしました。気付いたら数時間はザラ。そして小説はというと、残り半分に差し掛かると、すこーしずつ伏線の回収が始まってきたり、逆にガラッと新たな展開になったりするじゃないですか。あれはずるいですね。読み終えるまで止めることができません。夕飯も食べずに何度夜中を迎えたことか…。小説家の皆さん、そんな引き込まれる作品をありがとうございます(笑)
ほんと、ついつい、没頭してしまいます。
前置きが長すぎましたが、こどもの何かに没頭する姿って、本当に愛おしいと思います。「うちの子は集中力がなくて…」と嘆いている方に出会ったことがあります。でも、この世に生を受けて、「いやー、あんまり現世にやる気ないんよー。歩くのとかだるいし、言葉覚えるとか無理だわー」なんて、意欲皆無(笑)のこどもはきっといません。もちろん、一人ひとりのペースはあるけれども、「生きたい」「やってみたい」「できるようになりたい」という思いが全身から出ているような気さえします。
ちいさなこどもでも、個性って本当にそれぞれですよね。だから、苦手なことも出てくるし、確かにやりたがらないこともある。でも、「そんなことがそんなに気になる?」とか、「何にそんなに夢中になっているの?」とか、「おーい、もう帰ろうよー」(ブランコに2時間乗り続ける我が子への母の嘆き。笑)なんてこと、ありませんか?
その時こどもは、ものすごく集中しているのだと思います。言い換えれば、没頭しているんですよね。
集中していないと思うのは、大人が集中してやってほしい時に集中してやってくれない時(笑)。いや、そりゃ、宿題集中して早くやっちゃえばいいのにって、思いますけどね(笑)
興味をもつものは、千差万別かもしれませんが、こどもが何かに没頭するという経験、それを見守ってくれた大人がいるという安心感、没頭した先にあるこの上ない満足感…。きっと、大きな糧になることでしょう。
そんな没頭力、どのこどもにもきっとあります。その子なりの没頭ポイントを見つけるのが、私の趣味のひとつでも、あるのです。