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【子育て】こんなときどうする? #16 何度言っても聞かない時 〜愛と無関心〜
元保育士/元幼稚園教諭が、子育てにまつわる、こんなときどうする?の疑問に答えていきます。
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トイレから出ても手を洗わないとか、歯磨きをしないとか、お風呂に入らないとか、ゲームをやめないとか、いつまでもご飯を食べてるとか、明日の支度をしないとか、宿題をしないとか、兄弟喧嘩が絶えないとか、片付けをしないとか…
子育てをしてると、「何回も言ってるんだからいい加減やってよ!」と、思うこと、あるのではないでしょうか(笑)
言う側も疲れてくるし、言われた子どもの方から「うるさいな、分かってるよ!今やろうとしてたんだよ」なんて言い返してこようものなら、さらにイライラしますよね(笑)
子どもは、そもそも大人の思い通りにはなりませんし、「思い通りになるはずがない」くらいに思っていた方が、もしかしたらストレスはないかもしれません。
言うことを聞いてくれるという期待がない分、ストレスも軽減するかもしれません。
と、それだけでは話が終わってしまうので(笑)、今日はどうしても言うことを聞かない時に、大人が知っていた方がより子育てが楽になる心構えをお伝えできればと思います。
愛の反対は何か
かの有名なマザー・テレサは、愛の反対は憎しみではなく、無関心だということを言っています。
何もせず、傍観者でいることが、愛の対極にあたるということです。
芸能人でも、アンチの人々に対して「少なくとも関心をもってくれているからこそなので、ありがたいです」なんて明言している方もいますよね。
ここでは、子育ての話ですので、少し意味合いは変わりますが、子どもが言うことを聞いてくれない時、何度も叱ったり、ちゃんとできるまで何度も何度も教えたりすること、それは愛の一部なのですよね。まずは、そうやって愛をもって子どもに接している自分を、しっかりと認めてあげてくださいね。
そして、これだけはやめてほしいということがある、そんな時は、
温かな無関心
を意識してやってみてください。
望ましくないことをしているあなたに、私は関心を示しません
ということです。
ここでは、愛の対極にある無関心というよりも、子どもに「そうではないよ」ということを示すための無関心です。
褒めることも叱ることも、子どもにとっては大好きなお母さんお父さんが自分に向き合ってくれている、関心を示してくれていると感じることがあります。
これは極端な例ですが、どんなに上手にできた時でもお母さんが褒めてはくれず、悪いことをした時に思いっきり叱られるということが日常的になっている場合、その子どもはお母さんの関心を引くために叱られるようなことばかりするように、エスカレートしていくなんてこともあり得るのです(誤学習とも言います)。
お母さんお父さんの反応がないことによって、「あれ?これは関心を示してくれないことなんだ…いいことではないんだ」ということを徐々に体感していきます。
その分、望ましい行動ができた時には、その逆でしっかりと反応を示し、十分に認めてあげてください。
「あなたのためを思って言っているのよ‼️」と、言葉で伝えるより、もっと心の奥深くでのつながりが感じられるかもしれません。
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