小さい幸せ
何か大きい幸せを掴もうと四苦八苦するよりも小さい幸せを積み重ねたい
わかるわかる超わかる
でかい事業を起こしてたくさんの人を幸せにするとかめちゃくちゃお金持ちになるとか世界征服とか人から尊敬されたいとか
それのために耐えられるかわからないような苦痛が待っているなら、毎日15時に好きなおやつを食べられるけど大したイベントはない。とかのほうがいい。
たま~にちっぽけな嫌なことがあっても、友達のランチでぐちぐち言って「あ~すっきりした!」くらいで発散されたい。
余りにも愚かで凡庸な私よ
時には大きなものをつかめると勘違いしよう
時には人の誉め言葉に「自分って特別!?」って勘違いしよう
そうしてやる気になって、自分を奮い立たせるためにケーキを食べよう
「なんだやっぱり平凡じゃん」って気づいたら、慰みの長風呂
お気に入りの入浴剤とか入れちゃって、チルな音楽とか流しちゃって、
エモ~なんてありがちな感慨を抱こう
かわいくなりたければ、かわいいお洋服とときめくコスメを買おう
かわいくなった気がして、たまに褒められたりなんかして、調子に乗ろう
夜中におなかがすいたら、コンビニにアイスとか買いに行こう
「ギルティ~~」とか思おう、冷たさをかみしめよう
嫌な人、嫌な仕事にぶち当たったら、家族に会おう、友達に会おう
「私って周りの人だけには恵まれてる!」とか思おう
ちゃんと感謝はしよう(とても大事)、そして時には贈り物でもしよう
嗚呼、今となんら変わらぬちっぽけな生活、矮小な生活の中にちりばめられた星々のような幸せたち
なんと愛おしい私という愚かな存在
年を重ねるにつれて、自分を客観的に見ることは上手になった気がする
ちっぽけな私を眺める神的な私、なんとおおらかなことか
小さな幸せを繰り返して生きる私を眺めて、大きな何かを得た気がして、これからも何とか生き抜くことにしました