Twitter(X)やめた理由。
Prologue
飲食物のパッケージの裏、さびれた駅にあるポスター、気になる小説の帯の紹介文。
などの定型文なようで定型文じゃない文章を「ふ〜ん」感覚でじっと見るのが好きだ。人の話は聞かないくせにこういうちまっとした文章を読むのが好きなのだ。
私とTwitter
Twitter(X)は確か私が高校生ぐらいのときに、mixiと同じような感じで流行った気がする。当時〜専門学校くらいは、やっている人はやっている、やっていない人はやっていない、そして徐々にInstagramやTikTokが流行り始め、どちらかというとTwitter(X)はある種"裏"の存在になっていた気がする。
アカウントの作りやすさもあり、私は複数アカウントを持ち共通の趣味や専門の情報を得たいときなど、使い分けていた。いつしかそのアカウントごと、そのときどきにその自分になりきるような感覚に陥っていたと思う。
冒頭で話した通り、私はちまちまとした文章を見るのが好きなので、人間的にTwitterとの相性がよかったのだ。
なので基本朝起きたとき、電車の移動時間、眠れないとき、仕事の一服休憩
など、ことあるごとにTwitterのアイコンを脳死で開いていた。もはや頭で考えずに指が動いているのだ。大脳皮質の働きはゼロ。
適当に見ているものでも、あっと驚くような情報があったり、勉強になるもの、日常で使えるライフハックなども多かった。
いわゆる「これだからTwitterってやめらんねーな」状態だった。
ちなみに仕事用のアカウントものらりくらりやっていた割には2000人くらいのフォロワーがいて、ドカバズするわけではないがまぁまぁの伸びだった。
そんな順風満帆なTwitter生活を送っていた私だが、あるときそのXデーは突如やってきた。(だれうま)
堕ちたところから戻りにくい
私のことをよく知ってくれている人は、私の「堕ち」がなんとなく想像できることだと思う。
落ち込む、とか萎える、とかではない、「堕ちる」感じ。
生い立ちに不具合がある人種が味わう、あの闇。
私は齢30がすぎても、未だにこの堕ちがある。まぁ定期的にくるので慣れてはいるのだが、あるときこの堕ちがなんとなくいやに長いときがあった。
私は自分でビジネスをやっているので、この堕ちる時間が長ければ長いほどシンプルに売上が下がる。サービスの質が低下する。なので極力堕ちは最小限にしたい。
いつもよりも長い堕ちに対して、なんでだろうと色々と探ると
「SNS(特にTwitter)は気分の低下を招く」と書かれているではないか。
正直私は他人のInstagramやFBをほとんど見ない。TikTokに゙関してはアプリすらダウンロードしていない。
では常に見ている刺激の強い・情報量の多いSNSといえば、、、、そう、、、、
ということで、安直だがTwitterをスマホから消してみた。
メンタリストDaigoが、1ヶ月情報に触れないだけでもだいぶ脳は快復すると言っていたので、とりあえず1ヶ月消してみようと思った。
実際のところ「ほとんど変化はない」wwwwwwwww
でも逆にいうと、そんな日常生活に対して変化をもたらさないものから、
朝起きたとき、移動のときなどのゴールデンタイムに時間をもっていかれていたのだ。
そう思うと、今となっちゃ恐ろしい。
あと、私がTwitterから得ていた情報ってきっと思ったよりも自分の人生に関係のないものが多かった。けどそれをあたかも「自分の人生に関係のある情報」だと思わせるようなアルゴリズムがあるんだよね。これが中毒性の根幹だと思う。芸能人の不倫とかこの世で一番どうでもいいけど、めっちゃアクセスされてるもんね。
でもTwitterはすごい
いやでもTwitterってほんとすごいのよ。まずはあの「リアルタイムな情報収集」地震はTwitter集合の合図、とかあったもんね。
あとはエンゲージメントのしやすさがダントツ。こわすぎる。ちょっとバズったらすぐ芸能人とか政治家とか企業に届いたりする。
ハッシュタグとトレンド機能は人間の購買ならびに様々な私利私欲とかを刺激する機能だと思う。
そして私自身今でも毎日「Twitterみたいなぁ」って思うから、まじで中毒性高いコンテンツなんだろうな、、、(Twitter消して現在3ヶ月)
Epilogue
結局Twitterのいいところわるいところたくさんあるけど、
もし時間を吸い取られたり、害悪刺激強めコンテンツに引っ張られてしまうようだったら
・見る時間を決める
・ほんとうに興味あるものだけ(フォローだけ)表示する
・思い切ってアプリアンインストールする
っていう選択肢もありだと思う。
おまけ
140字という決められた範囲内でものごとを書くのが好きな私のつぶやきのしたがき集(実はめっっっっっっっっちゃある笑)
とかいいつつ俺のTwitter