「恐怖」が原動力な女の話。
「かめきちさんは真の陽キャですね」と先日言われた。
そう。私は明るい。
人付き合いもうまいしいわゆる「敵をつくらない」タイプだし、
「かめきちさんと話すと元気がでます」と言ってくれるくらいの
明朗活発な性格である。そしていつも努力ができ、前を向いてことを進めていくのが私のいいところだ(高すぎる自己肯定)。
ただ、これと同時に「どうしてそんなに努力ができるんですか?」というような質問もありがたいことにたくさんいただく。
はてさて、私はどうして努力ができるのであろうか。
毎日毎日勉強したことをアウトプットできるのであろうか。
ここについて、自己分析してみたので、書く。よし!!!!!!
まず大前提、私は常に怯えている。
実は、陽キャ伝説かめきちの裏には紛れもない「恐怖」がつきまとっている。
こどもを目の前にしたときの恐怖。
こどもの介入で結果がでなかったらどうしよう、という恐怖。
こどもが泣き止まずにチアノーゼがでてしまったらどうしよう、という恐怖。
「金返せ!」といわれたらどうしよう、という恐怖。
この保護者へのアドバイスでこどもの一生が決まってしまったらどうしよう、という恐怖。
このInstagramのストーリーで傷つく人がいたらどうしよう、という恐怖。
インスタライブが始まる5分前、カメラと照明をセットしたあとに襲ってくる恐怖。
講座がはじまる前、Zoomにたくさんの人が入ってきたときの、恐怖。
いつも私は臨床の前、ライブの前、講座の前に胸に手をあてて
(大丈夫大丈夫、怖くない怖くない、かめきちならできる、できるできるできる…)と呟いている。
そう、常に物事をはじめるときはどんな感情よりも先行して
「間違えたらどうしよう」「人を傷つけたらどうしよう」「不快な気持ちにさせたらどうしよう」
=「こわい」
という感情になる。
これは何年情報発信をしていても変わらないし
何年保護者とこどもと対峙しても変わらない。
私は一生「恐怖」と生きているのだ。
ただそんな私もずーっと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしているわけではない。
それなりに場数を積んで、それなりに成功体験があれば当初ドキドキしていたこともだいぶリラックスして臨むことができる。
そうやって落ち着くのも束の間、やはり襲ってくるのは「初めてのことに対する恐怖心」。
それを打破するには
❏事前準備を行う
❏知識をつける
❏あらゆるリスクを予測しておく
ことが大事なのだ。
怖いから毎日勉強する。
怖いから毎日アウトプットをする。
怖いから進んでいく。怖いながらも進んでいく。
だって進まないほうがもっともっと怖いから。
そう、私のこの熱心な原動力は「恐怖」からくるものなのだ。
「こわい」「いやだ」「どうしよう」と思ったとき、
いつもそれを凌駕する気持ちが現れる。それは
私の恐怖なんて
こどもの発達に対して悩む親、
こどもの診断を受けるときの親、
こどもの今後の人生や生活を悩む親に比べてたら
屁でもない、ということ。
私よりももっともっと怖い思いをしている人が目の前にずらっと並ぶのだ。
私は怖がっている場合ではない。
今日も明日も進むぞ。
⇣「日本一リアルタイムに相談できるPT」SNS
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?