神様がくれるご縁
先日、同窓会を通じて高校時代の同級生(女性)と久しぶりに会うことになった。
とはいっても、淡い青春カムバックの話ではないことを最初にいっておく(笑)
今まで、
ほとんど同じクラスになったことないし、
気が合うというわけでもないし(失礼)、
仲が良かったわけでもない(失礼再び)。
ある時ふと連絡があり、
「ちょっと相談があるから、コメダででも話さない?」なんて話になった。
当日話をしていても、雑談ばかりでなかなか本題がでてこない。
「いつ宗教でも勧められるのかな??」なんて想像しながら、
「こんな雑談久しぶりだな。雑談って楽しいな」と感じていた。
最後まで本題が出てこないので、
勇気をだして「で、用件ってなんだった?」と聞くと、
「この前 元気なさそうだったからさあ」と短い言葉をくれた。
「話を聞いてもらってたのは僕の方だったんだ!!」
そこでやっと気づいた僕は、仕事の愚痴に共感してもらったりしながら、気分良く珈琲屋をあとにした。
そんな雑談の中で、
「最近、うちの両親がやってる旅館に外国人客が多くてさあ」なんて話を聞いて、
昔、料理やら英語やらやってた僕は、興味をもった。
後日勢いあまって、旅館の様子を少し体験させてもらうことになった。
静かなお父さんと、気の利くお母さん。
仕事の様子や、なんだかんだ言って仲の良いご夫婦の様子を感じさせてもらった。
ホテルで料理をやっていて、見切りをつけて大学へ行って、英語を勉強してというお父さん。
どこかで聞いたことあるような話だ。
「料理と言っても、玉ねぎとじゃがいもの皮をむいてただけだ」と言葉少なげにおっしゃるお父さんに強く共感した。
僕は今でも、家庭のキッチンに皮を剥いた玉ねぎを数個用意しておかないと気がすまない。
テキパキと気さくに指示をだしてくれるお母さん。
いきなりわけのわからない”娘の同級生”がやってきたのに、名前をよんでくれながら役割を任せてくれた。
そして言葉少なげに、魚の焼き方を教えてくれる同級生の旦那さん。
大して役にも立たなかったが、
料理の頃、
英語のこと、
チームで働くということ、
役割を認めてもらえるということ、
せわしなく一緒に食べるまかないのおいしさ。。。
色々感じた、充実した1日だった。
こんなふうに、ひょんなことから”同級生のご両親”とご縁をいただいた。
神様は、今僕に必要なご縁を、本当に遠いところから強引につなげるものだと感心したりした。
とても楽しい1日でした。ありがとうございました。
また、ご縁のあるところでお会いしましょう!!