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近未来予想  スマホの次の時代の変化は何か?



前回、インターネットによる生活の変化、スマホによる生活の変化について書いてみた。

では、次の変化はなんなんだろう?

結論から言うと、
15年後の、自動運転の世界だ。
つまり、タクシー代が10分の1になった世の中だ。

自動運転というと技術のことをいう人も多いが、技術はもうほぼ出来上がっている。
あと15年ぐらいかけてトヨタをトップとした自動車産業との政治的駆け引きで法整備がされていく。

タクシー代が10分の1になると、
運転できるかどうかに関わらず移動が自由になる。
交通の世界のラストワンマイルの問題が解決してしまう。
高校生も、高齢者も。
地下鉄駅前に住む人のような移動の自由さをすべての人が感じられるようになる。
相対的に、駅前の価値というのも下がるだろう。
車を所有しなくなる。
駐車場も郊外に広めのがあれば、自宅横に必要なくなる。
物流コストも下がるだろう。

移動が完全に自由になるという世界。
スマホで、想像したものが手に入ったり、連絡が自由にとれたりするようになったように、リアルな移動のハードルが下がる。
住む場所の選び方もかわってくる。不動産価値も変わるだろう。

自分で運転しなくなるわけだから、移動中も自由にできる。
大きなプロジェクターで映画をみながら移動できる車や、
カラオケ、キャバクラのようなコンパニオンサービスも出てくるかもしれない。

もっとSFのような話にすれば、
テレワークや、遠隔授業、などのインターフェイスもよくなっていくだろうから、車の中ですべてが済んでしまうという世界も考えられる。
家すらいらないような。

キャンピングカーで暮らしながら、
自宅を提供すれば、全国の提携民泊やホテルを転々とすることができるような仕組みを利用して、安価に移動を楽しめるような世界。移動していることすら感じない世界。定住してなくても、仲の良い友達はグループラインの中にいて、リアルに会っていなくても親密で。たまにイベントなどでリアルに会ったりしてまた仲良くなって。

運転だけではなく、人がやっているさまざまな仕事を自動でやる機械もできてきて、人の関わる仕事がなくなる。
判断すらAIがするので、例えば一番相性の良い夫婦なども選んでくれる。
個人の世界から無人の世界への変化だ。


そんな、自動運転後の世界を、
暇な長距離運転しながら想像してみた。

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