新しい社会主義とは?
アマゾンプライムがだいぶ浸透してきた。
プライムビデオでは、年間5000円そこそこで莫大な数の映画が見放題となる。
その昔は、映画館、レンタルビデオで吟味して観ていたものが、晩酌ついでに検索して観るようなスタイルとなった。
お金を持っている持っていないの違い関係なく、映画を楽しむことができる。
ユニクロだって、メルカリだってそうだ。
バブルの時代には、ブランド物のジーンズや、その後もビンテージジーンズなどを中心にしながら、ジーンズショップで1万円ぐらい使っては服を買っていたりしたが、ユニクロの出現で、随分服にかかるお金は少なくなった。
さらにいえば、ユニクロですら新品を買わず、メルカリでそろえたりする。
そうすれば、かかるお金のことをそれほど気にせずに気に入ったものが手に入る。そんな時代だ。
気に入らなければ、買った値段とほとんど同じ値段で売ることもできる。
使えるお金の量が、持てるものや楽しめるものと直結しない時代になってきた。
みんなが、ほとんどのものを楽しめる。
だからこそ、自分はなにを楽しみたいのか?
自分はどんなことに興味を深められるのか?
なにを経験してきたのか?
どんな時間を過ごしてきたのか?
そんなことを普段からひとつづつ深めておかないと、
ふとした瞬間に、つまらなく感じてしまう。
新しい社会主義とは大袈裟だが、アマプラ見放題から少し思いをはせてみた。